山形大学工学部森下正典産学連携准教授が、超薄型のやわらかく曲がるリチウムイオン電池を開発したと発表した(11月3日)。
従来の液体に代わり固体化したゲル状の電解質を使用した。フィルム状にすることで1ミリメートル以下の薄さを実現し、折り曲げて使用できる。これまでフィルム状の電池の開発事例はあったが充電が十分にできなかった。ゲル素材を工夫することで実用化レベルに到達した。
リチウムイオンはプラス極とマイナス極の間を動くことで電気を発生する一方、動き過ぎると発熱してショートする。現在の一般的な電池は電極と、イオンが動く媒体となる電解質(液体)に加え、プラス極とマイナス極の間に微小な穴の開いたセパレーター(樹脂製)を置き、イオンの過剰な動きを抑制している。しかし、液体の電解質は液漏れの可能性があるほか、セパレーターとともに燃焼しやすく、スマートフォンの発火事故などが報告されている。
今回の次世代型は電解質をゲル化し、粘着性を持たせることでイオンの動きを調整するセパレーターの役割も担わせたのが特徴。液体の電解質を使う既存のリチウムイオン電池の課題であった発火や液漏れの恐れがなく、フィルムを切断しても使用できる。正極と負極を分けるセパレーターに電解質を練り込みフィルム状にした。開発は4年がかりで、当初2年間は企業と共同研究したが、その後は自ら研究を続けて実用化につなげた。蓄電能力を維持しつつ、曲げに強く、熱で収縮しても燃焼せず安全性も高いという。
腕時計型端末のベルト部分に使うなど、様々な用途を開拓できる、(森下准教授)としている。
早朝(深夜からかな?)から濃霧。小雨が降っているのかな、と思う程に湿度が高い。
10時ころより晴れ、快晴に近い・・。
従来の液体に代わり固体化したゲル状の電解質を使用した。フィルム状にすることで1ミリメートル以下の薄さを実現し、折り曲げて使用できる。これまでフィルム状の電池の開発事例はあったが充電が十分にできなかった。ゲル素材を工夫することで実用化レベルに到達した。
リチウムイオンはプラス極とマイナス極の間を動くことで電気を発生する一方、動き過ぎると発熱してショートする。現在の一般的な電池は電極と、イオンが動く媒体となる電解質(液体)に加え、プラス極とマイナス極の間に微小な穴の開いたセパレーター(樹脂製)を置き、イオンの過剰な動きを抑制している。しかし、液体の電解質は液漏れの可能性があるほか、セパレーターとともに燃焼しやすく、スマートフォンの発火事故などが報告されている。
今回の次世代型は電解質をゲル化し、粘着性を持たせることでイオンの動きを調整するセパレーターの役割も担わせたのが特徴。液体の電解質を使う既存のリチウムイオン電池の課題であった発火や液漏れの恐れがなく、フィルムを切断しても使用できる。正極と負極を分けるセパレーターに電解質を練り込みフィルム状にした。開発は4年がかりで、当初2年間は企業と共同研究したが、その後は自ら研究を続けて実用化につなげた。蓄電能力を維持しつつ、曲げに強く、熱で収縮しても燃焼せず安全性も高いという。
腕時計型端末のベルト部分に使うなど、様々な用途を開拓できる、(森下准教授)としている。
早朝(深夜からかな?)から濃霧。小雨が降っているのかな、と思う程に湿度が高い。
10時ころより晴れ、快晴に近い・・。
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