讀賣新聞 2013年(平成25年)12月13日の より
NHKHPよりご紹介
今年1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」が京都の清水寺で発表され、東京オリンピックの開催決定などを理由に「輪」という字が選ばれました。
「今年の漢字」は、京都に本部がある日本漢字能力検定協会が、その年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字を選んでいます。
ことしは、17万通余りの応募から最も多い9518通を集めた「輪」という漢字が選ばれました。
京都市東山区の清水寺では、発表場所の「清水の舞台」と呼ばれる本堂で、森清範貫主が立てかけられた和紙に「輪」という文字を一気に書き上げました。
協会によりますと「輪」という字を選んだ人たちは東京オリンピックの開催が決定したことや、東北楽天イーグルスが日本シリーズで初優勝し日本中にチームワークの大切さや応援の輪を
印象づけたことなどを理由に挙げているということです。
また、応募があったうち「輪」という文字に続いて、2番目に多かったのは「楽」で8562通、3番目に多かったのは「倍」で7623通でした。