独り居の充実ライフを求めて!

ご訪問を頂きまして有り難うございます

日本遺族通信 令和4年2月15日号 遺書(九段短歌は休載)

2022年02月17日 15時50分01秒 | 日本遺族通信

                          令和4年2月 靖国神社社頭に掲示されました遺書 合掌

昭和20年7月25日 ルソン島の激戦地での戦死に食べる物も無く、餓死か病の最期だったことが想像できます。戦争が憎い!の一言です。
「結婚以来なんら夫婦らしい所無く・・・」本当に残念です。合掌
昨今、授かった子供への想像を絶する虐待、夫婦間の問題等の報道を見聞きするたびに言葉にならないほどの怒りを覚えております。
命を大切にして欲しい!戦争の悲劇を経験してまいりました私たちは叫ばずにはおられません。

「九段短歌」
今年は戦後77年を迎え、戦争の事実を知る国民も少なくなりました。
語り部も高齢になり悲惨な戦争の事実も忘れ去られるような昨今ですが、我々遺族の悲しみは永遠です。
生ある限り鎮魂の歌を詠み、御霊を偲びたく思います。

しかし残念!選者の安元百合子先生がご高齢になられました事に1月号で辞退されましたので2月号から新しい選者の先生が決定するまで休載のお知らせがありました。

 
遺骨の収容手順の指導を受ける団員=硫黄島で


戦後77年を迎えておりますが、まだまだ多くの戦死者は祖国の土を踏むことが出来ずにジャングル、海底に眠ったままです。
私の父は昭和19年海軍最後の激戦地レイテ沖海戦に「鳥海」乗員960名の戦友と南海の海底に眠っております。

以前、遺骨収集団から伺ったことに言葉がありませんでした。
ジャングルの樹木にはいまだ枯れ枝のようにひかかったままの多くの兵士の姿に絶句しましたと、幸せな皆様には想像できない事です。
今月号から九段短歌の掲載がありませんので現状を知って頂きたく遺族通信より一部転載させて頂きました。  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする