娘の誕生日でもある。このロシアが生んだ、偉大な作曲家だが、白鳥の湖は不評で、曲の変化の無さや、作曲家としての位置が認められなかった。マイヤ・プリッセカヤが演じる頃には、歓喜に満ちた曲へとなっていったが、演出やプリマの役割にも、担うところが大きい。白鳥と黒鳥の変わり身が素晴らしい。
アンナ・パブロワを知らないので、写真でしか想像するしかないが、古典の領域を出ない踊りで、観衆を魅了した意味は大きい。いずれにしても、チャイコフスキーの曲が大衆に認められていったことは喜ばしい。中学校の時に聴いて、感動がさざ波のように押し寄せて止まなかったことも、昨日のように覚えてる。
作曲家では、シベリウスも好きで、これは水野英子さんの、トゥオネラの白鳥で知った。黄泉の国と現世との間に浮かぶ白鳥は、行き場のない苦悶を抱えて、静かに浮かんでいる。それを物語にした作者の想いに、深い衝撃を受けた。彼女の作品はどれも好きで持っているが、時空を超える筆致に魅せられる。
パソコンのシステムが上手くいかなくて、何時もの助っ人さんに頼んで来てもらう。僅か15分ばかりで新しくしてもらえ、操作も元のままに直った。自分で出来ないことなので、唯々感心するばかりだ。尤も料金は支払うのだが、困った時の対応を瞬時にしてくれるのが、大いに助かる。あり難いことである。感謝。
ハイジを文庫で買おうと、リエさんに連絡してみる。何処の出版社がいいかを聴きたかったのと、枇杷葉の豊国もあった。熟れてみなければ分からないが、それでも30袋はあるんだよと話す。東京は、これから暴風雨になるらしい。連休中の足の具合を尋ねると、まずまずらしい。父上さまの7回忌。月日は速。
洗濯物が乾かない。枇杷湯をした残り湯で洗濯するので、部屋干しにしていても臭わない。扇風機を架ければいいのだが、分量も少ない。天気になることを考えて、そのまま外に干す。風で飛ぶのを、室内にしている。昨日一日、枇杷葉の生葉を、肩に当てていたのが効いて、何とか腕が動くようになった。
本日の地域清掃は、中止で延期になるかな?土砂降りの雨に、たじろぐ。農家の方は、丁度籾播きの時期で、用水路の掃除があるため、そこに位置する施設も、出動してのことである。地域の助けになることだが、ボランティアも疲れる。毎回参加していたが、担当者で決めればいいこと。今回は真面目同僚。
我が家の草刈りと、掃除が終了してのこともある。枇杷葉の袋掛けも出来たしで、連休の仕事が片付いた。天気次第でもあるが、気の向いた時に、体力と相談して出来るのが好い。団地と言えど、自分のことは極力しておきたい。他人を当てにしていると、えらい目に遇う。但し出来る範囲があり問題もあるが。
昨年は、新芽が出てきて、蔓が伸びただけだった。今年、花を見つけて喜んでいたら、雀にやられて。揚羽の幼虫。