汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 花の命

2011年04月30日 | 初期中期の詩
この道を行けば きっと何かが見つかる
公園に咲いている花は 今日も誇らしげに
太陽の描く夢を見つめている

あなたはなぜ生きているの
なぜあなたは未来に絶望するの
想いの丈はいつでも 儚い時の流れの中にいる

涙の向こう側で 新たな生命が蠢(うごめ)いている
赤く晴れ上がった夕方の空に 鳥たちは
いつかあの場所に返ることを望んでいる
それは生命が生命の裡(うち)にある宿命

放埓(ほうらつ)な人生を歩んでいて
見える景色は何時までも霞んでいるように見えた
見えないモノを大切にする気持ちが
時にあなたを孤独にさせるのなら
傍に咲いている花の囁きを聴けばいい
その花が命を終えた後 あなたはまた明日を超える為の
強さを持てるだろうから
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