疲労と寝不足が祟ると、風邪を引き易くなる。手洗いと嗽の徹底は必須で、何とか凌いでいるところだ。寝込むと、日頃の疲れが吹き出てしまいそう。気力がはっきりしているので、大丈夫とは思うが、帰宅したら通草酒を含む。リンパ腺が腫れた。
この時期を乗り切ったら、と思いつつ仕事をするが、若い者が動いてほしい。補助的な内容での契約なのに、常勤以上の業務である。先日も、浴槽洗いと、体の洗剤を、間違えて入れていたが、なくなる前に補充していたことに気づかないのに絶句。
食器を壊すな、とは言わないが、洗濯物を混ぜるな、と常々思ってはいる。純毛のセーターを普通の物と一緒に洗えば、縮むのは解かりきったことで、そのような高価な衣類を、弁償しなくてはならない、と何故考えないのか。注意を怠っている証拠。
用事をするのも、一度で済むようにメモをして行く心がけが足りない。何度も空足を踏む。食べた食器はそのまま放置。作ってくれて、提供してくれることへの感謝が足りない。座っての記録と電話番なら、誰でも出来る。重労働をしないと決めている。
介護の仕事は、トイレ介助、入浴介助が主で、見守りながらの食事介助が加わる。全体を見ながらの業務には、怪我がなく、安全と安心と、自由がなければならない。認知症と言えど、生きている相手であるから、信頼関係を築いていかなければ・・・
帰宅して、真実ほっとする。一日、怪我も無く、無事に過してくれたことにも感謝。時間の中で、決まったことをさりげなく行うことは難しい。皆個性豊かで、環境の異なる人間が集まっているのだ。一日の流れが遅く感じることや、疲労困憊の日も多いが。
枇杷葉の花芽の匂いを嗅ぎ、心の平静さを取り戻す。自分の時間を持てることも有難い。誰かのために、何かができることも感謝。歓びの顔に安らぎ、明日へのエネルギーをもらうのだ。サンタさんからの珈琲を口にし、やさしい気持ちに浸れる時。
昨夏のトマトは、たくさん生った。味も美味しくてかぶりついた。塩だけで口にするのがたまらなかった。