少し以前の写真になって申し訳ないが、
夏から秋の庭に咲く鮮やかな朱色の花が3種類ある。ヤブカンゾウ、フシグロセンノウ、それにオニユリだ。

オニユリという名前が何故付けられたのかわからないが、鮮やかな朱色に暗紫色の斑点、強く反り返る花弁を見ていると、なんとなくその雰囲気がありそうな気配だ。

コオニユリというオニユリとよく似たユリがある。
オニユリは種子は作らないが、葉の付け根に暗紫色のムカゴがあり、コオニユリは、種子を作る代わりにムカゴは見られない、というのが区別する点と言われている。
オニユリは種子は作らないが、葉の付け根に暗紫色のムカゴがあり、コオニユリは、種子を作る代わりにムカゴは見られない、というのが区別する点と言われている。

今年は、残念ながら倒れてしまうオニユリが多い。

オニユリ(鬼百合)
ユリ科ユリ属
学名:Lilium lancifolium
学名:Lilium lancifolium
分布:グアム東部、中国、朝鮮半島、日本に自生する。
日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られる。