日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

さよならドビュッシー 中山七里

2021-08-05 22:43:15 | 読書

 

『おやすみラフマニノフ』おやすみラフマニノフ 中山七里

に続き、中山七里さんの著書は、2冊目です。

このミステリーがすごい!大賞作品だったのですねぇ。Σ(・□・;)

プロフィールを読むと、私より8歳年上で会社員だとか。音楽関係のお仕事をされているのだろうか!? ピアノに詳しいけれど、音大卒なのかな? 素性が気になって仕方がありません。

あ、ちなみに、こちらもミステリーなので、詳細に触れる訳には...💦

ほんの少しだけ...

主人公は16歳の女子高生。ピアニストを目指し、ピアノ科がある高校へ特待生で進学することに。

ところが火事で従妹と祖父を失い、全身に大やけどを負ってしまう。生死を彷徨い、目覚めた時は…

おっと、これ以上は言えません。

敢えて主人公の名前も書きません。

映画で例えるなら、あれだ!と思うのですが、これを言っちゃうと、ネタバレもネタバレ。最後に「あっと!」驚く展開が先に読めてしまう。つまんなくなるので、秘密。

ピアノコンクールで主人公が演奏したドビュッシー「月の光」「アラベスク」

フジ子・ヘミング~月の光

 

本当は、辻井伸行さん演奏の「月の光」をリンクしようかと思っていたのですが、本の主人公は女の子なので、女性ピアニストの演奏をリンクします🎵

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絵で見る十字軍物語 塩野七生

2021-08-05 20:25:28 | 読書

こちらの本は、十字軍物語 1巻、2巻、3巻と続いていく長編の、いわば序章です。

注目すべき絵を描いたのは、ギュスターヴ・ドレ

 

19世紀前半の歴史家、フランソワ・ミショーが書いた『十字軍の歴史』の文章に、その半世紀後、ドレが さし絵を描いたそうです。

聖地巡礼途上で難事に遭遇したキリスト教徒に助けの手を差し伸べるイスラム教徒

まず、この絵から始まります。

最初の一枚の絵を目にした時、「十字軍の歴史」は中立的な立場で検証されているのだろう、とイタリア語訳を読まずとも想像出来ました~ (イタリア語は全く分かりませんが💦)

プラティスラヴァの町を攻める十字軍

巡礼途中の中欧、東欧で、同じキリスト教徒と闘う様子。充分な食糧、水がない、そこで力尽くで奪う… 西ヨーロッパから十字軍遠征へ向かうキリスト教徒を最初に嫌うのは、中欧、東欧のキリスト教徒たちだった。

アンティオキアの殺戮

アンティオキア市内に乱入したキリスト教徒の殺戮は、凄まじかった。「イスラム教徒を殺し、聖地を奪還するのが神の望みである」と法王のお墨付き。十字軍の兵士のみならず、あとに続いた巡礼者も「安心して」殺しまくった、とある。(42ページ)Σ(゚д゚lll)ガーン

イェルサレムを遠望して、感動に震える十字軍の戦士たち

ここへたどり着く前に、中欧、東欧、ダマスカス等、殺戮を繰り返してきた十字軍遠征だった…

中間、後半は、ここでは省略し...。

法王に、オリエント地方の地図を贈る、旅行家のサヌード

ヨハネス二十二世は1300年代の法王の一人。十字軍国家が消滅しても、しばらくは夢を捨てきれなかったらしい。

西洋、それぞれの国が力をつけ始め、法王の力も落ち、十字軍への関心も消えていった。

しかし、これより先、『海の都の物語』の主人公、ヴェネツィア共和国によって、経済によるオリエントとの交流が活発になる。

ヴェネツィア共和国は、(塩野七生さんが名付けたのだが)

 『聖地巡礼パックツアー』なるものを企画し、ビジネス化した。

 

…実は今夜から、『十字軍物語 (1)』を読み始めたところ。

競歩をみて、(銀、銅、おめでとうございます!)

卓球女子団体を応援しながら...

Comments (6)
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