汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 変わらないモノ

2011年04月29日 | 初期中期の詩
変わらないモノを探して 僕は一人の女と出逢う
何もかもが暗闇に包まれたままで
僕は今日もあなたの声色を聴いて眠る

辿り着いたこの道には 幾つもの約束が記録されている
崩れ落ちるモノは決して寂しくはさせないから
それが無数の夢に還元されるのなら
僕はいつまでもあなたの傍にいようと思う
例え 春の季節に降る雨のように
ささやかな時間を過ごす事が出来れば
再び未来は羽を広げて 大空へと飛び立つだろう

いつか僕らの虚しさに 光が満ちても
この季節に咲いた花の哀しみを忘れる事はないだろう

遠くで手を振ってさよならを云う 
この場所で生きて行く事が 苦しいというなら
それはきっと新たな場所を求める成長の時だから

忘れないで時はいつまでも続く流れの中に
小さな奇跡を咲かせることを
あなたが例え淋しさに襲われたとしても
そこには小さな命を宿す偶然が眠っているから
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