汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 飛礫

2010年03月11日 | 初期中期の詩
切ない程に墜落した情景の中で
穂先に揺れる儚い幻想にまどろむ
命の鼓動を感じて
歓びを感じた遥か遠くの土地に
再び赴くように
帰り着く場所に戸惑い
砂に汚れたハンカチが空を舞うように
心の居所を日々模索している最中

孤独の心情に木霊する
罪の計らいの飛礫を抱きしめて
欄干に揺れる想い出を愛撫しながら
今夜もまた眠る

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飛礫→つぶて
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