11月も半ばとなれば乾燥した寒い風が吹き出す。そして、今年(2014年)も干し柿を作る事にした。昨年は11月17日、一昨年は11月19日だった。概ね3週間で剥いた柿が甘い干し柿となる・・12月初旬~中旬かな。
干し柿にする柿は”蜂屋柿:干し柿に最適な渋柿と言う”を購入する。今年は宮城・蔵王産の柿で、入荷が少なく、値段は高値の傾向とか。
干し柿の作り方は、皮を剥く→干す→剥いた柿を時々揉む、で出来上がる。注意点は、カビの発生(気温・湿度が高いとカビが発生し易い。平均気温が10℃越えは要注意日)なので、風通しが良く雨が当らない所に吊るすのがポイントだ。表面は少し固いが中は軟らかく、表面に白い粉(柿霜:しそう)が吹き始めた頃が、美味しく出来上がった頃だ。干し過ぎると固くなる。
柿(剥いた状態)は1個350g前後で、干し柿では1/3の100g程となる
柿を剥く時、成り枝の「T」の字枝を残し、ヘタが10円玉位の大きさまで剥く
剥いた柿は、風通しが良く雨が当らない所に吊るす。この柿を時々揉む
因みに、柿剥きとは関連しないが、今日(11月14日)は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」。インスリンを発見したカナダのバンティング医師の誕生日。2006年に、国連で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、この日が国連の記念日として認定された。