汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 嘘

2011年04月17日 | 初期中期の詩
今頃になって後悔する
最後の嘘の秘められた気持ち
あなたを想う その事がやけに藍色を帯びる

朝焼けに浮かぶ雲を指差して
カラカラと笑うあなたの横顔が怖い
「美しい景色を教えてあげる」
そう言って手を伸ばしたあなたは
この空に映る未来を信じている

この縛りを解き放ちたい
怒りを胸に声を発した そこでは血の匂いがした
今以上に心地良い場所を求めている
花はそこにあるからこそ美しいのに

あなたの云った言葉が胸やけを起こしている
煮え切らない想いを あなたに届ける
言葉では通り過ぎて行く真実を
決して見逃してはいけない
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