平成15年(2003年)1月から 「漢字」・「かな」・「ペン字」・「漢字条幅」・「かな条幅」の5点の作品を市川蘭華先生にご指導を頂きましてから13年目に入りました。
毎月の作品提出に追われ、今月はお休みしたい!と思いますことも度々ですが、ボケ防止と自らを叱咤激励しながら継続の大切さを痛感しております。
先週の14日(木)に千葉市民展作品及び毎月の競書作品提出完了にホット一息。
本日は臨書の大切さから再度、「孫過庭(そんかてい)の書譜」についてご指導を頂きましたので、私自身の復習のためにに綴りたく思います。
「書譜」は孫過庭が、六朝時代の書論を基盤としながら、王羲之を典型に据え、書の本質や価値、学書に対する考えなどを美しい文体で著したものです。
その書は王羲之の書法を基本にした正統的な草書で、変化に富んでおり、格調が高いと評されています。
1.特徴ある文字は○で囲んだ「之」の文字。右肩下がりが特徴。草書文字は、早く書けると言うことから「之」 → 「し」 になりました。
2.□で囲んだ言葉の意味
入木(じゅぼく)の術 = 墨が木簡の表面から三分(約9mm)まで滲み込んだという書聖王羲之の故事。
臨池(りんち)之志 = 筆を洗う池が いつも墨で真っ黒になっていたという後漢の草書の名人張芝の故事を指しており、共に書の道に励んだことを意味しています。
現在、書道の教室名を「臨池会(りんちかい)」と名付けてご活躍の先生もおられます。
故に「臨書」とはただ文字を真似するのみでなく、内容についても学んで欲しい!とご指導を頂きました。
明日からは、次号の競書作品の練習及び、1月末短歌10首提出に多忙の始まりです。頑張ります。でも心は です。
書道芸術・・・お勉強なさるoko様に頭が下がります。
書体の美しさ、素晴らしいです。
字を読解することすら私には難しいですね~
短歌頑張って下さい。
書道の練習はいつも書かなくてはと毎日落ち着きません。
書道、短歌と宿題のある物をダブルで選んだことに後悔する日々ですが、
ボケ防止にと自身を叱咤激励して頑張りたく思っております。
短歌提出まであと3首悩んでおりますが頑張ります。
有り難うございました。
素晴らしいです。
昔書道全集に作品が出ていて
名前だけは存じていました。
「之」→「し」は存じておりましたが
入木(じゅぼく)の術及び臨池(りんち)之志については憶えておくようにご指導を頂きました。
臨書は奥が深くとても大変ですが、書の基本と学んでおります。