枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

掃除の段取り・・・

2009年12月10日 | Weblog
 年末には、大掃除というのがある。私の大掃除は夏にするので、簡単に玄関と、各部屋の掃除機がけ。玄関はお飾りをつけるためにする。部屋は普通に掃除機を使う。しかし夏場には窓を開放し、網戸や窓ガラスを水洗いする。暑いので、水で濡れても直ぐ乾くのがいい。

 12月になるまでに、何回か窓拭きをしておく。特に窓のパッキンは、歯ブラシで擦っておく。乾拭きと濡らした雑巾でします。この時、雑巾を濡らすのに、枇杷茶をスプレーに入れて、ガラスに噴きます。これをすると汚れ落ちが早い。まあ、要は汚れを溜めないことです。加えて段取り良く整理整頓、綺麗さを保つことに尽きます。早く言えば、ごちゃごちゃ物を増やさないこと。決まった場所に置くこと。

 覚言う私も、物が捨てられなく、溜まる一方なので、買わないことにしている。今持っている物を着まわしたり、部品を交換したりでの対応をしている。先ずは自分自身のことが先決で、体の土台がちゃんとしていないと、病気になったりするから、防衛策として、枇杷茶を飲んでいる。或いは、添加物や防腐剤の入って要る物を食べない。シンプルですが、自然な生活を試ましょう。

 人間は、代わりの部品もなく、壊れたから取り替える。ということもできませんね。食べる物に充分気をつけていても、農薬がかかった物ばかりだったり、体の機能を良くする筈の物が、実際は毒素に変わる物だったりしたのでは、何等意味がありません。生き物全てには、自然治癒力があります。それを助ける食べ物や暮らしが、できるのが望ましいのですが、自分で努力しないとできません。

 かといって、皆がみな、そういった生活をすれば、医者や病院は要らず、却って人口の抑制は効かなくなり、殺戮が増え、人類は滅亡するのかもしれません。皆違って、同じがいい。ということですね。人間の理不尽さも、敢えて言うなら好転するのかも。何が幸いし、災いになるかわかりません。

 暖かいので雨です。水遣りの手間が省けました。横着物には程よい恵みです。勤務先のプランターに花苗を植えたので、ちょうどよかったです。冬場は、風が吹くので、野外の鉢物は、水遣りが肝要です。しかも午前中が必死ですね。

 枇杷葉も、思いの外うれしそうです。とてもやさしい感じが伝わってきます。
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日々、雑感あり

2009年12月09日 | Weblog
 『水戸黄門』の初めの頃が再放送されている。助さん、若い頃の里見浩太郎。うっかり八兵衛もいるよ。この人ね、『スリーファンキーズ』のメンバーだったの。知ってる?ってもわかんないよ。今の若い子には。そりゃそうです。NHKの『若い季節』や『お笑い三人組』なんての知ってるのはオタクだわ。

 当時、『チロリン村とくるみの木』って人形劇があったのね。チュウリップのリップルちゃん、可愛かったねぇ。声優は誰だったっけ?黒柳徹子さんも出ていたのよ。(声優です)イタチのプー助(一竜齋貞方さん)、クマがぺこぽ~んって言ったり、(熊倉一雄さん)懐かしいなぁ。

 今は、『ざわざわ村のがんこちゃん』が長寿番組です。恐竜の女の子が主人公ですが、ここの登場人物が、結構楽しい。私は、きのこ魔女が大好きです。世間的には、こういうお祖母さんになりたいです。ウフ・・・だって楽しめるでしょ?最後には、めっかってやっつけられる。作者の心意気が素敵!!

 先日も、『月洸仮面』を読み返した。当時には、何であんなに面白くって、近所のお兄ちゃんの居る家まで、それが見たいがために通ったのだ。と言うか、男の子に紛れて、隅っこから本に手を伸ばして、引き寄せ読みふけっていた。お兄ちゃんは、それを知ってはいたが、咎めることはしないで、黙って読ませてくれた。

 最近は、読みたい漫画が少なくなった。少女漫画では、『ぺスよ、尾をふれ』『おてんば天使』『さるとびエっちゃん』『星のたてごと』だが何れも作品の全てを読めた訳ではない。廃品回収に出た雑誌の中に見つけた物で、即座に読まなければ、回収されていくのだ。至難の業であった。

 少年漫画は、『少年ケニア』。ワタル、ゼガ、ダーナ、ナンター、ケート。山川惣治の世界には、未だ未開の地への夢と希望が溢れていた。困難にもめげずに、旅を続けるワタルとゼガに、ケニアの大自然の生き物達が関わり、繰り広げられる物語に、実際に本当の話だと、心が躍った。しかしこれも、最初から読めた訳でもなく、また最後まで読めたものでもなかった。それでも、ワタルになったり、ケートになったり、自分なりの話をでっち上げて愉しんでいた。

 手塚治虫の作品の数々は、そのほとんどを持っている。と言うのも、心無い兄に勝手に持って帰られ、勝手に処分された物があるため。今で言うお宝だ。初版本や雑誌に高い値段がついている。小遣いで買った本って売れないのよ。そういう拘りのない人が、ある意味うらやましい。我が家は、観葉植物と、書籍の山です。毎晩寝場所に難儀しています。片付けるとか、掃除という問題以前です。

 夕方、仕事を終えて帰宅途上、フロントガラスに雨粒が落ちた。昨夜は、星が煌いていたのに、今晩はさっぱりだった。夕方の6時半頃の空には、どういった星が出ているでしょう?夏の大三角は、かなり西の空に傾いてはいますが、堂々たる均整を保っています。秋のエチオピア王家の面々も、北の空に上がっています。カシオペアの位置は、3の形に観えます。勇者ペルセウス。アンドロメダ姫。天馬ペガサスの並行四辺形は見事です。

 その真北には、大熊・小熊が今にも駆け寄ろうとしています。南の空には、木星がまだまだ圧倒的に輝いています。やがて2時間もすれば、東の空には、冬の大三角の、大犬(シリウス)・子犬(プロキオン)と狩人のオリオンが現れます。この間で一際眼を惹く星の群れが、昴ですね。プレアデス星団です。6人姉妹とも7人姉妹とも呼ばれ、妹達がヒアデス星団と言われます。

 運転中は、考え事をしてはいけないのですが、ギリシャ神話を、思い浮かべながら、宇宙にかかる星々を、観られる幸せを感謝します。
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平和なことへの感謝・・・

2009年12月08日 | Weblog
 今日は、太平洋戦争が火蓋を切っておとされた日です。所謂真珠湾攻撃ですね。人間が生きている者の命を狙う。殺さなければ殺される恐怖は、おぞましく戦慄する想いがあります。でも。その戦争をさせているのは誰?自分の手を汚さないで、命令だけをするのは?核兵器を持ってして、人類が破滅する。地球上から生き物が消える。いやいやどうして、生命体の細胞分裂が、狂っていくだけで、滅びたりはしないのよ。まあ、人類とは似ても似つかない姿にはなるでしょう。

 そういった事態になることを、避けて通ろうとしても無理。ノアの箱舟は何処にもないのです。地球自体が、元の姿に還ろうとしている。永い眠りについて、やがて消える。それが星の運命なのです。地球から逃げ出す?一体何処に?はたまたそういった機能の宇宙船が、何処かの国にあるのですか?この地球から、外宇宙に飛び出して、気の遠くなるような旅に耐えられる宇宙船が、また人間等の生命体が、生き永らえる生命が、存在できると、誰に保障できますか。

 人類に希望があるとすれば、何があるのでしょうか?自分を信じること?信じて自然に任せて、感謝しての営みですか?電気も水道もなく、周りが汚染されたゴミの山でも?果ては、巨大化した草の林の中で、虫の生活を送ることでも。車も、電車も、自転車すらない。あるのは自分の体だけ。ああ、衣類も自分で作らなくっちゃ。人類が人間でなくなる日。

 うそっだぁ!!そうかも知れないが、そうでもないかも。明日には、何があるのか決まっているけど、人間は気がつかない。そのように神さまが決めているのだ。でも時々、失敗をやらかす。回路図にちょっとした手違いがあった場合、このシステムが自ら破壊して、抗体を創ってしまう。こうなると神さま、手に負えない。

 宇宙船に運んだり、宇宙人を近づけたり、苦肉の作戦を講じる。しかしこれが逆効果になり、予言者が現れる。また、超能力を持つ人種が、少しづつ増えていくのを止められない。見えないものが視えたり、聞こえないのに聴こえたりしなくていい。普通に生きていて、何も知らないで死ねるのがいい。なんかね・・・妙にリアル感があって怖い。やだなぁ・・・。

 おお!何処からか、ぺんぎんが宇宙を泳いで来ておるではないか。何やら、着物に、袴をつけておるぞ!!あっ。袴が風に煽られて、膨れたではないか。あらま。どうやら不時着するらしい。ここまで到着するのに時間がかかりそうです。

 夕方の宇宙に、夏の大三角が、西に傾きながら光っていました。カシオペア座等のエチオペア王家の星座が北の空で美しい。冬の大三角は、もうちょっと後です。何処からか、枇杷葉の花の匂いが漂ってきました。
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時間の観念が・・・

2009年12月07日 | Weblog
 今日は、プライベートで市内まで出る。用事を済ませてとんぼ返りだった。まあ何時ものことですが、雑踏が苦手なのです。今日は平日なので、人間はそこそこだった。デパートで孫の土産を買い、JRに乗ろうと時刻を確認していたら、親切な駅員さんに「走って乗らないでください。危ないですから」と言われた。

 ちょうど発車するところだったらしい。改札口で諦めてますよ。走る気力もないです。30分強時間があったので、迷わず本屋に行く。買う気はなく陳列本を見ていた。あ!何ということでしょうか。ここで迷いが生じる。本は、どっちでもいいのだが、DVDに反応してしまった。しょうがない・・・食費を浮かそうっと。

 で。時間の観念がなかったよ。済んでのところで電車に乗り遅れるとこだった。乗った途端に発車です。やれやれ・・・。家でもあんまり時間を気にしない。たまさかに出ると、こういった失敗をやらかす。休みの日は特に、スイッチが入ってないからです。でも、どういうのかな?誰かが促すように、連れて行ってくれたような気がします。方向オンチなので、絶対迷うんですよ。おかしいなぁ。

 帰宅して、敷布団をしまう。ひょっとして時雨れたら?と全部は干してなかったのだが、敷布団だけは、ちょっと軒場になる所に掛けていた。布団をしまうのもぎりぎり間に合った。しまった途端に、お天気が悪くなった。良くぞ持ってくださった。感謝です。最近、こういうのって多いのね。何かが、守ってくれているような気がします。気のせいだと、片付けられない気配があるのね。

 リエさん。お酒送ったからね。明日の夕方には着くようです。ドクダミ茶は5パック入れています。無農薬で、寒中に掘ったのです。甘くておいしいよ。私は、風邪かな?と思ったので、センブリを飲みました。枇杷茶は、種を煎じてローションを作ったので、そのまま飲んでいます。これも甘くて佳い香りがします。すんごく得した気分です。

 友人の方の母上さまは、枇杷茶を飲まれるようになって、今年は風邪を引かれていないのだそうですね。枇杷葉は、『無痛扇』とも云われる所以には、痛みを取り去る、とかの意味もあるようですね。和らげることは、痛みを感じさせないことでもあるのです。また、枇杷葉には、殺菌作用も大きくあって、夏場にしっかり枇杷茶を飲まれているので、冬場の風邪を引きにくい体を作っていたのです。

 枇杷葉をお茶や、化粧水、外科用等に分けて、保存していれば、あらゆるところで使えます。リエさんの育てた枇杷苗を、1~2本分けてあげられるのもいいです。但し、先日移植をしたばかりですから、1年後くらいがいいですよ。度々移植していると、苗の育ちが悪いです。また、旧暦での移植、月の満ち欠けでしてくださいね。土は何でもいいですが、干潮や下弦になり始めたら、止めておいたのがいいですよ。あまりお薦めはいたしません。

 我が家の枇杷葉は、そのほとんどが咲いていますが、木の中ほどのや、日当たりが微妙に違う枝のは咲いていません。固い蕾のがあります。枇杷葉の花芽の匂いを嗅ぎながら、ぼんやりと眺めています。

 
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奈良時代の風呂

2009年12月06日 | Weblog
 時代が変われば、多々な変化が見られる。昔の人々は、入浴というより、沐浴のような感じだったらしい。速く言えば、シャワーだけ。しかも夏場だけ。加えて庶民は入らない。と言うか水は貴重な物だったので、飲み水にすることはあっても、風呂など思いつかなかった。天皇、皇族、貴族のみであった。華人は香を焚き染める。というが、そうでもしないと臭うのである。

 それを行なったのは、光明皇后であった。釆女の和気の広虫が、孤児に施した病気の手当てにヒントを得る。この頃には、中国から(隋かな?)仏典やら調度、学問の類が僧によって渡って来ていた。施浴と言う方法で、広虫は病を癒す。当時の文献が正倉院のおもつ蔵にあり、薬草を床に敷いて、その上に休む。下からは湯気が上がっていき、動けない人にも効果があった。

 これに使ったのが枇杷葉。床に敷き詰めた枇杷葉には、温たためる効果があり、血行を促したようです。それによって、血液が正常に流れていき、何日かそこに横たわっていると、体が楽になる。足萎えも、おできも膿も、きれいに治り、人々は光明皇后に感謝して、崇め奉った。と記録にあります。

 歴史の事実と、史実とには、大抵何かしらの差があります。ここでも、光明皇后が先にしていたのを、広虫が真似てしたものか、こちらが先かは言明できない。敢えて言えば、そういった治療法を、国をあげてするべきなのに、大仏殿を建てたりすることばかりで、庶民の暮らしは返り見られなかった。という事実。広虫の人柄を見ていない者が云うのだから、怪しいのは当たり前です。でも、献身的な心が、広虫にはあったのも事実。

 枇杷葉は、中国三千年の歴史があり、日本では、千年以上もの歴史を持っています。当時の様子を描いた物や、文献が残っているというのにも、大層驚かされることです。神や御仏のお力に縋るしかなかった当時の人々には、枇杷葉の力は驚異的なものとして写り、以来、事或る毎に活用されてきたのですね。何という不思議なことかしら。と驚くばかりです。

 また広虫の、わが身に換えても、この命を助けよ。と祈る心が御仏に通じたものと思われますが、命と言うのは、自分のものでありながら、人のために使わなければ、報われることがない。神は信じる人種を過たず、平等で慈悲深い宇宙に、変わりはありません。そこに存在するのが、イエスさまであり、お釈迦さまであるのです。ブラフマーというか、天地創造の発端は、たった一つの意思である、宇宙そのもので成し得て創られたのです。

 我が家の近くに、『竜ヶ鼻』という地名あり。先日観た龍は、どうやら何かで、此処に鼻を預けて山肌に居たらしい。そうでないと、此処にそういった地名のある理由が納得いかない。また、直ぐ傍を1級河川が流れているのも、伝説を生んだ元でもあろう。何という事もない昔の話だが、そのルーツを探るのも楽しい。

 玄関のは入り口、左手の横に植えてある、地植の淡路田中。北側に面しているため、一向に木丈が伸びない。3年は過ぎると言うのに、30cmなのです。日照時間は3時間くらいです。これは枇杷葉での使用に決めています。
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細菌の恐怖・・・

2009年12月05日 | Weblog
 細菌は、目に見えない。光に弱く、熱には破滅する。しかし彼らは、人体の中に入り込んで、仲間を増やしていく。自由に意思を操って、思いのままに動かす。人体を死なせては、自分たちも生きてはいけないから、そこはほどほどに痛めつけるようにする。どんなに体の不調を訴えようとも、思考回路が繋がらないから、性格が破綻していくばかり。そうこうする内に細菌は、人体はなくても生きていけれる方法を見つける。

 闇である。何も光の中で、活動しなくてもいい。そのことに気づく。彼らの弱点は、光、明るさである。また、雨も苦手とする。風には注意しているらしい。一気に往けることもあればその反対の、思わぬ方向に行くこともある。この場合には、予測のつかない範囲設定もあり得るので、危険を覚悟で飛ばなければならない。無事を祈る。確率は千差一隅。やはり人体が放つ、咳やクシャミ等の方が、目的が定められてよい。

 枇杷葉の花芽の香りが、微妙な風の動きにそよぐ。いい匂いだぁ・・・。体中をまろくやさしく包んでくれる。体が浮き立つように軽くなる。天気の日には、凛とした清々しさがあり、雨の日には、静かな憂いを含む。風のある日には、心を遠く運んでいくような自由奔放さを伴う。その日によっては、流れたり、渦を巻いたりし、時には轍さえ残さない。

 枇杷種でローションを作ったのですが、とても甘い匂いがします。滑らかなつけ心地です。冬の肌は荒れるので、ほんのちょっと、グリセリンを増やしました。肌の調子を整える意味もあって、ドクダミ茶ときらん草を飲んでいます。途端に肌の上に膿が現れました。3日ほどで腫れが引き、肌の表面は元に返りました。

 冬の肌荒れの原因は、暖房器具です。我が家には薄着で過ごせるほど、暖房はしていませんが、勤務先はどうしても、そういう訳にはいきません。眼球が痛くなったり、喉がカラカラになったり、時には汗が出るのです。じっとしての勤務状況ではないので、これはどうすることもできない。自分で着ている物を調整するか、小まめに換気をするしかありません。

 年末になる前に、掃除をしておきましょう。大掃除をして、寝込んでしまってはつまりません。掃除の手順は、大きいものから、高い所からです。くれぐれも用心して、慌てないようにしましょう。
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時空を超えて

2009年12月04日 | Weblog
 Aさんが、夢を観た。と言う話を聴いていて、驚いたのは、その観たものが、龍であるという事。Aさんは、おかしな話だったと何度も繰り返し、其処に私と娘が出てきたことにも、首を傾げたと言う。極めつけは、霧のようなんじゃけど、雨のような音がして、それも耳に蝉の声のようだったらしい。

 私は、即座に言った。それは龍です。その龍は、Aさんにしかわからないことばで、この世での使命を云いませんでしたか?何を言っていたのか、聴き取れなかったと言うが、恐らく命を与えてくれる代わりに、しなければならない使命があるのです。Aさんは、怪訝な眼をして、びっくりしていた。龍??と考えながら、ふと口を噤んで、そういえば。何かしらとてつもなく、大きなものだったような。と言葉を切って黙り込んでしまった。

 今朝である。晴れているのに、車の上から雨が降ってくる。山の中腹を見ると、龍が居た。長い体を、山々に絡ませて、天に昇っていっているのだ。車のワイパーを動かしているのは私だけ。そうか。皆には龍は見えないのだ。何だかとてつもなく不思議な体験をしちゃった。う~ん、誰一人信じてはいないでしょうね。

 10年ほど勤務した会社を辞めて、次の仕事を探していた時、面接に行った所の担当さんが、不意に私に言った。『出とるよ。紅い炎がね、メラメラ立っている。そういうのが見えているんだけど』???え!この小父さんは一体何者?と訝しげに見上げた。あ!!この人事故に遭う。それも死んじゃうかもしれない。目の前にその映像が奇妙に、くっきりと視えるのだ。思わず、声にならない叫びを上げた。

 その小父さんは、どういう物が見えたのか、云ってほしい。と微笑まれた。私はそのままを伝えたら、小父さん曰く、本当の話なんだよ。数年前に事故に遭ってねぇ。その通りの事故だったよ。ええっつ!!私は、体の震えを止められませんでしたね。喉が異様にカラカラに渇いて、まるで一瞬の時が止まったようでした。

 四柱推命でも運気が強いらしく、それが却って災いするらしい。今は、自分の力の制御方法もわかったので、なんという事もない。そういうものだと悟った。とは言え、重々気をつけておかねば、とんでもない事態になったりする。できるだけ人間の居ない処で使わなくちゃ。危険が危ないのだ。

 銀河は、好物が夕張メロン。饅頭の餡子も好きです。ケーキには目が無い。私が独りで食べていると、絶対に嗅ぎつけてきて、ちょうだい!とうるさい!スポンジはどっちでもいい。生クリームが好きなのだ。たらふく食べて、ゲップを出しながら、日溜りで寝ている。然も、私の余所行きの上だったりする・・・。なんでや。ほうれん草、大根葉、キャベツ、白菜、観葉植物まで食べる。

 これだけ食べれば肥満は間違いない。そう!でぶっちょになった。走れないので転がる。腹で床を漕いでいた。寝るばっかりである。しまった!!だが、猫は神経質で薬は飲まない。でもこれじゃ病気です。そこで一計を案じた。枇杷茶である。飲み物は枇杷茶だけ。根気良く飲ませた。肥満は治った。天井まで駆け上がる。毛艶も黒々として、ストレッチができるようになった。人間にも効くと思うよ。

 出窓の下の淡路田中です。今年で4年目ですが、背丈は2mくらい。根元から新芽が出て、2枝がのぞいています。方向は南向きです。日当たりも水捌けもいいようです。花芽は見当たりませんでした。枇杷葉で使っています。
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猫は湯たんぽ・・・

2009年12月03日 | Weblog
 我が家には、暖房器具がストーブか湯たんぽ。就寝時に使った湯たんぽを、リクライニングの上に置いてやる。銀河の暖房に使うには、未だ充分の温かさがある。ストーブを点けて仕事に行くには危険すぎるのと、炬燵では電気代がかかり過ぎるため。火事になっても困る。節約と倹約の両方です。その後、湯たんぽで使ったお湯は洗濯に回すか、庭の植木の水遣りに使います。

 風呂の湯は、枇杷湯をするので、あまり汚れないし、臭いがないので、ほとんどが使いまわしをする。洗濯は無論のこと。掃除や庭の水遣りのも使う。決して1日だけでは捨てませんね。最低でも3日。長ければ1週間は、足し湯で使います。体が温まり、血行がよくなって、肌は艶やかになります。同時に解毒作用があるのか、体の免疫もできているようです。

 枇杷葉は、飲んで佳し、焼酎に漬けて貼って良し、掃除などに使えるので環境にも好いのです。たった1つの材料から、これほどに多くのことに使える物は、枇杷を於いてはないようです。掃除に使うのは、枇杷茶ですが、油汚れの酷いのも、あっという間に取れるのです。おまけに手にやさしいです。私は、家では手荒れがないのに、勤務先で皹や皸に困惑しています。冬場は特に酷くなります。

 アレルギー疾患というのでしょうかね?科学洗剤には、体が微妙に反応してしまいます。空気からなので、鼻がむずむずします。顔の出ている部分が、痒くなります。手に液がつけば、異様なくらいに赤くなってしまいます。然も痛痒いのです。無意識に掻くので、皮膚が破れ、爛れて汁が出ます。根気佳く、枇杷葉酒に浸しては治します。枇杷葉酒には、再生作用もあるのですよ。

 今日は、枇杷ローションがなくなりかけたので、枇杷種茶にして作りました。杏仁の香りが仄かにして、とてもいい色に仕上がりました。滑らかな出来具合です。枇杷葉は、茜色が強いのですが、花芽茶や枇杷種茶は、どちらかと言えば、鼈甲色に近いです。ほんとうにいい匂いがするので、体には効果が大きいと思えます。

 我が家のは無農薬なので安心。と言うか、農薬をかけるような手間は、していないのが現状です。農薬もいろいろ規定があって、濃度の高い物には、印鑑が必要なのです。書類があって、細かい箇所に書かねばなりません。それも仕事を休んで、JAに出向いてするのです。めんどくさい。価値も効果も期待できません。敢えて人体に影響は出ない。とは云うものの、蓄積されれば病気になります。

 そういうのがわかっていながら、農薬を使うことはできません。何よりも、自然の恵みがあってこそ。なのですからね。其処のところを勘違いしてはならない。気紛れな想いですが、やり抜きたいのです。友人や知人の増える度に、一層思いが強くなっていきますね。させてもらえる歓びで充分なのです。

 昨夜からの雨が止んで、宇宙には星が輝き始めた。十六夜ですね。今月の14日には、ふたご座流星群が飛びます。新月の前なので、寒さを防備して宇宙を見上げてはいかがでしょう?冬の星の醍醐味は、大気が澄んでいることと、寒さを堪えてまで外に出る人が少ないので、静かでいいですよ。星座、特に流星観測には、光は禁物なのと、大声は厳禁ですが、マナーを守って観てくだされば、宇宙も綺麗になるでしょうね。

 
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満月になると・・・

2009年12月02日 | Weblog
 勤務から帰宅途上の宇宙に、真ん丸い月がかかっている。山の上に顎を剥けているよう。私が動き出すと、月もゆっくり動く。小さい頃には、この位の大きなお煎餅があったら、空腹が満たされていいのに。といつも思っていた。食べ切れない程のご馳走が、載っているお皿でもいい。脱穀をした後の小米を挽いた、団子粉ばかりではいやになる。と我儘を言う私に祖母は、それでも食べる物があるだけ有難いんじゃよ。と諭すのだった。

 祖母が子どもの頃には、江戸時代を生きた先祖が存在していた訳だから、水呑百姓の辛さは、厭になるほど聴いていたであろう。また、祖母自身も、親を助けるために、野良に出て、朝から晩の暗くなるまで、働き詰めであったことは、容易に想像できる。戦争の愚かしさを、言葉にならない想いで、体験してきた祖母には、孫である私の言うことは、端っから贅沢なことでもあったのだ。

 今夏に、孫の書いたメモがある。
 おもしろかったこと。
 うれしかったこと。
 くるまでねていてよだれがかおについた。
 ももをただでもらった。
 いろんなひとにであった。
 しんせつだった。
 やさしかった。

 お祖母ちゃん、これあげるね。と家に着いて書いてくれた。孫らしい。と言うか何とも微笑ましい。白桃を作っておられる農家に行き、注文したらクズを箱でいただいた。クズと言っても、充分立派な桃で、規格外だから売れないらしい。それでも近くの青空市に出せば充分な品質です。孫は、単にくださった。と言うことにとてもびっくりして、それが印象に残ったのだ。

 今夏は、リエさんや、某児童文学者、作家のご夫人などに送らせてもらった。そのお礼の方が高価で、却って恐縮する次第。珈琲を毎月頂いたり、著作にサインを入れてのプレゼントには、私は何も差し上げる物がない。せめて名物を。と毎年送らせてもらっている。お互い元気な内は、受け取っていきましょう。

 サンタさんや、りささんにも、送ってあげたい。まあその、東京とこちらでの価格が違います。加えて新鮮度も断トツに差が大きい。でも。悩むのです。だって、一度味を知ったら、次年度からは、スーパーでは買えなくなるよ。何しろ産地直送ですからね。特に秋田や東北では珍しいようです。秋田には、田沢湖があるよね。龍人の竜田姫がいますでしょう?そうだ!友人と温泉に行こう。そうしたら桃を送ってあげれるじゃない!!

 ああ、そうだ。我が家の枇杷があるではないか。千葉から北には、枇杷葉はあっても、結実はしないようですから、この手も使える。枇杷の実を食べて、枇杷種酒を造って、飲んでもらおう。うふふふ・・・♥なんと我が家には、これを焼酎に漬けたのが3本(1.2ℓ)あります。この他に、ジャムの瓶に入れているのが8本あって、これは入れ物がないからで、1.8ℓに増やせる年代物。

 枇杷種酒の香りといい、色といい、例えようもないほどで、毎晩ちびっと飲むのが堪えられません。おいしいいぃ♪正に極上の気分です。白枇杷もありますが、こちらはちょっときついので、嘗める程度です。焼酎は飲まず嫌いでしたが、枇杷種酒を知ってからは、笑いを堪えて造っていますよ。シンプルなのがいいですね。

 そりゃ、売れますよ。でも売らないの。こんな旨いのをあげるなんて、もったいなくてできますか。こっそり飲んじゃうの。これがたまんないね。枇杷葉酒もさっぱりしていて美味しい。これが花芽や、種だと風味が加わる。この香りがいい。杏仁の香りですが、それよりも上品なのです。通の人にしかわからない想い!!

 んじゃ、おやすみなさい。チビチビ・・・おいしい♥
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師走

2009年12月01日 | Weblog
 朝から、風もなく快晴の天気。布団を干し。洗濯物も一通り済ませて、新聞に眼を通しながら珈琲を飲む。極上の休みです。その後、川の東にある草取りをする。川と言っても、どちらかと言うと、谷川の水や、ため池の水の流れがある、川幅が3m程のもの。ちょうどフェンスで囲っている家の外側になる。春には木香バラや金魚草、夏には毎年種が落ちて、朝顔が咲く。ちょっとした斜面になっている。

 引っ越して来た当初には、何が居るかわからない荒れようだった。10年経って、やっと見られるようになった。夏の日陰にもなる。車庫にしているが、風除けにもなっている。川向こうは車道で、埃が立つし、ざわざわするのだ。木を植えることによって、音やざわつきが小さくなった。フェンスにつるバラを絡ませている。今日見たらば、かなり伸びていた。ピンクの可愛いのがいっぱい咲く。

 枇杷葉の写真を撮ろうと、近寄ってびっくりした!こんなに何処から集まったのだろう?蜜蜂が花芽に群がっている。何十匹も花から花へと飛んでいる。♪ブンブンブン蜜蜂が飛ぶ。満開というには未だ至らないが、1枝毎に花芽の状態が違うので、7分咲だろうか?暖かいのが幸いするかな。それでも半分くらいは間引かないとだめな気がする。1枝に精々10個程度にしなきゃ。

 花芽の香りにうっとりして、よろこんでばかりもいられない。今月の下旬にするかな。昨年は、たくさん咲いて喜んでいたら、近所の者が、蜜蜂を追っ払ってしまったのだ。蜜蜂が、人間を襲って来る。というのである。知らないという事ほど、怖いことはない。この時期の蜜蜂の活動を知らないのだから、困ったものである。自然と共有などとは程遠い世界である。

 孫に、「サンタさんにプレゼントを頼んだよ」と話すと、笑顔で自分のほしい品物を言う。「祖母ちゃんは、世界中の子供へのプレゼントを配るのだから、高い物はあげれない」って言われたのよ。そうなのか。と真っ直ぐな眼が頷く。本物のサンタさんは、散々苦労しながら、子ども達の夢を壊さないように、宇宙を翔けているのだろうなぁ。浮かれている人間には、決して気づかれないよう、配達しているのでしょう。

 私の生き方は、考えようでもあるが、かなりお得な人生だと思う。人並みな生き方でなく、ちょっと変わった人生は、誰でもが送れるものではないよ。戸惑いや、慌てることもあるには違いないが、波乱万丈と言うべきか、見事なイルミネーションで飾られているよう。それも宇宙の天然の輝きがある。うふふ・・・。思うだけでも、凄いよね。閃き、ときめき、驚きに重なって、枇杷葉が作用している不思議さはこの上もない幸せです。

 ほんとうに枇杷葉での繋がりは凄い。人と人との関係を覆すことだったり、更に強めていくことだったりする。私の場合には、枇杷葉を抜きにすることはできないし、そのパワーであらゆる事柄が周っているもの。この世に生を受けた者全てに、与えられた使命があるのは、誰もが違っている。天命ともいうべきか?明日は、満月です。冬の月は、大気が澄んでいるため、殊更にきれいです。
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