私のブログの愛読者??様から、こっそり、
「バレンタインの翌日、近所のスーパーには まだバレンタインチョコの残骸が半分残されていて、割引セールをやっていましたよ!」
という情報を昨日、提供された。
さて、とあるスーパーの場合は・・・?
そんなことは、な~い。
絶対ないだろう。
だって、ここには、売り場作りの名手、副店長がいるのだから
行事が終ると、ササーッ と在庫をバックへ引き、
前日から 新 行事の特設コーナー作りを始めるのが、副店長だ。
美しく、しかも、購買意欲を高めるような売り場作りを 毎回機敏にこなす副店長の姿をこれまで、ずっと、お見かけしてきた。
今回もバレンタインチョコの欠片も売り場には残されておらず、
中央の特設コーナーは、ひな祭りと、取って代わっていた。
バレンタイン商戦までは、壁側に並んでいた雛あられが、今は主役の座を射止めている。
思えば、日本のスーパーって、或は、食品業界は、今日まで日本の行事を先取りし、立派に新しい慣わしまで生みだしてきた。
女の子が男の子にチョコを渡して告白する「日本式、バレンタイン」
その返事をする(お返し)、これまた日本にしかない「ホワイトデー」
サンタやおうちが乗った日本式「クリスマスケーキ」
(ちなみにオーストラリアのキリスト教徒の家では、ドライフルーツ入りのケーキを手作りし、店頭に日本のような「クリスマスケーキ」が並ぶことは、ありません。)
最近では、恵方巻。
常に日本の行事をリードするスーパーって、凄い!
特に、とあるスーパーはスゴイ
副店長がいるから素早い。
バレンタインの残骸なんて・・・ない・・・
ん・・・・?
あっ・・・・。あった・・・・かも・・・?
バックに・・・
のれん が・・・一粒だけ・・・。
そこには、のれんの他、メモも貼り付けられていた。
「これは、鈴木さんからのバレンタインチョコです」
この字は・・・きっと、事務兼竹輪担当の花岡さんだ。
まあ、なんて親切な花岡さん。
そこへ、川石さんが、首をすくめて やってきて、
テレながら 川石さん用の「のれん」を外した。
「あ~、これ、ありがと!!」 (ちょとだけ、女っぽい仕草を見せた川石さん・・・)
続いて、カトちゃんも。
「昨日はメール、ありがとう!」
「 こちらこそ!チョコ、ありがとうございます!」
売り場へ行くと、今度は店長が満天の笑顔で言った。
「チョコレート、ありがとう」
「あ・・・はい・・・」
これで、売り場は勿論、バック裏でもバレンタインは無事に終ったのである。