歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

干し柿を今年(2014年)も作る

2014-11-14 | 食・レシピ
 今日は曇り。寒気団が南下し、日本列島をスッポリと覆う。北の街や山々では降雪や初雪が報告されている。仙台も最高気温10℃ほどと12月の気温で、寒さが堪える季節となって来た。
 11月も半ばとなれば乾燥した寒い風が吹き出す。そして、今年(2014年)も干し柿を作る事にした。昨年は11月17日、一昨年は11月19日だった。概ね3週間で剥いた柿が甘い干し柿となる・・12月初旬~中旬かな。
 干し柿にする柿は”蜂屋柿:干し柿に最適な渋柿と言う”を購入する。今年は宮城・蔵王産の柿で、入荷が少なく、値段は高値の傾向とか。
 干し柿の作り方は、皮を剥く→干す→剥いた柿を時々揉む、で出来上がる。注意点は、カビの発生(気温・湿度が高いとカビが発生し易い。平均気温が10℃越えは要注意日)なので、風通しが良く雨が当らない所に吊るすのがポイントだ。表面は少し固いが中は軟らかく、表面に白い粉(柿霜:しそう)が吹き始めた頃が、美味しく出来上がった頃だ。干し過ぎると固くなる。
 柿(剥いた状態)は1個350g前後で、干し柿では1/3の100g程となる
 柿を剥く時、成り枝の「T」の字枝を残し、ヘタが10円玉位の大きさまで剥く
 剥いた柿は、風通しが良く雨が当らない所に吊るす。この柿を時々揉む


 因みに、柿剥きとは関連しないが、今日(11月14日)は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day)」。インスリンを発見したカナダのバンティング医師の誕生日。2006年に、国連で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、この日が国連の記念日として認定された。

うまいもん甲子園で「鶏ちゃんライスバーガー」の岐阜県立郡上高が農林水産大臣賞

2014-11-01 | 食・レシピ
 本年(2014年)で第3回となる、「ご当地!絶品うまいもん甲子園」で優勝して農林水産大臣賞となったのは、鶏肉の郷土料理を基にした「鶏ちゃんライスバーガー」の岐阜県立郡上高だった。
 この調理甲子園は、全国の農林漁業に関わる高校生が地域の特産物を創意工夫で調理し、日本一を決める料理コンテストである。本年は235チームが応募し、書類審査・地方予選(7エリア)で14校が決勝進出し、10月31日に決勝大会が都内キッチンスタジオで行われた。
 ◆2014年「ご当地!絶品うまいもん甲子園」入賞
 農林水産大臣賞
   岐阜県立郡上高等学校「鶏ちゃんライスバーガー 」
 食糧産業局長賞
   青森県立弘前実業高等学校「青森たっぷりハンバーグ 」
 水産庁長官賞
   島根県立隠岐水産高等学校「とって隠岐の島(ピザ) 」
 生産局長賞
   埼玉県立杉戸農業高等学校「ぎゅっとsaitama!!プレミアムパスタ・諸味ソースがけ 」
 審査員特別賞・AKB48賞
   和歌山県立神島高等学校「やにこーうめぇで紀州あがらの家族丼」
 審査員特別賞・食戟のソーマ賞
   奈良県立磯城野高等学校「旨カリ丸ボーナス」
 審査員特別賞・東京ガス賞
   岐阜県立郡上高等学校「鶏ちゃんライスバーガー」

 今日は朝から雨。散歩ではお花の写真が撮れなかったので昨日の写真。先日の街路樹のニシキギの鮮やかな紅葉。紅葉だけで秋の果実が見えなかったが、別の街路樹で発見。赤橙色の種子が見え、可愛い。
ニシキギ(錦木)
ニシキギ科ニシキギ属
落葉低木
開花時期は5月~6月
果実は熟すと割れて赤橙色の種子が見える
紅葉は10月~11月で11月が鑑賞期
(紅葉期間は短い)



2014年B-1グランプリは十和田バラ焼きゼミナールが1位

2014-10-20 | 食・レシピ

 今年(2014年)も「B-1グランプリ」が、10月18日19日の2日間福島県郡山市で開催された。本大会は、浪江町と郡山市の共催で行われたもので、今年で9回となる。因みに、来年(2015年)は10回となり、青森県十和田市で開催される。
 参加団体は59団体で、今大会のゴールドグランプリを獲得したのは、十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)であった。2日間の合計来場者数が453,000人と大盛況。
 ◆第9回 B-1ブランプリ
 ゴールドグランプリ
     十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)
 シルバーグランプリ
     熱血!!勝浦タンタンメン船団(千葉県勝浦市)
 ブロンズグランプリ
     今治焼豚玉子飯世界普及委員会(愛媛県今治市)
 第4位:津ぎょうざ小学校(三重県津市)
 第5位:あかし玉子焼ひろめ隊(兵庫県明石市)
 第6位:久慈まめぶ部屋(岩手県久慈市)
 第7位:対馬とんちゃん部隊(長崎県対馬市)
 第8位:かほく冷たい肉そば研究会(山形県河北町)
 第9位:小樽あんかけ焼きそば親衛隊(北海道小樽市)
 第10位:田川ホルモン喰道楽(福岡県田川市)

 

 住宅団地の公園に植えられているソヨゴに赤い実が付いている。赤い実は葉の上に乗っかる様な姿だ。ソヨゴは雌雄異株であり、雄・雌の両方の木を植えないと実が付かない。春に開花するが分からなかった・・残念。
 名(ソヨゴ)の由来は、風が吹くと葉などがこすれて音をたてて揺れる(→戦ぐ:そよぐ)ことから、と言う。別名にフクラシバがあるが、葉を熱すると膨れて音を立てて弾ける事から、岡山県では「ふくらしば」と呼ぶそうだ。

Soyogo410201 ソヨゴ(冬青、戦)
別名:フクラシバ
モチノキ科モチノキ属
常緑広葉樹、中高木
原産地は日本
雌雄異株で開花時期は6月
白花で、花弁は長さ2mm程
果実は径8mm程で、秋に稔り、橙色~赤色に熟す


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好きな野菜はトマト、嫌いはセロリ・ゴーヤ

2014-09-22 | 食・レシピ

 8月31日は「やさいの日」。これに因んでタキイ種苗(株)が「野菜」へのイメージ評価、野菜作り(家庭菜園・ベランダ菜園)の関心度などの調査を行なった。
 これによると、好きな野菜の1位は「トマト」、2位じゃがいもで、嫌いな野菜の1位は「セロリ」、2位「ゴーヤ」だった。子どもが好きな野菜は、3年連続で「トマト」が圧倒的に1位で、2位に「じゃがいも」と「トウモロコシ」。嫌いなのは、3年連続で「ゴーヤ」が1位で、2位は「ピーマン」、3位は「トマト」。「トマト」は好き・嫌いの上位にランクされている。
 ◆好きな野菜・嫌いな野菜
 (タキイ種苗によるWeb調査。全国の20歳以上の男女600名を対象)
 「野菜が好きか」
   大好き  :34.0%
   どちらかといえば好き:54.3%
 「好きな野菜は」
   1位 トマト
   2位 じゃがいも
   3位 玉ねぎ
   4位 スイカ
   5位 メロン
 「嫌いな野菜は」
   1位 セロリ
   2位 ゴーヤ
   3位 モロヘイヤ
   4位 トマト、春菊
 「野菜に期待する栄養効果」
   健康的な体  :72.2%
   便秘の解消  :39.3%
   血液サラサラ :36.3%
   美肌効果   :27.3%
   体重増加の抑制:24.8%

 

 ルコウソウの明るく橙紅の花が咲いている。ルコウソウには幾つかの品種があり、このルコウソウは丸い葉のマルバルコウソウだ。この他に、細い葉で星形の花のルコウソウ、ルコウソウに似た葉だが葉が少し幅広で五角形の花のハゴロモルコウソウがある。
 ルコウソウは生育旺盛であり強健なので、野生化しているものがあり、このルコウソウも道路脇の空き地で見つけたから雑草化したのかな。

Rukousou409221 マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)
ヒルガオ科イポメア(サツマイモ)属
つる草
多年草だが寒さに弱いので1年草と扱う
原産地は北アメリカ
江戸時代に渡来して帰化
開花時期は7月~10月
花は五角形で径1.5cm~2cm、朝顔の様な小さな花
色は橙紅


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20代の朝食は半数がご飯、JA全中調べ

2014-08-31 | 食・レシピ

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の朝食に関する調査で、20代の半数が主食がご飯だった。調査は6月6~9日にWebで実施し、20歳代~60歳代の千人(男女500人ずつ)が回答した(7月31日発表)。
 調査によると、最もよく食べている朝食の主食は、全体ではパンが49.8%、ご飯が38.7%、ヨーグルトが4.4%だった。年代別では、20代はご飯が50.6%でパンの34.5%。30代以上は5割~6割がパンだった。男女別では、男性はご飯が上回ったが、女性はパンの方が多かった。
 パン食の理由は、複数回答で91.5%が「手軽に食べられるから」で、ご飯は62.2%が「腹持ちがいいから」。尚、朝食を毎日取る人は全体の69.2%で、週に1回も食べない人は10.4%との回答。
 ◆朝食の主食として最も良く食べているもの
    パン(%) ごはん(%) ヨーグルト(%)  シリアル(%)
 全体 49.8   38.7     4.4        2.6
 20代 34.5   50.6     3.6        4.8
 30代 50.9   37.6     5.2        2.3
 40代 48.6   38.3     3.8        3.8
 50代 53.5   36.8     4.3        1.6
 60代 59.9   31.6     4.8        0.5

 

 今日の天気は秋空が広がり、気温もそんなに高くない。夏は終わり、本格的な秋の到来の先駆けかな。
 道路沿いの空地でハキダメギクが纏まって咲いていた。こんな様子はハキダメギクが雑草とは言えない。
 名(ハキダメギク:掃溜菊)は、ゴミを掃き捨てる”掃溜め(共同ゴミ収集所)”で咲いている事からの命名で、命名者は牧野富太郎博士。冨栄養(有機物が多い)地に生える植物なのだろうとの事。

Hakidamegiku408311 ハキダメギク(掃溜菊)
キク科コゴメギク属
一年生植物
熱帯アメリカ原産
大正時代に渡来と言われる帰化植物
丈は15cm~60cm
開花時期は6月~11月
葉・茎に短毛がある
花は径数mmと小さい
白色で5枚の先端が浅く3裂している舌状花と中心の多数の黄色の筒状花からなる


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味の好き嫌いは顔の皮膚血流に現れる

2014-05-10 | 食・レシピ

 東京工業大学社会理工学研究科の林直亨教授と県立広島大学の鍛島(かしま)秀明助教らは、味に対する好き嫌いに応じて顔の皮膚血流が特異的に応答することを明らかにした(1月6日、東工大ニュース)。
 林教授らは感情や体調などが顔色に現れる言語表現の存在をヒントに、味覚の客観的評価法として、顔の皮膚血流に着目した。研究は、被験者15名を対象とし、安静時と味覚刺激中(オレンジジュース、コンソメスープ、苦いお茶、コーヒー、チリソース、水)に顔の皮膚血流をレーザースペックル法で計測し、刺激中の血流の相対変化量を算出した。”美味しい”と感じられた刺激(オレンジジュース、コンソメスープ)では瞼(まぶた)の血流が増加し、”主観的な美味しさ”と”瞼の血流の相対的増加量”に相関関係が認められた。”美味しくない”と感じられた刺激(苦いお茶)では鼻や額の血流が低下した。これらは、顔の皮膚血流が味覚に対する好き嫌いに伴って特異的に変化したことを示している。
 この成果は言語を介しない味の評価法や味の官能評価の新たな手法として期待されるとの事。

 

 お庭の隅で色々な草花に囲まれて、タンチョウソウが咲いていた。建物の陰にあり、陽当たりが良いとは言えない。
 花は葉の展開とほぼ同時に咲き出す。花茎を伸ばし、先で枝分かれし、小さな(径数mm位)白い花を沢山咲かせる。五弁花であるが白い萼と白い花弁が重なり10枚の花弁がある様に見える。花の中心が赤く見え(雄しべの花粉)、頭に赤い所がある丹頂鶴を連想させる。名(タンチョウソウ)の由来は、この赤い頭部ではなく、背高く白い花が密集する様を「丹頂鶴」に見立てた、と言う。
 葉の形は掌(てのひら)状の八手(ヤツデ)に似ており、岩場で自生していることから岩八手(いわやつで)とも呼ばれる。この葉は秋の終わりには枯れてしまう(休眠する)。

Tantyousou405101 タンチョウソウ(丹頂草)
別名:岩八手(いわやつで)
ユキノシタ科イワヤツデ属
      (ムクデニア属)
多年草、花茎は10cm~30cm
半日陰で、湿気のある環境を好む
原産地は中国東北部~朝鮮半島
開花時期は3月~5月
花色は白色


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海外検索での和食は、1位すし・2位枝豆・3位ラーメン

2014-05-02 | 食・レシピ

 昨年(2013年12月)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に和食(日本風の食事)が登録された。
 これを受け、インターネットの検索サイト・グーグルが昨年(2013年)12月に調査した、検索された和食のキーワードは、1位すし・2位枝豆・3位ラーメン・・だった。枝豆が上位となったのは、「健康食として関心が高まっているのだろう」とグーグルは分析しているとの事。
 ◆海外検索された和食キーワード
   グーグルの調査(2013年1月~11月)による
   海外のローマ字検索回数の集計
 1位 すし     2位 えだまめ     3位 ラーメン
 4位 さしみ    5位 てんぷら     6位 やきそば
 7位 もち     8位 てりやき      9位 しゃぶしゃぶ
 10位 みそしる  11位 おにぎり     12位 すきやき
 13位 だんご   14位 おこのみやき 15位 おでん

 

 今日は晴れて良い天気。昨日の雨は畑にとって干天に慈雨となったがもう少し欲しかった。春野菜の種まきが待っている。
 散歩にはとても良い日和。サクラ(桜)の花は終わったが、シバザクラ(芝桜)が満開で、色とりどりの絨毯の様だ。名(シバザクラ:芝桜)の由来通りに、芝の様に広がり、桜の様な花を咲かせている。

Shibazakura405021 シバザクラ(芝桜)
別名:花詰草(はなつめくさ)
ハナシノブ科フロックス属
多年草
原産は北アメリカ東部
開花時期は4月~5月
絨毯状に地面を覆い花が咲く
花は桜に似ている
花径2cm位、花色は紅・白・紫など


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今日(1月7日)は七草粥

2014-01-07 | 食・レシピ

 今日のお天気は陽が射し、風も穏やか、とても良い日和。この天気は今日だけで、明日から寒波到来の荒れた日が続くとの予報。
 1月7日の今日は五節句のひとつで、人日(じんじつ)・七草の節句。朝に七草粥(ななくさがゆ)を食べ、一年の無病息災を願う。この行事・習慣は平安時代から始まり、江戸時代に普及・定着したと言う。七草は、現在ではセット商品があり、我が家でも利用している。

Nanakusa401071 Nanakusa401072


 ◆春の七草
 セリ(芹):芹 (せり)、セリ科
 ナズナ(薺):薺(なずな)、別名:ぺんぺん草、アブラナ科
 ゴギョウ(御形):母子草(ははこぐさ)、キク科
 ハコベラ(繁縷):はこべ、ナデシコ科
 ホトケノザ(仏座):田平子(たびらこ)、キク科
           シソ科のホトケノザではない
 スズナ(菘):蕪(かぶ)、アブラナ科
 スズシロ(須々代):大根(だいこん)、アブラナ科
 ◆五節句
 1月7日:人日(じんじつ)、七草の節句
 3月3日:上巳(じょうし)、桃の節句・雛祭
 5月5日:端午(たんご)、菖蒲の節句
 7月7日:七夕(しちせき)、七夕(たなばた)
 9月9日:重陽(ちょうよう)、菊の節句


バナナで花粉症(くしゃみの症状)が改善!

2013-12-02 | 食・レシピ

 筑波大の谷中昭典教授らの研究グループは、「スギ花粉症患者がバナナを継続的に食べると、くしゃみなどの自覚症状が一部改善された」とする臨床研究の結果を発表した(11月29日)。花粉症そのものを改善させるという結論には至ってはいない、がバナナ好きの花粉症患者にとっては朗報となる・・と思う。
 谷中昭典教授らは花粉症マウスを使った実験で、バナナの3週間摂食グループでは、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体などが減少していることを発見していた(2010年)。
 ヒトでも効果を調べるため、比較的軽度のスギ花粉特異的IgE抗体陽性者(スギ花粉症患者)52人を、バナナ200g(約2本分)を毎日8週間食べ続けるバナナ摂食群26名と非摂食群26名に分け、症状の変化を調べた。その結果、血液中のIgE抗体や好酸球などアレルギー反応に関連する物質に変化は見られなかったが、バナナ摂食群では「くしゃみが軽くなった」と感じる患者が多かった。特に、低年齢者(35歳以下)、男性、IgE低値群において、効果が高かった。
 谷中教授は、「仮説だが、バナナに多いビタミンB6はセロトニンなどの脳内伝達物質の合成を促進する。セロトニンは抑うつ気分を改善させるため、症状が軽減されたと感じるのではないか」との事。
 ◆2014年春の花粉の飛散開始時期
 民間気象会社ウェザーニューズは、来春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量が、全国平均で平年比で約1割増加するとの予測を発表した(11月28日)。
 飛散開始時期は、関東・中部・九州の一部が最も早く、2月上旬の見通し。最も遅い北海道でも4月下旬。

 

 青空が広がる晴れ。でも少し雲がおおかったかな。
 青い空に映えるバラの赤い実。花は見てないので、多分バラ、と思う。ハマナス(同じバラ科)の実もこんな形と色だから。
 バラ(薔薇)とは、バラ科バラ属の種の総称で、世界に約120種があると言う。一般に”バラ”と呼ぶときは、園芸品種の”バラ”を指すことが多い。バラは、古くから歴史・文化との関わりが深い花で、現代でも愛され、沢山の品種が作られ、現在では3万種もあると言う。
 名(バラ:薔薇)の由来は、「刺(とげ)のあるつる草」の「いばら、うばら(茨)」の転訛したものと言われる。「薔薇」は漢語で、音読みで「そうび」「しょうび」とも読むとの事。

Bara312021 バラ(薔薇)
バラ科バラ属
学名:Rosa
バラ属の植物は、灌木・低木・木本性のつる植物で、葉や茎に棘があるものが多い
開花時期は、春(5月~6月)と秋(10月~11月)が多い
花は5枚の花弁と多数の雄蘂を持つ
(園芸種では大部分が八重咲き)
花色は赤色が基本(赤色がRosaの語源)で、
白色・黄色・ピンク・橙色・淡紫色などがある


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今年(2013年)も干し柿を作る

2013-11-17 | 食・レシピ

 11月も半ばとなり、今年(2013年)も干し柿を作る事にした。昨年は11月19日、一昨年は11月15日だった。概ね3週間で剥いた柿が甘い干し柿となる・・12月10日頃かな。
 干し柿にする柿は”蜂屋柿:干し柿に最適な渋柿と言う”を購入する。今年は福島産の柿の入荷が少なく、値段は高値の傾向とか。 干し柿の作り方は、皮を剥く→干す→剥いた柿を時々揉む、で出来上がる。注意点は、カビの発生(気温・湿度が高いとカビが発生し易い。平均気温が10℃越えは要注意日)なので、風通しが良く雨が当らない所に吊るすのがポイントだ。表面は少し固いが中は軟らかく、表面に白い粉(柿霜:しそう)が吹き始めた頃が、美味しく出来上がった頃だ。干し過ぎると固くなる。

Hosigaki311171 Hosigaki311172


 左:購入した蜂屋柿(1箱15kg) 右:1個375g、干し柿では1/3になる

Hosigaki311173 Hosigaki311174


 左:剥いた柿、ヘタが10円玉位の大きさまで剥く
 右:風通しが良く、雨が当らない所に吊るす

 

 8月末に見つけたマメガキが黄色(柿色)に熟している。(掲載した写真は、10月の末で雨上がりに撮った)。マメガキと良く似たリュウキュウマメガキとはとても区別が難しく、違いは葉柄の長さと葉裏の軟毛の有無とか。でもリュウキュウマメガキは関東地方以西に分布するので、ここ東北では、この小さな柿は”マメガキ”でしょう。
 お花やさんで、柿色のマメガキが付いた枝を見かけた。花材に使うのだろう・・生け花には色々と使うものと感心!。

Mamegaki311171 マメガキ(豆柿)
別名:信濃柿(しなのがき)
   葡萄柿(ぶどうがき)
カキノキ科カキノキ属
落葉小高木、高さ10m位
雌雄異株
(ヤマガキの改良で出来た食用の柿は雌雄同株)
東北アジア原産、古くに中国から渡来
開花期は6月
花は長さ約5mmの釣鐘形、上が4裂して反り返る
花色は淡黄白色
果実は径1.5cm位の液果で、熟すと黄色(柿色)から黒紫色となる


Mamegaki311172 Mamegaki311173


2013年のB-1グランプリは浪江焼麺太国が1位

2013-11-11 | 食・レシピ

 今年(2013年)も”B-1グランプリ”が、11月9日・10日の2日間愛知県豊川市で開催された。今年で8回となる。
 過去最多の64団体が参加した今大会のゴールドグランプリを獲得したのは、浪江焼麺太国(福島県)であった。今年は上位に東北の3県(福島・青森・岩手)がランクインされた。・・皆さんの励ましの声が聞こえるようだ、感謝。
 ◆第8回 B-1ブランプリ
 ゴールドグランプリ
    浪江焼麺太国(福島県浪江町)
 シルバーグランプリ
    十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)
 ブロンズグランプリ
    熱血・勝浦タンタンメン船団(千葉県勝浦市)  
 4位 今治焼豚玉子飯世界普及委員会(愛媛県今治市)
 5位 久慈まめぶ部屋(岩手県久慈市)
 6位 三崎まぐろラーメンズ(神奈川県三浦市)
 7位 出雲ぜんざい学会(島根県出雲市)
 8位 高浜とりめし学会(愛知県高浜市)
 9位 田川ホルモン喰楽歩(福岡県田川市)
 10位 四日市とんてき協会(三重県四日市市)
 ◆第8回ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリin豊川
 開催日:平成25年11月9日(土)、11月10日(日)
 開催地:愛知県豊川市
     次回(第9回)は、福島県郡山市で開催
 出店団体数:64団体 (昨年・一昨年は63団体)
 来場者数:58万1千人(主催者発表) (昨年は61万人)

 

 朝から曇り。午後に少し晴れ間が見えたがとても風が強く、しかも冷たい。冬の寒さが日毎に迫って来る。
 畑近くの農道でプチ花畑の様にイヌタデが群生し赤い花を付けている。赤い花に見えるが、赤い花弁(はなびら)ではなく、咢(がく)である。だから花が枯れずに何時までも咲いている様に見える。
 タデ(蓼)とは”ヤナギタデ(柳蓼)”のことで、これには茎・葉に苦味がある・・これを好んで食べる虫(蓼虫:たでむし)もいる。イヌタデも、花が咲く前なら食用になるが辛味がないので香辛料には使えない。似るが違う・役に立たないものには、”イヌ”を付ける、これがイヌタデの名の由来とか。
 (掲載写真は、霜が降りる暫く前に撮ったもの)

Inutade311111 イヌタデ(犬蓼)
タデ科イヌタデ属
一年草、丈は20cm~50cm、
茎先に付く花穂は長さ数5cm
花期は6月~10月
別名にアカマンマと呼ぶ地方がある。アカマンマとは赤飯のこと、ままごとに使った


Inutade311112 Inutade311113


和食、無形文化遺産に登録なるか

2013-10-15 | 食・レシピ

 報道によると、政府がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に提案した「和食;日本人の伝統的な食文化」について、事前審査を担うユネスコの補助機関は11月上旬にも新規登録の可否を勧告する、との事。最終決着は12月上旬だが、登録勧告となれば、そのまま正式決定されるのが通例と言う。登録され、”和食”の美味しさと美しさなどを世界に知って欲しいね。
 食と関係する無形文化遺産として、既に登録されているのは
  フランスの美食術   2010年
  地中海料理      2010年
  メキシコの伝統料理  2010年
  トルコのケシケキ(麦がゆ)の伝統  2011年
 ◆和食の特徴 (農林水産省 和食紹介より)
 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
 日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

 栄養バランスに優れた健康的な食生活
 一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿、肥満防止に役立っています。

 自然の美しさや季節の移ろいの表現
 食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

 正月などの年中行事との密接な関わり
 日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。

 

 ユリの様な、クロッカスの様な花、コルチカムが玄関前で咲いている。大分前の話、この花を撮っていたら、このお家の女性の方から「コルチカムですよ」と教えていただいた。同じ町内なので時々出会う時があり、彼女は「コルチカムのおじさん」と呼ぶ。私は「おじさん」の歳ではなく、お爺さんの歳だけど、まあ良いか。・・この花を見ると「おじさん」と呼ばれる気がする。
 花は彼岸花の様に葉を付けずに地面から出現し、茎先に花のみが付いている。この花姿から”裸の貴婦人”とも呼ばれる。花の咲く時期は、春咲き・秋咲き・冬咲きがあり、日本では主に秋咲きが普及していると言う。

Colchicum310151 コルチカム
ユリ科(イヌサフラン科)コルチカム属
別名はイヌサフラン
コルチカムは園芸用に品種改良したものを言う事が多い
球根草、自然分球で殖える
原産地はヨーロッパ、北アフリカ
開花時期は9月~10月
(秋咲き)
花色は淡い藤色・濃い藤色・白色など
花姿は春に咲くクロッカス(アヤメ科)に似ている


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好きな野菜の1位はトマト、嫌いなのはゴーヤ

2013-08-24 | 食・レシピ

 カルビーの「大人の野菜に関する意識調査」によると、好きな野菜の1位はトマト、嫌いな野菜の1位はゴーヤ(8月23日発表)。
 5月下旬にWebで実施したもので、20~60歳代の男女400人への調査。
 ◆調査結果
 好きな野菜
 1位 トマト(57%)
 2位 キャベツ(51%)
 3位 ジャガイモ(46%)
 嫌いな野菜
 1位 ゴーヤ(28%)
 2位 セロリ(22%)
 3位 春菊(18%)
 8月31日は「やさいの日」。これに因んで、タキイ種苗が昨年(2012年)に「野菜と家庭菜園に関する調査」を実施している。この調査(全国の20歳以上の男女600人)で、好きな野菜は、1位トマト(19.0%)、2位じゃがいも(10.5%)、3位スイカ(7.0%)。嫌いな野菜は、1位セロリ(11.2%)、2位ゴーヤ(10.5%)。
 この結果を見ると、クセがないのが好まれ、独特の香りが苦手のようだ。
 ***スイカは野菜***
 生産統計では「木に成るものは果物、苗を植えてから1年以内に収穫するのが野菜」と分類。とするとスイカは野菜。いちごも野菜。

 

 早朝に雨が残ったが直ぐに晴れ。気温も上昇し、今日も暑い1日となった。
 陽射しが強い季節には”グリーンカーテン”が有効だ。グリーンカーテン(緑のカーテン)とは、蔓性の植物の葉で部屋の遮光などをするもので、ゴーヤは最適である。植物の葉だから天然の空調機能があり、成った果実は食用となり、一石二鳥だ。
 ゴーヤはウリ科のツルレイシやニガウリの名称であるが、沖縄料理の普及から、沖縄での「ゴーヤ」の名で知られている。花はウリ科であるので雌雄異花だ。未成熟な果実には苦みがあるが、熟すと黄色となり甘くなる。食材としては独特な苦みを持つ未熟な実を用いる。果実はイボイボだらけのキューリの様で、未成熟果実の色は暗緑・緑・緑白、形はズングリ・細長などと色々な品種がある。

Goya308241 ツルレイシ(蔓茘枝)
通称:ゴーヤ
別名:苦瓜(にがうり)
英名:Bitter melon
ウリ科ニガウリ属
原産地はインド(熱帯アジア)
つる性の一年生草本
雌雄異花。雌花は中央の蘂(しべ)が黄緑色でチビニガが付いている。雄花は中央の蘂が黄色(花粉)、咲いても夕方には花が落ちる。果実は開花後、2~3週間位で収穫できる


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日本の一人当たりの卵消費量は世界2位

2013-06-24 | 食・レシピ

 昨日のTVで卵大好き人間が話題となっていた。
 と言う事で、日本人の卵消費量を調べてみた。先日の「日本は家電王国」には些か驚いたが、日本人の卵好きには納得。小さい頃に食べた”タマゴ掛けゴハン”は懐かしく、今でも好物だ。
 世界の1人当たりの鶏卵消費量(個、2010年)は、1位メキシコ:365個、2位日本324個、3位中国:295個、4位ハンガリー:261個、5位アメリカ247個となっている。
 業界(鶏卵関係)紙の「鶏鳴新聞」の2012年10月5日号の、世界の1人当たりの卵消費量(個)の発表から。世界鶏卵評議会(IEC)の2011年版加盟国報告からの鶏卵生産量や消費量などのデータをまとめたものである。因みに、鶏卵(M、殻付き)1個は60g前後。農林水産省畜産物流通統計によれば、2009年(平成21年)の国内鶏卵生産量は約250万トン 。また、世界平均の一人年あたり鶏卵消費量は約10kg。

 

 お店の前に鉢植えの花が咲いていた。背が高い花ではないので、見過ごしてしまうところだった。
 花は、なかなか覚え難い名の、オステオスペルマム(学名:Osteospermum)別名はアフリカンデージー。ディモルフォセカ(学名:Dimorphotheca sinuata)と見た目ではほとんど区別できない。オステオスペルマムはキク科オステオスペルマム属、ディモルフォセカはキク科ディモルフォセカ属とされている。別属となったのは生殖的な違い(種の作り方、種の形状など)からである。両属は非常に近く、容易に雑種を作るとの事。極めて大雑把単純に見た目で言えば(正確ではない)、花色が黄・橙ならディモルフォセカの可能性が高い。

Osteospermum306241 オステオスペルマム
別名:アフリカンデージー
学名:Osteospermum
キク科オステオスペルマム属
多年草、丈は30cm~40cm
原産地は南アフリカ
開花期は4月~7月
花は径数cm
花色は白・ピンク・紫など


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白米とヌカの間の層に免疫活性化成分

2013-06-03 | 食・レシピ

 香川大医学部などのグループの研究で分かった「白米とヌカとの間にある”亜糊粉層”に、人の免疫機能を活性化させる成分が多く含まれる」(5月3日)。この成分は「糖脂質」と呼ばれ、朝鮮ニンジンやワカメにも多く含まれると言う。研究グループが亜糊粉層を残したコメを調べたところ、1グラム当たり0.53マイクログラム(1μg=100万分の1g)と白米の5.9倍の糖脂質が含まれていた。
 香川大の稲川裕之准教授は「毎日食べるご飯で生活習慣病を予防でき、コメの高付加価値化にもつながる」と研究の意義を説明している。
 ◆お米の構造
 稲の果実は籾(もみ)で、籾殻(もみがら)を取り除いたものが玄米。
 玄米を覆う果皮・種皮・糊紛層が所謂糠(ぬか)層。
 お米の構造は、
 ・籾殻(もみがら):稲の実の内側を守る外側の堅い殻
 ・果皮(かひ):玄米の一番外側の黒褐色に堅い皮
 ・種皮(しゅひ):胚乳と胚芽を包んでいる薄いフィルム状の皮
 ・糊紛層(こふんそう):胚乳表面を覆っている層
 ・胚乳(はいにゅう):芽や根の栄養分
 ・胚芽(はいが):芽と根のもと

 

 天気は晴れ。でも気温は上がらず、最高気温20℃位。動かずに居ると肌寒さを感じるが散歩すれば丁度いいかな。
 秋~冬~早春に赤い実が付いて綺麗なベニシタン。このベニシタンに花が咲いている。枝に沿って咲いている淡紅~紅色の小さな花だ。でも花は全開しないままに実を付けるようだ。
 ベニシタンをコトネアスターと呼ぶことがある。コトネアスターとはバラ科コトネアスター属の総称で、この中でベニシタンが良く知られているので、ベニシタンの別名となったようだ。

Benisitan306031 ベニシタン(紅紫壇)
バラ科シャリントウ属
  (コトネアスター属)
中国原産、昭和初期に渡来
常緑小低木
枝が横に良く伸び、枝垂れてくる
樹高は1m位
常緑であるが関東以北では紅葉・落葉する
開花時期は5月~6月
花は葉の脇に咲く、花径は数mm
5弁花で花色は淡紅色
花色が白いシロシタンがある
秋に球形の小果(径数mm)が光沢ある鮮紅色に熟して鈴なりにつく


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