連載中の劉邦が、この末に終わる。これまでだと、項羽の方に気持ちがあったが、歴史を知ると供に、着眼点の違いに引き込まれてしまった。内容は、項羽と劉邦の戦いで、その方法や、人の生かし方に驚嘆してしまう。天空の舟で填まった。
友人が、我が家の本棚から読んでいる書籍は、その殆んどがもらった本。或いは、直接お逢いして、サインを入れてもらった。それだけに想いも深く、情景が鮮明になる。児童書は、某きり番を踏んだりの記念品や、出版社からの直送本も。
送られた書籍を手にした瞬間の、小躍りしたくなる気持ちは例えようもない。えっ!と言う驚きと、ときめき。封を切って取り出す時の満足感。誰に限らず、手紙を添えてくれており、1冊の本にも愛しさを想う。傷まないよう読み、本棚に飾る。
様々な、色々な幸せがあるのだが、本と草花に囲まれた暮らしは、一番贅沢で心が豊かになる。送ってくださる気持ちは、殊更ありがたくもったいない。それにしても、貸している書籍の返却が、既に何年も経過しているのもあり、残念である。
兄妹でも、勝手に持って帰って、そのままという持ち去りをされ、催促すれば廃品回収に出したと言う。罰当たりである。こちらがどのような思いで買っていたかなど、到底考えたこともないだろう。当時の価格と現在では違うが、返してほしい。
最近の子ども等は不幸だと思う。金のかかる物でしか、連携が取れないのだから。仲間に入れてもらえない悲劇。親友の押し売り。本の世界には、非現実的なものではあったが、誰も傷つけなかった。物語の素晴しさは、人格形成に繋がる。
買う時には、名前が付いているのを、植えてしまうとうっかりしてしまう。以前は、毎年咲かせたが、この頃はさっぱり・・・