お元気の富山県の旅にて松木様 ↑
訃 報 神奈川県 松木 巌様 享年72歳 平成20年7月2日 永眠
太寧院瑞巌寫道居士 様のご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌
猛暑の折に、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
先日、愛知県の旅にご一緒させていただきましてから早くも2ヶ月になろうとしております。
その折の懇親会に於いて村松団長、千葉県の熊川様のご冥福をお祈り申し上げ、体調を崩されて不参加の松木様の一日も早いご快復を皆様でお祈りしたばかりでございました。
その事に未熟なブログではございましたが、少しでもご様子をお伝え致したく、未完成のままの愛知県の旅、思い出の新潟・富山・昨年の福井の旅も一緒にお届け致しました。
その折のお礼のお手紙は6月26日付の消印がありますいつもと変わらない達筆な文字でした。
その一文から
旅のレポート有り難うございました。
懐かしい思いで繰り返し拝読させていただいております。
村松さん、熊川さんが亡くなられたことは同年配として淋しいかぎりです。
特に村松さんとは死の数日前に電話で話したばかりでした。残念。
今年の写真展もやっと終わりました。東京、横浜、鎌倉、藤沢、そして地元二宮ととても忙しかったです。
出展した作品は約100点です。懐も体力も疲れました。しばらくの間、充電しようかと思っております。
しかし今は次の作品作りの構想をひそかにねっております。
中 略
今は両手の血管は点滴でつぶれてしまいました。
そのうちに必ず良くなる サ!
次回は出席して皆様方と酒を飲みながら、楽しい歓談をしたいと思っております。
日々頑張っておりますのでその時は又、よろしくお願いいたします。
お礼と近況まで。
以上のお手紙の中に そのうちに必ず良くなる サ! のお言葉にどんなにかご無念でした事でしょうと存じました。
そして、素敵なも同封していただきました。
「安養院のお守り同封致します。
安養院は北条家ゆかりの地に建てられてお寺です。寺名は政子の法名。
つつじの美しい寺です。黒沢明もここに眠っております。
一寸変わった形をしたお守りですが、鈴の音がとてもさわやかなのでお楽しみ下さい。」
と頂きましたので御礼のお手紙に「必ず良くなる サ!のお言葉に嬉しく拝見させていただきました。」とお届け致しましたが、残念ながら読んでは頂けなかったようです。
弔問報告
日 時 7月29日 (火)
弔問先 神奈川県中郡二宮町のご自宅
弔問者 神奈川県の女性2名及び千葉県の私の3名でお伺いしました。
神奈川のお二方と横浜駅で待ち合わせ、千葉から約1時間20分を要し、東海道線に乗り換えて二宮駅下車、片道所要時間約2時間半、ご自宅は、広い敷地に沢山の樹木が管理
され、門の所のお大きな椎の木は町の保存林の札が掛かっておりますだけにとても形も良く大きな立派な椎の木でした。
旅行でお会いしました折りには管理の大変さをお話されておりましたが、さぞかし除草作業が大変でしょうと存じました。
立派なお屋敷の近くには竹林有りで、筍堀りのお話にも頷けました。
そして奥様が 「医者嫌い」 で困りました事もお話下さいましたが、何よりもレイテ班の旅行を楽しみに回復に務めておりましたので皆様にくれぐれも宜しくお伝え下さいとの
事でございました。
あまりにも突然のご逝去に、とても信じられないお気持ちとおっしゃっておられましたが、お二人のお嬢様に5人のお孫様に囲まれ、特に5人目のお孫様のお宮参りを済ませた
ばかりと伺いました。
お父様の戦死は5歳の頃と伺いました。
を趣味にご活躍されましたことから、戒名にも「寫道」の文字が刻まれて生前を偲んでおられました。
あまりにも早すぎるご逝去に心からのお悔やみを申し上げまして弔問の報告とさせていただきます。
暑さ厳しき折に皆様どうぞご自愛下さいませ。