歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

アレルギー物質表示に2品目を追加推奨

2013-05-31 | 食・レシピ

 人によって、食べるとアレルギーを起こす食品がある。加工食品では、このアレルギーの原因となる食品が使われているかが判るように原材料食品の表示が”義務付け””表示の推奨”がされている。その品目は、食品衛生法で7品目が表示を義務付け、18品目が表示の推奨となっている。
 消費者庁は、加工食品にアレルギー物質として表示するよう推奨する品目として、新たに2品目(カシューナッツ、ゴマ)を加える方針を固めた(5月30日)。表示の推奨品目は20品目となる。同日開かれた内閣府の消費者委員会の食品表示部会が了承した。同庁は今後、都道府県への通知など具体的な手続きを進める。
 ◆特定原材料等による表示
 加工食品ではアレルギーを起こす可能性のある原材料食品(物質特定原材料等)が使われている事がある。原材料食品でもアレルギー発症数や重篤度等に差異があるため、法令で”表示を義務付けるもの”と”通知で表示を奨励するもの”とに規定で分けている。
 ○表示を義務付けるもの7品目・・・重篤度・症例数が多い
  えび・かに・小麦・そば・卵・乳・落花生
  ただし、卵に、魚卵・は虫類卵・昆虫卵は含まない
      小麦に、大麦・ライ麦・えん麦・はと麦等は含まない
      乳に、山羊乳・めん羊乳等は含まない
      えびに、しゃこ類・あみ類・おきあみ類は含まない
 ○表示を行うことを奨励するもの18品目
  あわび・いか・いくら・さけ・さば、
  オレンジ・キウイフルーツ・バナナ・もも・りんご
  牛肉・鶏肉・豚肉・ゼラチン
  くるみ・大豆・まつたけ・やまいも

 

 良く晴れ上がって青空が綺麗だ。気温も上がり、最高気温が30℃近くなって初夏となったかな。梅雨前線が北上中だから直に仙台も梅雨に入る。
 この時期(春~夏)に咲く花に、シロミミナグサ(白耳菜草)がある。茎・葉は白い細かな綿毛で覆われて灰白色に見える。花の色も白色である。英名の”snow in summer”(スノーインサマー)を訳して”夏雪草”(なつゆきそう)と呼ばれる事がある。本来のナツユキソウ(夏雪草)は、バラ科シモツケ属の京鹿子(きょうかのこ)の白花種との事。

Siromiminagusa305311  シロミミナグサ(白耳菜草)
英名:snow in summer
別名:夏雪草(なつゆきそう)
   セラスチウム
ナデシコ科ケラスティウム属
     (ミミナグサ属)
多年草
丈は15cm~25cm、茎は地を這って広がる
原産地はヨーロッパから西アジア
日本には明治中期(19世紀末)に鑑賞用として入った
全草白い細かな綿毛で覆われて灰白色
開花時期は5月~6月
花は径2cm位の白花
花弁は5枚で、先端が割れる様に切れ込んでいる


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世界の即席麺、1000億食超え(2012年)

2013-05-02 | 食・レシピ

 世界ラーメン協会(WINA、世界24ヶ国の即席麺メーカー175社が加盟)は、2012年に世界で販売した即席麺が1014億2000万食だったと発表した(4月25日)。1000億食を超えたのは1997年の調査開始以来初めてで、15年間で2.5倍に増えた。世界の総販売量から、一人当たり年に14.4食(=1014億食/世界人口70億人)となる。
 即席麺は、日清食品の創業者安藤百福氏が1958年に「チキンラーメン」を世に出してから50年となる。”インスタントラーメン”は日本の国民食の一つとして親しまれ、現在では世界の”食”となってきた。米市場調査会社グローバル・インダストリー・アナリスツの調査によると、5年後には1540億食を超えると予測しているとの事。
 ◆国別の販売量
 1位 中国・香港  440億食
 2位 インドネシア 141億食
 3位 日本      54億食
 ◆国民1人当たりの消費量(年間)
 1位 韓国     72.4食
 2位 インドネシア 57.6食
 3位 ベトナム   56.4食
 4位 日本     42.8食

 

 雲は多いが晴れ。一時小雨がパラパラ。風は冷たくはないが、時々強く吹く。こんな日の写真を撮るのはチョット大変。お花が揺れてピントが合わせ難いし、陽射しが強いと白花などが白飛びする。
 住宅地の散歩は、お庭で色々なお花が咲いており、楽しい。散歩で見つけたお花は、ギンヨウアカシア。お庭の方のお話では、毎年この時期に咲き、楽しみですとの事・・通りすがりの私も楽しみ。
 ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)のギンヨウ(銀葉)とは、葉が偶数2回羽状複葉(小葉が葉軸の左右に羽状に並ぶ)で白い粉を被った様な銀緑色だから。同じ様な花を咲かせるフサアカシア(房アカシア、ギンヨウと同科同属)は、ギンヨウより葉・花とも大きい。特に葉は、ギンヨウの小葉は8~20対位だがフサの小葉は30~40対位である。
 ギンヨウアカシア、フサアカシアはミモザと呼ばれる事があるが、本来のミモザはオジギソウ(オジギソウ属の学名)のことである。

Ginyouakasia305021  ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)
別名:ミモザアカシア
マメ科(ネムノキ科)アカシア属
原産地はオーストラリア
常緑樹、樹高は5m~10m
開花時期は2月~4月
花色は輝く黄色、小さな球状の花がたわわに咲く


Ginyouakasia305022 Ginyouakasia305023


日本人の肉類摂取量増加

2012-12-30 | 食・レシピ

 今日は朝から雨。ここ暫く寒い日が続き、降るのは雨ではなく雪だった。少し融け残った雪も今日の雨で融けてしまう。でも急激に寒くなって路面凍結となったら困る。
 さて、12月始めに厚生労働省が公表した2011年の国民健康・栄養調査で分かった「日本人の肉食化進行」(12月6日)。調査は昨年(2011年)11月、無作為抽出した3,412世帯を対象に実施した。
 これによると、日本人の成人が1日に食べる野菜類・果物類・魚介類の量が10年前と比べ減少し、肉は増えて「肉食化」が進んでいるとの事。同省は「野菜、果物の摂取量が少ないと生活習慣病の発症リスクが高まる」と警告している。
 ◆生鮮食品の一人・一日当たりの摂取量(平均値)
       2001年    2011年
 野菜類 295.8g    277.4g
 果物類 132.3g    110.3g
 魚介類 102.9g      78.6g
 肉類    74.0g      80.7g

 

 今年も残す所、明日1日となりました。震災(3.11)から2年目も終わり、来年は3年目となります。
 沢山の方々から復旧・復興に多大なる支援をいただき感謝しています。
 私の拙いブログでも、閲覧・訪問していただき、ありがとう。

 

 玄関前の鉢でシクラメンが咲いている。冬の花として貴重な存在で、咲く花が少ない秋から春と寒い時期に咲く。
 地中海沿岸の原産で明治時代に伝わって来た。普及したのは戦後からである。品種改良により、多色の花色で、フリンジ咲きや八重咲きなどがある。日本の鉢植え植物での生産量はトップクラスで、冬の鉢植えの代表格である(概ね2000万鉢)。
 因みに、鉢植えのシクラメンは病院見舞いには好まれない。シクラメンは語呂合わせで、死・苦、鉢植えは根付く→寝付く・・からと言われる。鉢植えはどんな植物でも避けるのが無難。

Cyclamen12301  シクラメン
サクラソウ科シクラメン属
多年草、丈は10cm~30cm
地中海沿岸の原産、明治時代に伝来
普及しだしたのは戦後から
開花時期は10月~翌4月
品種改良で多色の花色、フリンジ咲き・八重咲きなどの花姿がある
別名には、花の姿から篝火草(かがりびばな)があり、英名:Sow breadからの豚の饅頭(ぶたのまんじゅう)がある

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柚子の果実

2012-12-22 | 食・レシピ

 昨日(12月21日)は冬至。今日(12月22日)が冬至と勘違いをしてた。2012年は4で割り切れる年(オリンピックがある年)だった。
 冬至(とうじ)は、二十四節気の一つで、暦の上では立冬(今年は11月7日)からが冬だが、本格的な寒さは冬至ごろからと言われている。でも今年は数日前から厳しい冬の気温が続いており、日本海側では大雪となっている。
 この日(冬至の日)は、太陽の高さが一年中で北半球で最も低く、1年中で夜の時間が最も長くなる。
 冬至と言えば、柚子湯(冬至風呂)に入ってカボチャ(冬至南瓜)を食べると風邪をひかないと言われている。寒い時期に体を温め、ビタミンの補給、は最適な健康管理・・昔の人は良い事言うね。
 さて、ここで私流の柚子を使った”ダイコンのユズ甘酢漬”を紹介しよう。ユズの香りを楽しみつつダイコンの歯触り・・お酒のお供にどうぞ。

Daikonyuzu12221  大根を数cmに輪切り
 皮を剥き、2cm角位に拍子切り
 塩をふって、一晩重し漬け
 翌朝、塩水を捨て、大根を洗う
 (塩がきつかったら暫く水に浸す)
   ↓
 甘酢に大根と柚子の皮を入れる
(柚子皮はなるべく細く切っておく)


Daikonyuzu12222
 半日か一晩で完成
 (甘酢の甘さや酢は適当に、好みで)


 (器は陶芸教室での作品)


 

 近所のマンションの小さな庭にユズの木がある。今年も果実を沢山付けている。道路際にあるから手をだせば直ぐにも取る事ができる。でも誰も取らない・・チャンと付いているのを見るとホットする。
 ユズは実を結ぶまでがとても遅い木で、例えに、桃栗三年柿八年梅は酸い酸い十三年柚子の大馬鹿十八年林檎にこにこ十五年・・がある程だ。

Yuzu12221  ユズ(柚子、柚酸)
ミカン科(シトラス)ミカン属
常緑小高木、柑橘類の一種
樹高は1m~4m、枝に棘がある
柑橘類の中で最も耐寒性がある
中国原産(長江上流と言われる)
開花時期は5月~6月
花は白い小さな五弁花を葉の脇につく
結実期は10月~11月で淡黄色となる
熟した果実の表面は凸凹で、強い香りがする
果汁は酸味が強い


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干し柿が今年(2012年)もできた

2012-12-11 | 食・レシピ

 今日の天気は目まぐるしい変化。晴れ・曇り・雨(霙と雨)・晴れ・・。雨で残っていた雪の大部分は消えた、日陰には残ってる。
 朝のTVタイトル「山中教授夫妻で出席 ノーベル賞晩さん会の料理は」で、昨夜のノーベル賞晩餐会の料理のメニューが紹介されていた(料理の写真はなかった)。ノーベルディナーの料理は3品で、
 北極イワナのマリネとカリフラワーのテリーヌ添え キャビアとディルマヨネーズ
 キジのジロール添え ポーチド西洋なしと冬野菜 アーモンドポテトピュレと赤ワイングレイビー
 3種類のチェリーとピスタチオで覆ったマスカルポーネチーズとブラックチェリーシャーベット
 料理の写真がないからどんなものか判らない、でも一度は食べてみたい。・・ノーベル賞には全く縁がないけど。
 話を変えて、
 先月(2012年11月)の19日に作った干し柿ができた。概ね3週間で、昨年(2011年)とほぼ同じ期間だ。重さは100g前後と約1/3(300g→100g)の重量となっている。表面は少し固いが中は軟らかい、表面に白い粉(柿霜:しそう)が吹いている。試食して見ると、昨年より少し甘みが足りないかな・・でも美味しくできた。早速、各地に発送する事にしよう。

Hosigaki12111


Hosigaki12112
 できた干し柿

 重量は100g位(約1/3となった)
 表面は少し固いが中は軟らかい


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 白い粉(柿霜:しそう)が出てる


B-1グランプリで八戸せんべい汁が1位

2012-11-20 | 食・レシピ

 11月も後10日で12月、寒い冬となる。今日は晴れ、でも風は冷たく秋から冬の移りを感じる。
 寒い季節は暖かいナベ料理が恋しくなる。故郷の鍋料理といえば、せんべい汁を思う。
 去る10月20日・21日と2日間開催されたご当地グルメの祭典「第7回B-1グランプリ」で、わが故郷の「八戸せんべい汁研究所」がゴールドグランプリを獲得した。小さい頃から食べている”せんべい汁”が1位とは、懐かしいやら嬉しいやら。10位にも十和田市の「十和田バラ焼きゼミナール」が入っている。
 ◆B-1ブランプリ(第7回)
 1位 八戸せんべい汁研究所(青森県八戸市)         ゴールドグランプリ
 2位 対馬とんちゃん部隊(長崎県対馬市)           シルバーグランプリ
 3位 今治焼豚玉子飯世界普及委員会(愛媛県今治市)   ブロンズグランプリ
 4位 浪江焼麺太国(福島県浪江町)
 5位 日生カキオコまちづくりの会(岡山県備前市)
 6位 田川ホルモン喰楽歩(福岡県田川市)
 7位 津山ホルモンうどん研究会(岡山県津山市)
 8位 熱血!!勝浦タンタンメン船団(千葉県勝浦市)
 9位 あかし玉子焼ひろめ隊(兵庫県明石市)
 10位 十和田バラ焼きゼミナール(青森県十和田市)
 ◆せんべい汁
 煎餅(せんべい)汁は、青森県八戸市周辺の郷土料理である。
 煎餅汁専用の煎餅(地元では白せんべい、と言ってる)を使ったすいとん様の醤油(味噌・塩もある)味の鍋料理である。
 鶏・豚の出汁でねぎ・ごぼう・きのこ等の具材と煎餅を一緒に煮立てる。煎餅は煮崩れせず美味しい汁を吸って柔らかくなる。
 ◆ご当地グルメの祭典「B-1グランプリin北九州」
 B級ご当地グルメとは
 地域独特のご当地グルメのうち、安くて美味しくて地元に愛されているグルメと定義
 開催期間:2012年10月20日・21日
      今回が7回目、2006年から毎年開催されている
 開催地:福岡県北九州市小倉北区
     次回は来年(2013年)11月9日・10日に愛知県豊川市で開催
 出展団体:63団体が出展(昨年の兵庫県・姫路大会と同じ)
      来場者は、2日間で61万人(過去最多)
 グランプリの決定方法
      来場者に料理を食べてもらい、地域PRやおもてなし対応などを総合的に評価し、
      お気に入り団体の料理に使った割り箸を投票してもらう。
      2日間で獲得した箸の総重量により、その年の順位団体を決定する

 

 小さなお庭に小さな絨毯の様に咲いていた、アリッサム(スイートアリッサム)。周りは塀に囲まれているから冷たい風が来ず、日溜まりのようだ。春にも咲いていたから、今咲いているのは2度咲きのようだ。

Alyssum11201  スイートアリッサム
別名:庭薺(にわなずな)
   アリッサム
(アリッサムとして栽培されているのはロブラリア・マリティマの園芸品種)
アブラナ科ロブラリア属
地中海沿岸が原産地
本来は多年草、1年草と扱うのが一般的
丈は15cm~40cm
花期は3月~6月、9月~11月
小さな4弁の花が集合した球状花
花には甘い芳香がある
花色は白、赤・紫・ピンクなどもある


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干し柿を今年(2012年)も作る

2012-11-19 | 食・レシピ

 11月も中旬を過ぎると一段と気温が低くなり、風が冷たい。昨日(11月18日)は故郷の青森から”雪が降ったよ”との便り。
 毎年この頃に蜂屋柿(はちやがき)を購入し、自家製の干し柿(つるし柿)を作る。昨年(2011年)は11月15日だった。
 干し柿の作り方は、皮を剥く→干す→剥いた柿を時々揉むの工程だ。私はズボラだから、皮を剥いた柿を消毒のため熱湯に浸したり、揉む時に焼酎を吹き付けたりの作業をしない。でもカビの発生に気を使う(注意:気温・湿度が高いとカビが発生し易い。平均気温が10℃越えは要注意日)。
 出来上がりは、概ね半月後(12月初旬)の予定。干し過ぎると固くなってしまう。出来た干し柿は、ラップで包み冷凍庫に入れて保存すると、来春までは美味しく食べられる。出来た干し柿にカビではない白い粉が付く事がある、これは果糖・ブドウ糖などの糖分が結晶化したもの(柿霜:しそう)だ。

Hosigaki11191
 購入した蜂屋柿
 (干し柿に最適な渋柿と言う)
 サイズは3L(概ね300g)
 干し柿になると概ね100gとなる

 柿を入れた鉢は私の陶芸作品


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 柿には成り枝がT字型に残してある
 これを取らない様にへたの部分とその周囲の皮を剥く
 (へたは10円玉位の大きさに残る)


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 剥いた柿をT字型に残してある成り枝にヒモを付けて干す
 軒下などで、雨が当らず、風が通る場所が良い


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 干す期間は2~3週間程度
 1週間~10日位干したら柿を優しく柔らかくなる様に揉む
 揉む作業は大切、渋が早く抜ける・柔らかさを出す作業だ。これを何回か行う


 ◆蜂屋柿(はちやがき)
 美濃加茂市蜂屋町原産の渋柿。あんぽ柿の原料として干し柿には最高の渋柿。
 柿には甘柿と渋柿がある。渋味の元はタンニンで、水に溶けやすい形(可溶性タンニン)で果実の中に存在している。
 甘柿は成長過程でタンニンが「不溶性」に変化し、口の中で溶けなくなり、渋みを感じなくなる。
 渋柿を甘くする(渋抜き)には、アルコールや炭酸ガスの処理、干し柿にする、この事でタンニンを可溶性から不溶性に変化させる。


ゴパンでお餅を作る

2011-12-26 | 食・レシピ

 天気は薄雲り、時々チラチラと雪が舞う、でも積もる事はなかった。風は昨日より弱い。
 今日は昨日に続いてゴパンでお餅を作る。お正月も近いから。前日の米パンが美味しくできたから今日も美味しく出来上がる・・予定通りだった。
 用意した機器・用具は前日と同じ。
 用意した材料は もち米280g(2合)と水200mlだけ。もち米420g(3合)の時は水300mlとなる。
 手順は前回(米パン)より至って大雑把で簡単だ。音は米パン作成よりかなり小さくほとんどない。
 お米を洗う→ザルに入れ30分水を切る(水に浸さない)→小麦パンケース(シルバー色)に米と水を入れる→本体にセット→調理・もちコースを選択し、スタート→60分で完成

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 (左)もち米280g、水は別途に用意           (右)本体にセット、パンケースが底に着く様に

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 (左)お餅ができた、くっ付かない様に片栗粉を用意   (右)チョット取り出しに苦労したお餅

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 出来たてのおもちで作った大福

 下の皿は私の作品(織部のお皿)


 ヒイラギナンテンが紅葉していた。とても鮮やかな赤だ。ヒイラギナンテンは常緑樹だから紅葉しないと思っていたので意外だった。でも気を付けると紅葉しているのも結構沢山見かける。寒さを感じると赤や赤銅色に変化する様だ。
 上から見ると小さな花芽がある・・春の用意だな(花は3月~4月に咲く)。

Hiiraginanten12261  ヒイラギナンテン(柊南天)
メギ科ヒイラギナンテン属
常緑広葉低木、樹高0.5m~1.5m
江戸時代に中国から渡来とされる
花期は3月~4月、花色は黄色
小花が総状花序をなして枝先に咲く


Hiiraginanten12262  名の由来は、ヒイラギ(柊)に似た葉とナンテン(南天)に似た実からとの事。でもヒイラギより幅広の葉、実は青紫色とナンテンの赤・白と大分異なる。ヒイラギは葉に刺があり”魔よけ”の木、ナンテンは”難を転ずる”木、このヒイラギナンテンも”魔よけ・難を転ずる”縁起木とされる。


Hiiraginanten12263  別名は唐南天(とうなんてん)

 綺麗に鮮やかに紅葉した  →


ゴパンで米パンを作る

2011-12-25 | 食・レシピ

 今日も雪は降らないが薄雲り空。冷たい風でより寒さが身に染みる。
 大分前に購入したゴパンで米パンを作ろうと思い立った。今日は吉日だ(思い立ったが吉日・・だよ)。
 何せ初めて作るのだから・・出来上がりがお楽しみ。
 ☆用意した機器・用具
  本体:SANYO ライスブレッドクッカー GOPAN (SPM-RB1000)
     付属として、計量スプーンなど
  計り:最大2kgで1g単位で計量、風袋の有無を区別して計量可能の優れもの
  水温計:バイメタル温度計(0℃~100℃)、使う水の温度を計る
  その他:米や材料をいれるボールやザル、ナイフ、小皿、スプーンなど
 ☆用意した材料(基本の1斤分)
  白米:うるち米・・普段食べているお米、220g
     1合は140g~150gだから約1.5合位となる
     洗米し、水と併せて合計420gとする(水が200g)
     新米使用の時は、水と併せて合計410gとする(水が190g)
  水:使う水の温度は20℃前後(冷たくも温くもない温度だ)
  砂糖(上白糖)16g、食塩4g、ショートニング(無塩バター)10g
     1材料毎に計量しておき、後で混ぜる
  ドライイースト3g、小麦グルテン50g
     小麦グルテン(KA-SPMGURU10)は、この米パンコースで専用に使う粉

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 (左)本体               (中)計量器と温度計          (右)米パンケース(黄金色)

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 (左)お米、うるち米220g      (中)小麦グルテン50g       (右)ドライイースト3g

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 (左)食塩4g+砂糖16g+無塩バター10g        (右)食塩などを入れた米パンケース

Gopan122509Gopan122510


 (左)イースト+グルテンを入れたケースをセット     (右)焼き上がり

Gopan122511
 完成したパンを切って、食べた
 外はパリパリ、内はモチモチ
 おいしい

 初めてだが上手にできた

 次はモチ米でお餅に挑戦してみよう


干し柿を作る・できた

2011-12-03 | 食・レシピ

 今日は朝から雨。朝の気温は6℃、最高気温は10℃超と比較的暖かい。
 こんな日は干し柿にカビ発生の可能性が高くなる。雨や湿気は大敵だ。
 干してから3週間近くなった(剥く・干す作業はH23.11.15ブログ)。重さは約1/3(300g→100g)となった。
 食べて見た。軟らかくて自然の甘さでとても美味しくできた・・でも表面と中身にチョット違和感がある。表面が少し固いのだ。表面だけ乾燥しない様に良くもんでゆっくり乾燥させよう・・もう少しで完成だ。

Hosigaki11203
 干した柿を良く揉む
 (軽く1日に1回ほど)

 強引に揉むと破ける


Hosigaki21203
 ほぼ完成した干し柿
 表面は黒ずんでいる
 中はトロリと軟らか
 粉は吹いていない


 冬に咲く花は少ない。その代わりに木々の紅葉・黄葉が彩ってくれる・・昨日と同じ出だしだよ。
 紅葉のドウダンツツジもその一つだ。ドウダンツツジは春の新緑、開花、秋冬の紅葉と見頃が多い。故に植え込み・庭木に良く使われる。

Doudantutuji11203  ドウダンツツジ(灯台躑躅)
ツツジ科ドウダンツツジ属
落葉広葉樹、低木(高くても3m位)
枝葉が密に付くので樹形を様々に作り、植え込みや生け垣に利用する
春の新緑や秋冬の紅葉する葉色が綺麗だ
花期は4月~5月、花は壺形の白花


Doudantutuji21203  ドウダン(灯台)の名の由来は、花の形・姿からと枝の形からとの説がある。何れも花姿、枝姿が灯明台(灯台)を思わせるからとの事だ。
 ドウダンツツジは「満天星躑躅」とも書く。沢山の小さな(5mm程)白い花の咲く様子が満天の星に見える。

 (写真は実、弾けてない)


干し柿を作る

2011-11-15 | 食・レシピ
 昨日・今日と気温が低くなり風に冷たさを感じる。立冬(11月8日)を過ぎれば冬の季節・・もう初冬だ。立冬は秋分と冬至の間にあり、この日から立春の前日までが冬である。尚、今日(11月15日)は七五三(しちごさん、7歳・5歳・3歳の子供の成長を祝う日)である。

 毎年この頃に蜂屋柿(はちやがき)を購入し、自家製の干し柿(つるし柿)を作る。母は干し柿が大好物で食欲がない時でも美味しい・美味しいとこの干し柿を食べた・・思い出の干し柿だ。
 干し柿の作り方はとてもシンプルだ。皮を剥き、干すだけだ。皮を剥く・干してから揉む手間がかかり、カビの発生に気を使うけどね。(注意:気温・湿度が高いとカビが発生し易い。平均気温が10℃越えは要注意日)。干し過ぎると固くなってしまう・・タイミング良く食べなくては。出来た干し柿の保存は、ラップで包み冷凍庫に入れる・・来春まではもつ。

Hatiyagaki11115
 購入した蜂屋柿

 宮城県産 サイズは3L
 渋柿、姿は長楕円形で頂部が尖ってる
 (蜂屋柿は干し柿に最適な渋柿との事)


Hatiyagaki21115  柿には成り枝がT字型に残してある。
 これを取らない様にへたの部分とその周囲の皮を剥く。へたは10円玉位の大きさに残す。
 剥き方は縦でも横でも良い(と思う)。私は横が剥き易い。


Hatiyagaki31115  剥いた柿をT字型に残してある成り枝にヒモを付けて干す。
 雨が当らず、風が通る場所が良い(軒下など)。
 干す期間は2~3週間程度、1週間か10日位干したら柿を優しく柔らかくなる様に揉(も)む。
 揉む作業は大切、渋が早く抜ける・柔らかさを出す作業だ。これを何回か行う。


 干し柿の種類にはあんぽ柿、ころ柿などがある。作る干し柿はあんぽ柿である。市販の干し柿と違い、無処理なので黒ずんだ色となるが美味しさは変わらない。
 あんぽ柿:半乾燥状態で水分が少なく甘味が強い。表面に白い粉が生じない。
 ころ柿:敷藁に柿を転がして乾燥。あんぽ柿より乾燥している。表面に白い粉が生じる。
 乾燥した干し柿に白い粉が付くが、カビではなく果糖・ブドウ糖などの糖分が結晶化したもの(柿霜(しそう)と言う)だ。


呼子のイカの活き造り

2011-11-14 | 食・レシピ

 先月末に旅行した時の写真を整理した。写真の中に夕食に食べた「イカの活き造り」がある・・イカ好きの私にとって、とても美味しかったので紹介しよう。
 旅行の最初の宿泊は佐賀県唐津市である。唐津は焼き物の街としても有名であるが、呼子のイカ(烏賊)も有名である。因みに、日本三大朝市は、石川県能登輪島・岐阜県飛騨高山・千葉県房総勝浦であるが、輪島・高山と呼子とする説もある。呼子の朝市は朝市通り200m程の左右に新鮮な魚介類、季節の野菜・果物などの露店が並ぶ。

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 呼子の「イカの活き造り」で使用されるイカは標準名ケンサキイカである。これを地元の呼子では「ヤリイカ」と呼んでいる。
 「イカの活き造り」は驚くほど透き通っている。
 これは、水揚げしてさばくまでわずか30秒程度、1分後にはもうテーブルととても新鮮・・との事。


Yobukoika21028  造りとなっていない足・耳(?)はサットとあぶって食べる。
 コクとうま味が凝集、コロコリした歯ごたえ・・これも美味しい。


 畑の近くの土手道に咲いていたマツヨイグサ。先月末から咲いていたが今日みたら随分と花の数が少なくなっていた。
 マツヨイグサは荒れ地などに最初に侵入する”パイオニア植物”である。しかし付近にセイタカアワダチソウがあるので来年は姿を見ることができるかな。

Matuyoigusa1113  マツヨイグサ(待宵草)
アカバナ科マツヨイグサ属
一年草または二年草
丈は50cm~100cm、花期は6月~10月
花色は黄色、白・赤色などの種もある

 花は夕方に開き始め、夜半に満開となるが翌朝には凋んでしまう。名の由来もこれからで、夕方(宵)を待つように花が咲くから。


Matuyoigusa1114 マツヨイグサには沢山の種類がある
(夜行性の花で、皆良く似ている)
大待宵草(おおまつよいぐさ)
小待宵草(こまつよいぐさ)
雌待宵草(めまつよいぐさ)
荒地待宵草(あれちまつよいぐさ)
 などなど
どの種も南北アメリカ大陸原産、日本のは帰化植物か逸出した園芸植物との事。


秋の味覚、食用菊

2011-11-08 | 食・レシピ

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 秋が段々と深まる。秋は様々な季節である。収穫の秋、食欲の秋、読書の秋・・・。秋の味覚も様々ある。食用菊もその一つである。私の故郷(青森県南部地方)の味でもある。
 食用菊(しょくようぎく)は食用として栽培されている菊である。菊の花弁(かべん、花びらの事)を食べるもので、チョットほろ苦い味、切れの良い歯ごたえ、ほのかな香りが特徴だ。菊は奈良時代に中国から薬用として渡来したもので、江戸時代に品種改良して食用にした。因みに、菊が”国の花”となったのは鎌倉時代である。
 菊の食べ方は色々である。色どりなら、味噌汁や吸い物などに放つ。色どりとシャキシャキした歯ごたえなら、茹でてお浸し・酢の物・あえ物など。保存するには、蒸して海苔の様に乾燥させる(干し菊・のし菊と言う)。

 食用菊の品種は色々あるが、黄色い花弁の阿房宮(あぼうきゅう)と薄紫色の延命楽(えんめいらく)が良く知られている。阿房宮は青森県南部地方、延命楽は「もってのほか」として山形県や「おもいのほか」「かきのもと」として新潟県が特産地である。

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 食用菊
 キク科キク属、多年草
 花期は9月~11月

←写真 阿房宮(あぼうきゅう)

 花色は黄色、八重咲き
 


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←写真 もってのほか

 花色は薄紫色、八重咲き
 


 食用菊は花弁(花びら)を食べる。その調理の一つ、甘酢漬けのレシピ。
 菊の甘酢漬け
 花びらのみを毟(むし)る・・苦いのを好まない方は中心部を少し残す
 お湯を沸かす。お湯には少々の酢を入れておく
 湯が沸いたら火を止める
 菊の花びらをお湯をくぐらす様に入れ、直ぐに取り出す
 取り出して直ぐに冷水に入れ、ザルにあける(水切り)
 用意した甘酢に入れる・・・完成

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 ←完成した甘酢漬け

  容器:鈴鹿進作、うのふ釉
  料理:家内、私は毟っただけ


温野菜を作る

2011-10-08 | 食・レシピ

 雲が多く、風もチョット冷たいが秋晴れだ。
 朝は畑に行き、先週撒いた野菜の種への水やりをした。芽が出て根がある程度成長するまでは水管理が大切だ。
 畑から帰宅し、温野菜を作ることにした。有り合わせの野菜で手軽に作れて美味しい。ドレッシングはお好みだ。

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 温野菜完成、蒸かしたて

 今回の材料は、ジャガイモ・サツマイモ・サトイモ・ニンジン・カラーピーマン・シイタケ


 作り方はとても簡単だ
 1、水を少し(深さ2~3cm)入れた鍋に蒸かし台を入れる。
  蒸かし台がない時は金笊でも良い。
 2、切った野菜を鍋にいれる。野菜は予め皮を取っておく。
  大きさは一口よりやや大きめ。軟らかくなり難いのはチョット小さく。
 3、フタをして、水から15分間蒸す。水が沸騰したら弱火で良い。
  蒸し終わったら直ぐに取り出す。蒸し過ぎないように。
  電子レンジでも作れる。ドンブリ1杯程度なら4~5分でできる。

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 畑からの帰り道でタンポポ(蒲公英)の花が咲いているのを見つけた。タンポポの花期は3月~5月だからとても時期はずれだ。生命力の強い植物だな。 写真はセイヨウタンポポ。

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タンポポ(蒲公英) キク科タンポポ属
多年草
花色は黄色、白花もある
蒲公英の字は漢名から
別名に鼓草(つづみぐさ)がある
たんぽぽの名の由来には諸説ある。1つは種子の冠毛が球形で”たんぽ”に似ているから・・たんぽ穂。


Tanpopo1008  日本で見られるタンポポには在来種(昔からある種)と外来種(外国からの種)がある。
 外来種のセイヨウタンポポは繁殖力が強く勢力範囲を広げている。しかし、在来種のニホンタンポポは都市化の影響で衰退の傾向にある。
 両者の違いは総苞(花の直ぐ下にあって、花を包む)のそり返りである。セイヨウタンポポはそり返っている、ニホンタンポポは返っていない。


ずんだ餅

2011-08-24 | 食・レシピ

Zunda0824  時々日も出る曇り空で、蒸し暑かった。
 朝から妻がずんだ餅を作った。畑で収穫した枝豆で餡を作り、餅の代わりに白玉としたものだ。ご馳走様。
 ”ずんだ”とは枝豆(山形県のだだちゃ豆、宮城県の仙台ちゃ豆など)を粗く擂り潰した餡である。


Hanatoranoo0824  外出先でハナトラノオ(花虎ノ尾、シソ科)を空き地で見つけた。別にカクトラノオ(角虎の尾)などと呼ばれる。花が沢山付いた長い穂の形を「虎の尾」に見立てて花虎の尾と名付けたものであろう。
 名が○○虎の尾のものを調べたら、蓼(たで)科の伊吹(いぶき)虎ノ尾・春(はる)虎ノ尾 、桜草(さくらそう)科の岡(おか)虎ノ尾 、ゴマノハグサ科の瑠璃(るり)虎ノ尾などがあった。科が違うのに結構似た形があるね。