筑波大学小野道之准教授、農業・食品産業技術総合研究機構先進作物ゲノム改変ユニットの土岐精一ユニット長の研究グループは、ゲノム編集技術の一つであるCRISPR/Cas9を用いてアサガオのゲノム編集に世界で初めて成功した。
本研究では、アントシアニン色素を蓄積することにより花や茎が紫色となるアサガオ品種ムラサキに対して、アントシアニンを合成する酵素の遺伝子にゲノム編集を行った。ゲノム編集には、ゲノム編集技術の一つであるCRISPR/Cas9を用いた。その結果、花が白色、茎が緑色へと変化したアサガオを得ることに成功した。
研究成果は、ゲノム編集技術がアサガオなどの花きの遺伝子機能の解析や新品種作出技術として有効であることを示す、と言う。
◆アサガオの遺伝子
アサガオは、古くから日本人に愛される日本の夏を代表する植物である。
江戸時代には、奇妙な花と葉のかたちをした「変化アサガオ」が珍重された(江戸の朝顔バブル?)。アサガオの野生型(原種)は、青く小ぶりな花を咲かせる。観賞用として品種改良が進んだアサガオは、色彩豊かで、花も大きいなど、野生型とは違う性質が見られる。変化アサガオの奇妙なかたちは全て、遺伝子のDNA配列が変化した「突然変異」によるものである。
基礎生物学研究所の星野敦助教らは、DNA解析装置で”アサガオ”は約4万3千の遺伝子を持つことを解明した(東京古型標準型、青色の花を咲かせる)。アサガオの色や形が千変万化するもとになっているDNA配列トランスポゾン(ゲノム上の位置を移動(転移)することのでき、動く遺伝子とも呼ばれる)は、340個と多い。
今日の天気は晴れ。晴れたが、とても雲が多い。
近所にある買物団地の植栽地で、”ガマズミ”の実が赤くなっている。葉はまだ緑で、秋が深まると葉も実も赤くなる。でも、赤い実は直ぐに鳥に食べられ、なくなってしまう。両者が同時に見られるのは、運次第。
赤く熟した実は食用となり、焼酎に漬けて果実酒にできる(果実酒は澄んだ深紅色・・ワインの様)。
名(ガマズミ、莢 ・蒲染)の由来ははっきりしていないが、「神つ実」からの説や、何かの染色に使った説などがある。染色説は果実酒や漬物・布の着色に利用したからだろう。
ガマズミ(莢、蒲染)
別名:粗毛がまずみ(あらげがまずみ)
学名:Viburnum dilataum
スイカズラ科ガマズミ属
原産地は日本、朝鮮半島、中国
落葉低木
開花期は5月~6月
枝先に散房花序で径5mm~8mm程の白花を沢山咲かせる
果実は核果(径3mm~5mm)で、9月~10月に赤く熟すが甘味が足りない
美味しくなるのは晩秋(11月頃)で、表面に白っぽい粉をふく
本研究では、アントシアニン色素を蓄積することにより花や茎が紫色となるアサガオ品種ムラサキに対して、アントシアニンを合成する酵素の遺伝子にゲノム編集を行った。ゲノム編集には、ゲノム編集技術の一つであるCRISPR/Cas9を用いた。その結果、花が白色、茎が緑色へと変化したアサガオを得ることに成功した。
研究成果は、ゲノム編集技術がアサガオなどの花きの遺伝子機能の解析や新品種作出技術として有効であることを示す、と言う。
◆アサガオの遺伝子
アサガオは、古くから日本人に愛される日本の夏を代表する植物である。
江戸時代には、奇妙な花と葉のかたちをした「変化アサガオ」が珍重された(江戸の朝顔バブル?)。アサガオの野生型(原種)は、青く小ぶりな花を咲かせる。観賞用として品種改良が進んだアサガオは、色彩豊かで、花も大きいなど、野生型とは違う性質が見られる。変化アサガオの奇妙なかたちは全て、遺伝子のDNA配列が変化した「突然変異」によるものである。
基礎生物学研究所の星野敦助教らは、DNA解析装置で”アサガオ”は約4万3千の遺伝子を持つことを解明した(東京古型標準型、青色の花を咲かせる)。アサガオの色や形が千変万化するもとになっているDNA配列トランスポゾン(ゲノム上の位置を移動(転移)することのでき、動く遺伝子とも呼ばれる)は、340個と多い。
今日の天気は晴れ。晴れたが、とても雲が多い。
近所にある買物団地の植栽地で、”ガマズミ”の実が赤くなっている。葉はまだ緑で、秋が深まると葉も実も赤くなる。でも、赤い実は直ぐに鳥に食べられ、なくなってしまう。両者が同時に見られるのは、運次第。
赤く熟した実は食用となり、焼酎に漬けて果実酒にできる(果実酒は澄んだ深紅色・・ワインの様)。
名(ガマズミ、莢 ・蒲染)の由来ははっきりしていないが、「神つ実」からの説や、何かの染色に使った説などがある。染色説は果実酒や漬物・布の着色に利用したからだろう。
ガマズミ(莢、蒲染)
別名:粗毛がまずみ(あらげがまずみ)
学名:Viburnum dilataum
スイカズラ科ガマズミ属
原産地は日本、朝鮮半島、中国
落葉低木
開花期は5月~6月
枝先に散房花序で径5mm~8mm程の白花を沢山咲かせる
果実は核果(径3mm~5mm)で、9月~10月に赤く熟すが甘味が足りない
美味しくなるのは晩秋(11月頃)で、表面に白っぽい粉をふく