フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

テンニンソウ 北の花壇で増えている

2019-09-22 | アダージョの森
北花壇にテンニンソウが咲いている。





実は、これは八ケ岳では名のある店で「ミカエリソウ」として売られていたものなのだが、花の色が薄黄色でどう見てもミカエリソウに見えないので、テンニンソウではないかと思う。

長い4個の雄しべが突き出している形が面白い。雌蕊の柱頭は2裂しているのが変わっている。


あまりの美しさに、登山者は見た後、振り返るという「見返草」がいいのか、
はたまた高山の雰囲気が醸し出る「天人草」がいいのか、しばし考えさせられる花だ。

学名からもわかる通り、日本固有種だ。

 

テンニンソウ(天人草)
学名 Leucosceptrum japonicum 
シソ科 テンニンソウ属