歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

史上最大の素数を発見、2,324万9,425桁(50番目のメルセンヌ素数)

2018-02-04 | 学問
 2^77,232,917-1  49番目のメルセンヌ素数
 (2,324万9,425桁)
 探査プロジェクト「GIMPS」は、史上最大の素数を発見したと発表(1月3日)。
 2016年1月に発見された素数(2^74,207,281-1)よりもほぼ100万桁大きい。
 発見者は、GIMPSにボランティアとして参加しているジョナサン・ペース氏
 ◆素数
 素数とは、1とその数字以外では割り切れない自然数。
 2、3、5、7、11・・・などで無限にあることが分かっている。しかし、どの数が素数なのか規則性が解明されておらず、大きな素数の発見は非常に難しい・・現在の所、数字を一つづつ検証するしかない。
 因みに、素数は暗号(RSA暗号:桁数が大きい合成数の素因数分解の困難さを使った公開鍵暗号の一つ)に用いられる。
 ◆GIMPS
 素数探索プロジェク(Great Internet Mersenne Prime Search)
 メルセンヌ素数の発見を目的として1996年に発足。
 分散型コンピューティングによって、参加者のコンピュータの余剰処理能力などを利用して解析、検証作業を行う。
 このプロジェクトでは、14のメルセンヌ素数を発見し、そのうち12が発見時には最大のメルセンヌ素数で、発見されている素数の中でも最大である。
 ◆メルセンヌ素数
 メルセンヌ素数とは、Mp=2のn乗-1で表せる素数
 25,964,951までに素数は162万2,441個あり、うちメルセンヌ素数はわずか42個しかない。

日本国際賞は、リチウムイオン電池開発の吉野氏とリンパ球を見つけた米豪の2氏に

2018-02-03 | 学問
 国際科学技術財団は、2018年(第34回)の日本国際賞を、リチウムイオン電池を開発した名城大学教授の吉野彰氏(70)、生体内で極めて重要な働きをする二つのリンパ球を発見した米国エモリー大学医学部教授のマックス・クーパー氏(84)とオーストラリアのウォルター・アンド・イライザ・ホール医学研究所名誉教授のジャック・ミラー氏(86)の合わせて3人に贈ることを決めた。同財団が、記者会見で発表した(1月30日)。授賞式は4月18日。
 ○吉野氏は「資源・エネルギー、環境、社会基盤」分野の受賞
 授賞理由は「リチウムイオン電池の開発」。吉野氏は1972年に京都大学大学院工学研究科修了。80年代初めに電池の電極にコバルト酸リチウムとカーボン材料を使うと電極間をリチウムイオンが行き来して電池の役割を果たすことを実証。リチウムイオン電池の原型を開発して1985年に特許出願した。その後1991年に旭化成などによって実用化された。この電池は小型で大容量の上、充電できるのが特長。ノートパソコンやスマートフォンなどのモバイル機器、デジタルカメラ、携帯型音楽プレーヤーや電気自動車など現在では幅広く利用されている。
 因みに、同氏はノーベル化学賞の候補としても期待されている。
 ○米国エモリー大学医学部教授のマックス・クーパー氏(84)と、オーストラリアのウォルター・アンド・イライザ・ホール医学研究所名誉教授のジャック・ミラー氏(86)。2人は「医学・薬学」分野の受賞。
 授賞理由は「Bリンパ球・Tリンパ球系列の発見とそれがもたらした疾患の病態解明と治療法開発」。
 両氏は、1960年代初めから精力的に分子生物学の研究を進め、体内に侵入した異物に対する免疫をつかさどる2つの主要細胞系列であるBリンパ球とTリンパ球の存在を明らかにした。国際科学技術財団は、近年注目を集めるがん治療薬や免疫疾患の新薬も2人の発見があったからこそ誕生した、としている。
 ◆日本国際賞(Japan Prize)
 日本国際賞は、「科学技術において、独創的・飛躍的な成果を挙げ、科学技術の進歩に大きく寄与し、人類の平和と繁栄に著しく貢献した」人物に対して、国際科学技術財団が授与する賞である。
 受賞対象は「物理、化学、工学」と「生命、農学、医学」の二つの領域で、受賞対象分野は1年に2つの分野である。受賞者には、各分野に賞金5000万円が贈られる。受賞者は生存者のみ。
 日本にもノーベル賞に匹敵するような賞が必要だとして、松下幸之助が基金(私財など約30億円)を提供。1983年に政府内で各機関からの協力が閣議決定された。1985年に第1回「日本国際賞授賞式」を開催。

 今日(2月3日)は節分。節分とは「季節の分かれ」を意味するもので、立春・立夏・立秋・立冬の前日である。明日(2月4日)は立春で、立春から立夏の前日までが、暦の上では春になり、立春を境に気温が上がるとされている。・・これから暖かくなると良いな。
 この節分での「豆まき」の行事は、平安時代頃から行われる宮中での年中行事で、近代にこの宮中行事が庶民に採り入れられたものである。季節の変わり目には邪気が入り易いと考え、その邪気を払うため「豆まき」を行う。豆を使うのは、まめ(魔・滅)→魔(悪い鬼)を滅する、などの説がある。

日本学士院新会員に宮園氏ら5人が選ばれる

2017-12-26 | 学問
 日本学士院は、がんの増殖や転移の仕組みを解明した宮園浩平・東京大教授ら5人を新会員に選んだ(12月12日)。
 学士院会員は、学術上の功績が顕著な科学者から選ばれる特別職の国家公務員。会員数は人文科学60人、自然科学74人の計134人となった。
 新会員の主な業績(敬称略)
 揖斐高(いび・たかし):成蹊大名誉教授。71歳。漢詩人柏木如亭や頼山陽らの研究を通じ、近世日本文学の研究を深めた。
 渡辺浩(わたなべ・ひろし):東京大名誉教授。71歳。江戸・明治時代の日本の政治思想史研究で、朱子学・儒学の独自の展開を社会的文脈に着目して明らかにするなどした。
 瀬川信久(せがわ・のぶひさ):早稲田大教授。69歳。民法の解釈論・立法論が依拠すべき基礎の構築に貢献した。
 安元健(やすもと・たけし):日本食品分析センター学術顧問。82歳。魚介類の食中毒に関する研究で常に世界をリードしている。
 宮園浩平(みやぞの・こうへい):東京大教授。61歳。がん進展に関与するタンパク質の受容体などの研究で世界をリードした。
 ◆日本学士院(にっぽんがくしいん)
 日本学士院は、文部科学省の特別の機関である。会員は、学術上の功績が顕著な科学者から選ばれる特別職の国家公務員。
 法第1条でその目的を、「学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関とし、学術の発達に寄与するため必要な事業を行う」と定めている。
 毎月定例の研究会を開催し、そこで研究発表が行われ、また研究成果は「日本学士院紀要」として公刊される。また、恩賜賞や日本学士院賞、エジンバラ公賞、日本学士院学術奨励賞の授賞も行っている。
 学士院会員は終身で、定員は150名である。死亡により欠員が生じた分科ごとに各部分科会員の投票により毎年12月に新会員が選定される(常に全欠員が補充されるわけではない)。
 1879年(明治12年)に東京学士会院として発足。その後、帝国学士院に改組され、太平洋戦争後に日本学士院となる。

 今日の天気は曇~晴れ、一時雨(強く、土砂降り状)。
 散歩道に、まるまるとした実を沢山付けた”トウネズミモチ”を目にする。実は多くの樹ではもう鳥に実を食べられているが、沢山残っている樹がある。今年は実が豊作なのかな。
 ”ネズミモチ”と”トウネズミモチ”は葉・花・実とも良く似ており、判別はチョット難しい。簡単な判別は葉の葉脈で、葉を裏から日に透かして見ると、ネズミモチの側脈は見えないか不明瞭でトウネズミモチは明瞭に見える。遠くからは樹枝で、”ネズミモチ”は灌木で”トウネズミモチ”は樹木のようだ。
 名(トウネズミモチ:唐鼠黐)の由来は、文字通り中国から来た”ネズミモチ”から。
 トウネズミモチ(唐鼠黐)
 モクセイ科イボタノキ属
 常緑高木(樹高は15m~20m)
 中国中南部原産、明治初期に渡来
 開花時期は6月~7月
 枝先に沢山の白い花を付ける、花は径数mmで長さ3~4mm
 実は径1cm位のほぼ球形で、10月~12月に紫黒色に熟し、実の表面に白い粉を帯びる


2018年生命科学ブレイクスルー賞に森和俊京都大教授が選ばれる

2017-12-05 | 学問
 「ブレークスルー賞」の授賞式が12月3日に、カリフォルニア州で開かれ、生命科学分野で京都大の森和俊教授らが受賞した。
 受賞は、疾患の原因になりうる細胞内の異常なタンパク質を細胞内小器官の小胞体がどのように検知しているのか、異常タンパク質の集積を修復する仕組みを解明した研究に対するもの。
 ◆2018 Breakthrough Prize in Life Sciences
 Joanne Chory
  Salk Institute for Biological Studies and Howard Hughes Medical Institute
 Peter Walter
  University of California, San Francisco and Howard Hughes Medical Institute
 Kazutoshi Mori
  Kyoto University
 Kim Nasmyth
  University of Oxford
 Don W. Cleveland
  University of California, San Diego
 ◆Breakthrough Prize
 米グーグルやフェイスブックの創業者らが出資する財団。
 3部門の賞がある
   Fundamental Physics
   Life Sciences
   Mathematics
 生命科学ブレイクスルー賞は、アーサー・レヴィンソン氏(アップル会長)やセルゲイ・ブリン氏(Googleの共同創業者)、マーク・ザッカーバーグ氏(Facebookの創業者)等を設立者とするブレイクスルー賞財団が、2013年に創設した賞の一つ。難病治療や延命に貢献する研究を行った研究者に対し贈られる。

OECD「学習到達度調査」の「協同問題解決能力調査」で、日本は2位

2017-11-24 | 学問
 経済協力開発機構(OECD)は、世界の15歳を対象に2015年に実施した「学習到達度調査(PISA)」の中で、複数人のチームで問題解決に効果的に取り組むための能力を測定した「協同問題解決能力調査」の結果を発表した(11月21日)。参加した52ヵ国・地域のうち、1位はシンガポール、2位は日本、3位は香港、4位が韓国、5位はカナダと上位4位までがアジア勢。点数分布を見ると、440点未満の成績下位層の割合は日本が10%で、参加した国・地域で最も小さかった。
 「学習到達度調査(PISA)」は3年毎に実施、2000年に始まった。知識や技能の活用力を評価するのが狙いで、テスト科目は、読解力・科学的リテラシー・数学的リテラシーの3分野が基本。2012年調査ではこの3分野以外に希望国に対し、コンピューターを使った「問題解決能力」をみるテストを実施した。2015年では、「協同問題解決能力調査」も実施した。
 日本での2015調査は、2016年に公表済みで、読解力は8位(前回4位)、数学的応用力は5位(同4位)、科学的応用力は2位(同4位)だった。
 今回の調査は、チーム内の関係性を維持しながら1つの目標に取り組む姿勢などが問われた。コンピューターで架空の人物とやりとりする中で、効率良く問題解決に向かうためにふさわしい会話を選ぶなどの形式。国立教育政策研究所の担当者は「日本人の特性である協調性も好スコアに影響したのではないか」との見方を示した。
 ◆主な国・地域の順位と平均得点
 順位 国・地域名  平均点
 1、シンガポール ※ 561
 2、日本    552(男子539点、女子565点)
 3、香港     ※ 541
 4、韓国    538
 5、カナダ   535
 5、エストニア 535
 12、ドイツ   525
 13、米国    520
 OECD平均 500(500を基準値とした)
 注:※はOECD非加盟

 朝は雨。時々はれるが、雲が多い。気温は、12月中旬位とかで、最高気温7℃。
 石垣の石の間から”イソギク”の花が咲きだしている。冬でも咲く花は貴重で、”イソギク”もその一つだ。”イソギク”は伊豆半島や房総半島等の海岸に自生する多年草で、私達が目にするのは、園芸種(野生種がそのまま園芸店などに流通)。名(イソギク)の由来は、海岸に咲く菊から名づけられた。
 葉や花が独特。葉は肉質で、葉裏の細かい毛で覆われて銀白色となっているのが葉表まで広がり、葉表の白い縁取りとなっている。花は沢山の小さな筒状花だけが集まって数mm程の大きさとなり、この集合体がさらに集まって散房状の頭花となっている。舌状花はない(まれに白色の舌状花がると言う)。
 イソギク(磯菊)
 別名:岩菊(いわぎく)
 キク科キク属イソギク種
 半常緑多年草
 地下茎で増える、茎は木化して越冬する
 原産地は日本(固有種)
 開花時期は10月~12月
 花は鮮やかな黄色
 キク属では珍しい筒状花だけの花


2017年度仁科記念賞は、武居・安達・甲元の3氏に

2017-11-17 | 学問
 仁科記念賞
 仁科記念賞は、故仁科芳雄博士(1890~1951年)の功績を記念し、原子物理学とその応用に関し、優れた研究業績をあげた比較的若い研究者を表彰することを目的とする。設立は1955年。これまでの受賞者からは、江崎玲於奈、小柴昌俊、小林誠、益川敏英、中村修二、梶田隆章の6氏のノーベル物理学賞受賞者を輩出している。
 原子物理学とは、原子・分子・原子核・素粒子はもちろんのこと、これらの関与する基礎的なミクロの立場に立った物理学であるが、直接原子物理学に係わるものに限らず、理学、工学、医学等あらゆる分野において原子物理学に深い関連のある研究を含む。
 仁科記念財団は、2017年度(第63回)の仁科記念賞を、武居弘樹(たけすえ ひろき)・NTT物性科学基礎研究所上席特別研究員(46)、安達千波矢(あだち ちはや)・九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センター長(54)、東京大物性研究所で研究を続けた甲元真人(こうもと まひと)氏(67)の3人に授与することを決めた(11月15日)。授賞式は12月6日に東京都内で行われる。
 武居氏は、量子コンピューターの大型化に貢献。長さ1kmの光ファイバーの輪に特殊な光パルス2000個を流して順次演算する仕組みを作り、スーパーコンピューターを上回る能力を持たせた。
 安達氏は、スマートフォンの画面などに使われる有機EL(エレクトロルミネッセンス)の研究を深め、高効率化を成し遂げた。
 甲元氏は、トポロジー(位相幾何学)の概念を取り込んだ「トポロジカル量子物性物理学」について、先駆けとなる論文を発表して理論的な枠組みを作り、この分野を切り開いた。

 天気は晴れ。気温は低く、最低気温4℃、最高気温11℃と冬になってきた。
 天気が良いので、賀茂神社の”イロハモミジ”の紅葉を観に出かけた。毎年今時分が鑑賞の季節だ。
 賀茂神社は、京都の本社と同じく下賀茂と上賀茂の二社から成る。境内には、樹齢数百年と言われる”イロハモミジ”や”タラヨウ””アラカシ”などの巨木・古木がある。11月の紅葉の季節では”イロハモミジ”が鮮やかに色づく。青葉もある。
 ◆賀茂神社(仙台市)
 賀茂神社は、「杜の都・緑の名所100選・紅葉の名所 」に選ばれている。
 所在地:宮城県仙台市泉区古内字糺(ただす)1
 賀茂神社には、上賀茂神社・下賀茂神社 がある
  (両神社本殿は宮城県指定有形文化財)
 主祭神
  下賀茂神社:鴨建角身命・多々須玉依姫
  上賀茂神社:別雷命
 境内の樹齢数百年と言われる樹木
  宮城県指定天然記念物:イロハモミジ 2本
             タラヨウ 1本
  仙台市指定天然記念物:アラカシ 2本


主要国の中で日本だけ、科学技術の研究論文数が過去10年間で6%減

2017-11-12 | 学問
 文部科学省科学技術・学術政策研究所の調査でわかった(平成29年8月)。
 日本の大学や研究機関が、2013~2015年に発表した論文数が10年前に比べて6%減少した。米国に次ぐ2位から中国、ドイツに抜かれて4位に後退した。
 同研究所は、米国の論文データベースから科学技術論文を抽出し集計。日本は研究開発の国際競争力を示す指標の1つの論文数で2003~2005年には、年平均6万7888本だったが、2013~2015年には年平均6万4013本に後退した。
 研究開発費の多い7ヵ国で見ると、論文数が減ったのは日本だけで、他の6ヵ国(米国・中国・ドイツ・韓国・フランス・英国)の論文数はいずれも増加した。中国は約4.2倍、韓国は約2.2倍に増えた。注目度(他の論文に引用)の高い論文数でも10年間で4位から9位に低下した。
 研究所科学技術・学術基盤調査研究室の伊神正貫室長は「日本の論文数の伸び悩みは、研究開発費との関連もあるが、博士課程入学者数が2003年を境に減少傾向で、大学の若手教員も減っていることとも関連しているとみられる。複合的な要因」と話す。

 今日は良く晴れた。外に出ると少し寒さを感じる。最高気温12℃とか。
 秋が深まって来ると、草も木々も紅葉・黄葉での衣を纏い艶やか。そして落葉する。
 紅葉する植物には色々あるが、艶やか紅葉はカエデ科・ニシキギ科・ウルシ科やツツジ科などである。散歩で良く見かける”ドウダンツツジ”はツツジ科であり、見事に紅葉する。”ドウダンツツジ”の魅力は、秋の紅葉だけでなく、春の鈴なりの白い小花が見事だ。白い小花が沢山咲く様子を星に見立て”満天星躑躅”とも書かれる。
 ”ドウダン(灯台)”の名の由来は、花の形・姿からと枝の形からとの説がある。枝が分かれる姿が灯台(結び灯台)に見えるからとの説が有力だ。結び灯台とは油を燃やす昔の室内照明灯で、三本の棒を結んで足を開き、その上に油皿を乗せたもの。
 ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星躑躅)
 ツツジ科ドウダンツツジ属
 日本の原産
 落葉広葉樹で低木、高さは0.5m~2.5m
 開花時期は4月~5月
 花は釣鐘様の白花(径5mm程)で、沢山鈴なりに咲く
 10月~12月に紅葉する 


ノーベル賞経済学賞に米シカゴ大のセイラー教授

2017-10-10 | 学問
 スウェーデン王立科学アカデミーは、2017年のノーベル経済学賞を米シカゴ大学のRichard H. Thaler(リチャード・セイラー)教授(72)に授与すると発表した(10月9日)。授賞理由は行動経済学への貢献。
 ◆行動経済学の世界には、「ナッジ(nudge):ひじで軽くつつくという意」という概念がある。心理的特性をテコにして人々によい行動を取らせるという意味で、セイラーがその発案者。行動経済学の知見を基に労働者の貯蓄行動を改善させることに成功し、現実の政策にも大きな影響を与えた。
 ◆リチャード・H・セイラー(Richard H. Thaler)
 1945年9月12日生まれ。米国の経済学者。シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスの行動科学・経済学ラルフ&ドロシー・ケラー卓越教授を務める。
 行動科学の理論家として最もよく知られており、ダニエル・カーネマンやその他の学者と協働して研究分野を牽引してきた。
 ◆ノーベル経済学賞
 正式名称は、アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞。
 1968年にスウェーデン銀行が創立300周年を記念してノーベル財団に寄託した基金で創設された。
 1901年に授与が始まったノーベル賞の5部門(物理学賞、化学賞、医学生理学賞、文学賞、平和賞)はノーベルの遺言に基づいて創設されたものである。従って、厳密には本賞はノーベル賞ではない。しかし、選考は物理学賞などと同じスウェーデン王立科学アカデミーが行い、授賞式などの諸行事も他の部門と同列に扱われている。

 朝から晴れ。風も穏やか、良い日となる・・。
 塀の際に、”トウワタ(唐綿)”の花が咲いている。草丈は1m程で、赤い花弁に黄色または橙色の副花冠の花(赤色・黄色の花)、遠くからも良く目立つ。
 アスクレピアス(トウワタ)の仲間は、南北アメリカ・熱帯アフリカに約140種が分布する。主に栽培されるのは、南米原産のアスクレピアス・クラサヴィカ種(Asclepias curassavica)と、北米原産のアスクレピアス・ツベロサ種(A. tuberosa)。この花は、クラサヴィカ種(多分・)。
 名(トウワタ:唐綿)の由来は、種に白い綿毛が付き→外来の綿→トウワタ:唐綿になった、と言う。
 トウワタ(唐綿)
 別名:アスクレピアス(Asclepias)
 カガイモ科トウワタ属
 多年草(耐寒性なく、日本では一年草)
 原産地は南アメリカ
  日本には、1842年(天保13年)に渡来したとされる
 開花時期:クラサヴィカ種、6月~10月


ノーベル賞平和賞、ICAN「核兵器廃絶国際キャンペーン」に

2017-10-07 | 学問
 ノルウェー・ノーベル委員会は、今年の平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に授与すると発表した(10月6日)。
 ノーベル委員会のベリト・レイス=アンデルセン委員長は、核兵器を条約で禁止しようとするICANの「画期的な努力」を授賞理由に挙げた。
 ◆ICAN (International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)
 ICANには、核兵器の非合法化し廃絶するという歴史的好機を捉えるために、60ヵ国以上から人道上・環境・人権・平和そして開発に関わる団体が集結している。
 キャンペーンの概要(HPより、一部略)
 ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)は、政府に対して核兵器禁止条約の交渉の開始と支持をはたらきかけ、説得し、圧力をかけるために、すべての国の人々を結集する活動をしている全世界的なキャンペーンの連合体。
 私たちは、政府、国際機関、市民社会団体、その他の活動団体に対して次のことを求めます。
 1)核兵器のいかなる使用も、破滅的な人道上および環境の危害を生じることを認めること。
 2)核兵器の禁止は、核兵器を保有しない国にとっても、普遍的、人道的な責務であることを認めること。
 3)核保有国は、保有する核兵器を完全に廃絶する義務があることを認めること。
 4)核兵器禁止条約の交渉のための多国間協議を支援する行動をいますぐ起こすこと。
 因みに、今年7月に122カ国が国連の核廃絶条約に賛成し、採択した。しかし米英など、核保有が知られている9カ国はいずれも賛成しなかった。

 朝から雨。昨日の夜半からの雨が続いている。夕方には雨が止む、の予報。
 近所のお庭で”ハマギク”が咲きだした。茎は木質化して越冬し、春先に新しい茎を伸ばし、秋にやや大柄な白い花を咲かせる。葉が重なる様に段々になっている。
 ”ハマギク”は、1属1種の日本特産種であり、学名は「Nipponanthemum nipponicum 」、英名は「Nippon daisy」である。自生地は、青森県から茨城県にかけての太平洋側の海岸と言う。花壇綱目(江戸時代初期の園芸書)に、”ハマギク(浜菊)”の名があり、その頃から栽培されていたと思われる。
 ハマギク(浜菊)
 別名:吹上菊(ふきあげぎく)
 英名:Nippon daisy
 キク科ハマギク属
 耐寒性多年草 、茎・枝は木質化する
 葉は肉厚で艶があり、縁に波状の鋸歯がある
 丈は30cm~90cm
 開花時期は9月~11月
 花はやや大きめ(径6cm位)で、日本的な清楚な白い花


ノーベル賞文学賞は日系英国人の世界的作家のカズオ・イシグロ氏に

2017-10-06 | 学問
 スウェーデン・アカデミーは、本年(2017年)のノーベル文学賞を日系英国人のカズオ・イシグロ氏(62)に授与すると発表した(10月5日)。英国人ではあるが、日本出身の作家として、川端康成・大江健三郎氏に次ぐ3人目となる。
 カズオ・イシグロ(石黒一雄)氏は、1954年に長崎で生まれ、5歳のとき、日本人の両親とともにイギリスに渡り、その後1982年に英国に帰化し、1986年に英国人女性と結婚した。
 授賞理由では、
 偉大な感情の力を持つ小説によって、われわれが持つ、世界とつながっているという幻想的感覚の下に隠れた深淵を明らかにした」との評価。
 ◆優れた長編小説
 1982年 デビュー作「遠い山なみの光」
    戦後まもない長崎が舞台で、混乱のなか、たくましく生きる女性の姿を描く
 1986年発表 「浮世の画家」
    戦前の日本人画家が主人公。終戦に社会の価値観が大きく変わる中、とまどいながら生きる姿を繊細に表現
 1989年 「日の名残り」
    第2次世界大戦後のイギリスの田園地帯にある邸宅を舞台にした作品
    そこで働く執事の回想を通して失われつつある伝統を描く
    イギリスで最も権威のある文学賞ブッカー賞を受賞
 2000年 「わたしたちが孤児だったころ」
    ロンドンで育った孤児が探偵となり、日中戦争で揺れる中国に渡って両親の行方を捜す姿を描く
 2005年 「わたしを離さないで」
    臓器移植の提供者となるために育てられた若者たちが、運命を受け入れながらも生き続けたいと願うさまを繊細に描いたフィクション。2010年に映画化され、翌年には日本でも公開された

 朝起きたら朝焼けの日の出。素晴らしい。

 お天気は曇。夜半に豪雨の予想。昨日も今日も最高気温20℃以下と11月の気温・・寒い。ストーブの用意をしなくては。
 曇空の下でも、鮮やかな紅い花が咲いている。チェリー・セージだ。
 シソ科の植物でハーブに分類されるが、チェリーセージは鑑賞用として栽培される。ハーブだから、葉を揉むと甘いフルティな香りを放つ。ハーブティーやポプリに利用できる。
 チェリーセージ(英名:Cherry Sage)
  (サルビア・ミクロフィラ)
 シソ科アキギリ属(サルビア属)
 学名:Salvia microphylla
 半耐寒性多年草(半常緑低木)
 原産地はアメリカ南部・メキシコ
 開花時期は5月~11月


ノーベル賞化学賞に欧米の3氏、高精細な電子顕微鏡開発

2017-10-05 | 学問
 スウェーデン王立科学アカデミーは、2017年のノーベル賞化学賞を欧米の3氏に贈ると発表した(10月4日)。
 受賞理由は、
 生体の分子構造を高解像度で観察できる「クライオ電子顕微鏡法」の開発に貢献
 従来の電子顕微鏡は強力な電子ビームが生体の試料を破壊してしまい、死んだ状態の観察しかできなかった。デュボシェ氏は1980年代初頭に水を急速に冷却し、試料の周囲に固定することで、試料を自然な形で観察することに成功した。フランク氏とヘンダーソン氏は試料を三次元の状態で観察する技術の実現に貢献した。この技術は生化学の分野で研究の発展をもたらした。
 受賞者
 ジャック・デュボシェ:1942年スイス生まれ。ローザンヌ大名誉教授
 ヨアヒム・フランク氏:1940年ドイツ生まれ。米コロンビア大教授
 リチャード・ヘンダーソン:1945年英国生まれ。英MRC分子生物学研究所プログラムリーダー
 おめでとうございます。

 天気は晴れ。気温がだんだんと低くなり、今日の最高気温は19℃とか。北海道から初雪の便りあり。
 お家の前の庭で、”アオイ”の花が咲いている。咲いている花は白色、萎んだ花は淡い紅色。朝、昼、夕、と色が変化する”スイフヨウ(酔芙蓉)”だ
 酒を飲むと顔がだんだんと赤みを帯びる。このお花も夕方には白から淡い紅色に変わる、お酒は飲まないが”スイフヨウ(酔芙蓉)”の名。
 スイフヨウ(酔芙蓉)
 学名:Hibiscus mutabilis f. versicolor
 アオイ科フヨウ属
 落葉低木
 原産地は中国、日本
 開花時期は9月~10月
 フヨウは基本が一重咲き、スイフヨウは花は八重咲き(一重もある)
 時間が経つにつれて変色(白色から淡い紅色に)
 花言葉は繊細な美、しとやかな恋人


ノーベル賞物理学賞、重力波検出の米国科学者3名に

2017-10-04 | 学問
 スウェーデン王立科学アカデミーは、2017年のノーベル物理学賞を米国の科学者3氏に贈ると発表した(10月3日)。
 受賞理由は、
  「レーザー干渉計LIGOを用いた重力波観測への多大なる貢献」
  物理学の重大問題だった重力波の存在を実証、宇宙の謎に迫る新たな天文学に道を開いた。
 受賞者
  レイナー・ワイス(Rainer Weiss)博士 1932年生まれ
   マサチューセッツ工科大学 名誉教授
  バリー・バリッシュ(Barry C. Barish)博士 1936年生まれ
   カリフォルニア工科大学 名誉教授
  キップ・ソーン(Kip S. Thone)博士 1940年生まれ
   カリフォルニア工科大学 名誉教授
 おめでとうございます
 ◆重力波とは
 重い天体などが動くと、その重力の影響で空間にゆがみが生じる。これがさざ波のように周囲へ伝わる現象が重力波。アインシュタインが相対性理論で100年前に存在を予言しているが、直接の観測はなかった。
 3氏は米国の観測施設「LIGO(ライゴ)」で、ブラックホール同士の衝突で生じた重力波を検出したと昨年2月に発表。相対論を立証し、光や電波では見えないブラックホールを捉える天文学に道を開いた。

2017年のノーベル生理学・医学賞、米国の3氏に

2017-10-03 | 学問
 スウェーデンのカロリンスカ研究所は、2017年のノーベル生理学・医学賞を、米国の3氏に贈ると発表した(10月2日)。授賞理由は「概日リズムを制御する分子メカニズムの発見」。
 ノーベル生理学・医学賞
  メーン大学のJeffery C. Hall(ジェフリー・ホール)博士
  ブランダイス大学のマイケル・ロスバッシュ(Michael Rosbash)博士
  ロックフェラー大学のマイケル・ヤング(Michael W. Young)博士
 授賞理由は概日時計(サーカディアン・リズム)を調節する分子メカニズムの解明。概日時計とは、体内時計のことである。
 私たちの身体の中にもあり、消化や代謝などは約24時間の周期でリズムを刻む。これは1個1個の細胞のレベルで24時間周期のリズムがあり、これを実現している遺伝子・タンパク質レベルでのメカニズムを解明した。

 今日の天気は曇~晴れ。北から寒気団が南下中で、だんだんと寒くなる。
 空き地なのか畑なのか、”アシタバ”の花が咲きだしている。茎の先の散形花序に小さな白い花が咲く。花弁は5枚あり、内側へ曲がる
 名(アシタバ)の由来は、葉は大きな羽状複葉で厚く柔らかく、発育が速く、摘んだ翌日には新しい葉が出るから、と言う。若い葉は、お浸しや酢の物に利用される食用植物である。
 房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の太平洋岸に自生し、日本の原産である。江戸時代中期に貝原益軒の「大和本草」で八丈島の滋養強壮によい薬草として紹介されている、別名八丈草(はちじょうそう)。
 アシタバ(明日葉)
 別名:鹹草(あしたぐさ)、八丈草(はちじょうそう)
 学名: Angelica keiskei
 セリ科シシウド属
 多年草
 開花時期は8月~10月
 茎先の散形花序に小さな白い花が咲く
 花は白~緑色の5弁花


江崎玲於奈賞に香取秀俊教授、誤差160億年に1秒の光格子時計を発明

2017-09-08 | 学問
 第14回江崎玲於奈賞の受賞者に、香取秀俊・東京大学教授(52)が選ばれた(9月7日)。高い評価業績は、160億年で1秒しかずれないという極めて高精度の原子時計「光格子時計」の発明。
 現在、時間の単位である「秒」は、セシウム原子時計によって国際的に定義されている。この原子時計は3千万年で1秒の誤差の高精度なものである。香取さんが発明した光格子時計は160億年に1秒しか誤差が出ないレベル。例えば約100万個のストロンチウム原子を、「魔法波長」と呼ばれる特定の波長のレーザーでつくられた「光格子」にとじこめることにより、セシウム原子時計に比べて精度を数百倍から数千倍高めた。
 審査委員会によれば、極めて高精度な光格子時計には様々な応用が期待されている。「重力が強いと時間はゆっくり進む」とのアインシュタインの相対性理論を検証や、重力による空間のゆがみを時間の進み方の違いとしてとらえて地殻変動観測に利用する、などが考えられると言う。
 ◆江崎玲於奈賞(えさきれおなしょう)
 2003年12月に創設された日本の科学技術賞。
 ナノサイエンスとナノテクノロジーの分野における顕著な研究業績を顕彰し、科学技術振興と産業活性化に寄与することを目的としている。
 ◆時計の精度
 ぜんまい式     1日に10秒以内
 クオーツ時計    1年に20秒以内
 セシウム原子時計  3000万年に1秒以内(精度:1X10^(-15))
 光格子時計     160億年で1秒以内(精度:2X10^(-18))
 ◆1秒の長さ
 現在の1秒の定義は、「セシウム133の原子の基底状態の2つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の91億9263万1770倍の継続時間」である。
 ◆光格子時計
 香取秀俊東京大学准教授(当時)が2001年に提案した方式。
 まず、「魔法波長」と呼ばれる特別な波長のレーザー光を干渉させて作った微小空間(光格子)に、レーザー冷却された原子を1つずつ捕獲し、原子同士の相互作用が起きないようにする。次に、これらの原子にレーザー光を当て、光を吸収する「原子の振り子」の振動数を精密に測定する。この光の振動を数えて、1秒の長さを決める。光格子全体には多数の原子を捕獲できるので、それらの「原子の振り子」の振動数を一度に測定して平均をとることで、短時間で時間を決めることができるというもの。

 朝から晴れ、午後も晴れ。気温は最高気温28℃位。
 小さな公園の花壇に”キバナコスモス(黄花秋桜)”が沢山咲いている。近所の方が植えて育てている。・・散歩が楽しくなります、ありがとう。
 ”キバナコスモス(黄花秋桜)”は”コスモス(秋桜)”に似た黄色や橙色の花を咲かせるキク科コスモス属である。コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称で、コスモス属は29種ほどある。
 キバナコスモス(黄花コスモス、黄花秋桜)
 別名:黄花秋桜(きばなあきざくら)
    イエローコスモス(yellow cosmos)
 学名:Cosmos sulphureus
 キク科コスモス属
 多年草(日本では一年草)
 メキシコ原産の園芸植物
 大正時代の初めにヨーロッパから輸入された記録がある
 開花時期は7月~10月
 コスモスの品種
  サンセット:赤色の品種、日本で作出され急速に普及した
  ブライトライト:八重咲き、赤花と黄花がある
  サニー:草丈があまり伸びない、鉢植え向き
  ディアボロ:半八重咲き、緋色
  チョコレートコスモス:大正時代に渡来。黒紫色の花を付け、チョコレートの香りがする。多年草


遺伝法則用語の「優性・劣性」を「顕性・潜性」と言い換え

2017-09-07 | 学問
 日本遺伝学会は日本人類遺伝学会とも協議し、誤解や偏見につながりかねなかったり、分かりにくかったりする用語を改訂した。用語集としてまとめ、今月(9月)中旬、一般向けに発売する。
 学会長の小林武彦東京大教授は、「改訂した用語の普及に努める。教科書の用語も変えてほしいと文部科学省に要望書も出す予定」と話す。
 例
 ○遺伝の法則の「優性」「劣性」→「優性」は「顕性」、「劣性」は「潜性」
  優性・劣性は、遺伝子の特徴の現れやすさを示すにすぎない。
  優れている、劣っているという語感があり、誤解されやすい。
 ○「バリエーション」の訳語の一つだった「変異」は「多様性」に。
 ○「色覚異常」「色盲」は「色覚多様性」に
  色の見え方は人によって多様だという認識から
 ◆遺伝学用語集
 生物の科学 遺伝別冊No.22
 遺伝単 遺伝学用語集 対訳付き
 発刊日:2017年9月29日
 定価:本体2800円+税
 頁数:372頁
 造本:A5
 発行所:(株)エヌ・ティー・エス
   ISBN 978-4-86043-499-1 C3047

 今日も朝から小雨。風はほとんどない。
 駐車場の隅の”ガウラ”。花が咲いている。”ガウラ”の花色は白色と桃色があり、このお花は白色。”ガウラ”の和名には、白蝶草・山桃草があり、白蝶草(はくちょうそう)は白花を白蝶に見立てたものである。花色がピンク色なのは、もう一つの別名の山桃草(やまももそう)が合う。
 ガウラ
 別名:白蝶草(はくちょうそう)、山桃草(やまももそう)
 アカバナ科ガウラ属(ヤマモモソウ属)
  観賞用に栽培されるのは、G・リンドハイマー(Gaura lindheimeri)と言う
 多年草
 原産地は北アメリカ、日本には明治の中頃に入ったようだ
 長い茎の先端に白色・桃色の花が咲き、花の姿は蝶の舞に似る
 丈は30cm~150cm、花径は1.5cm前後
 開花時期は5月~11月(春咲き種、秋咲き種がある)
 一つの花の寿命は短い(3日位)が長期間次々と咲く
 花色には白・ピンク・赤・複色