日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

愛のバレンタイン

2008-03-20 21:00:40 | Weblog

今日はバレンタイン。

前日、高田さんが、

高いチョコはいらないからね~。気を使わんでいいよ~」

と、言うので、

はい。チロルチョコがお気に入り!と、おっしゃっていましたね!」

と、答えておいた。

その時点では、職場の人にチョコを・・・とは考えていなかったのだ。

というのも、梅子さんから聞いた話によると、数年前、女性スタッフ10人で

店長、副店長、チーフの男性3人にチョコをプレゼントしたらしいのだが、

ホワイトデーには、男性3人から女性10人へのお返しがきたそうで・・・。

「かえって気の毒だったね、もう、やめよう・・・

という事に、なったらしいのだ。

貰ったはいいが、義理のお返しは大変という男性の本音も時々、耳にする。

そういうわけで、何もしない=思いやり?

と、勝手に決めていたのだが・・・。

高田さんの一言で、すずの心は決まった

チロルチョコ10個、コンビニで21円x10=210円・・・という超安い買い物をし、

職場へ向かった。

出勤後、バックで一番に会ったのは、南副店長だった。

「副店長、ハッピーバレンタイン 

いつもよりは、チョットはニコッ(^0^)っとして、手渡したつもりだが・・・。

「あっ・・・・。 はっ・・・・ ははははっ・・・はあ~っ

(最後は、ため息?)

なんだか七面鳥のように、くるくる変わる表情を一瞬の内に見せたかと思うと、力なく笑った・・・。

最後は引きつった笑顔?を向け、

サッと すばやくチロルをポケットへしまった。

ガーン!!!

昨夜は、雷、雨、落雷。まさしく嵐の夜だった。

今朝も、早朝は激しい雨と突風。

運よく、私が家を出た時は、こぶりになったので、無事、御店に到着。

まさか、店内で、電気ショックを受けるなんて・・・

その直後、夜間君から昼間アルバイトに先日、昇格したばかりの新メンバー といっても、多分、私より、長いと思う

名前は・・・忘れた(今度、確認するね!)とにかく、男の子が横切った。彼に急いで手渡すと、副店長とは一転、

嬉しそうに、微笑んでくれた! あ~、良かった

 

そこで、気を取り直して、荷出しをしていると、売り場で高田さんに会った。

「あとで、お約束のチロルチョコ、あげますね

高田さんは、笑いながら、ああ、ほんとう?と、返答したが、

どうやら、信じてない様子。

バックへ戻った隙を見て、手渡すと、

「ええっ  ホントに  わっはっはっ!さっきは、冗談かと思ったよ。懐かしいねえ~、チロルチョコ! 普段、食べること、ないからねえ」

ウケ狙いの私の思惑は、高田さんにはドンピシャだった。

 

そして、午後2時。

午後出勤の、つばめ君が、まず、バックへやってきた。

こんにちは、お疲れ様です」

と、いつものように真面目に挨拶をする、つばめ君に、

これ、バレンタインのチョコ!」

「あっ・・・ ありがとうございます!」

日頃は余り、表情に表さない つばめ君だが、今日は、ひときわ笑顔が

輝いていた。

いつもの45度の敬礼も、更にカッコよくキマッテいた。

 

続いて、西村チーフがやってきたが、挨拶のあと、プラットホームへ。

私も、そのあとを追いかけプラットホームへ行くと、

チョコ一つ、手渡した。

「これ、バレンタインのチョコです。

お返しがいらないように、チロルチョコ

何故か、西村チーフにだけ、チロルを選んだ理由を述べた私・・・。

 わあ~っ! ありがとうございますっ

西村チーフの反応は、恐縮するほど、感動的だ。

ほんとうに嬉しそうに微笑んでくれたのだ。

西村チーフの背後には、ひまわりと、チューリップと、バラの花が見えた。

ついでに、いちごも

まるで、このシーンは 純愛少女マンガの世界だ。

西村チーフの人柄の良さが一瞬で分かる一コマである。

チロルチョコ一つで、こんなに感激してくれる人は、そうそういないよ。

私がもし、恋する14歳の乙女?だったとしたら?

そして、このシーンを体験したら・・・?

きっと その場で卒倒したまま、二度と生き返らなかったかも。

西村チーフ、ほんの一瞬、少女マンガの主人公にしていただいて、

ありがとうございました!

キムタクよりカッコイイ西村チーフに、

お相手して頂けて、一生モンの貴重な体験が出来ました。

私・・・「 どうか、これを受け取って・・・くれますか?

西村チーフ・・・「チロルチョコ、ありがとう

 

う~ん。いいね~、自己満足だが。

まさか、とあるスーパーで、こんなロマンチックなバレンタインを体験できるなんて・・・

さすがの私も予測できなかった。

 

3時を回り、帰宅時間に。

今日、お休みのグロッサリーの男性陣には、どうやって渡すか?

実は私は明日、お休みなので、手渡せない。

私は退社時間を記入しながら、ホワイトボードを眺めていた。

そこには、スタッフ全員の名前が書かれた札が部門別に並んでいる。

出勤したら、この札を上にあげ、退社する前に下げる仕組みだ。

これを見れば、今、誰が出勤中なのか、分かるという訳。

とっても原始的。

相撲部屋にもある、力士の札を思い浮かべていただけたら、分かりやすいだろう。

私は、今日、お休みの 店長、カトちゃん、ハマグリ君、田園さん、

そして、出勤していたけど、手渡しそこなった川石さんの札に、

セロテープでチョコを貼り付けた。

こうして眺めていると、のれん のようだ。

グロッサリー男性陣の名前札から、ぶら下がる、チロルチョコ・・・。

明日の朝、これを見た人は、きっと目が点になるだろう。

「なんだ、こりゃ・・・

明日は、副店長2号が続出する日。

とにかく、ハッピーバレンタイン  

 

Comments (4)
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