汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 雨の日

2010年03月24日 | 初期中期の詩
星空に舞い散る儚さの跡の余韻の中
宿命の落差に呆気に取られる君の心に
映し出される幻影の美しさよ

風になびき 憩いを呼び戻す修練の日々に
感情は弾け飛ぶ飛沫に蒼い寂しさの灯りを灯す

砂漠の街角に囀る小鳥の放埓な声は
泣く事を忘れた少女の肩に掛かる
優しさの籠る雨の雫

粗暴な約束に振り回されるように
何かに怯えながら吐いた溜息の重さは
孤独の淵に舞い上がる花の可憐な誓い
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