米疾病対策センター(CDC)などの国際チームが、2009年に世界的大流行した新型インフルエンザ(A型H1N1亜型インフルエンザ)による死者が全世界で約28万人と推計した。
(CDCの疫学者ファティマ・ダウード博士らが英医学誌ランセット(オンライン版)に2012年6月26日に発表)。
世界保健機構(WHO)は、流行が始まってから1年4カ月(2009年4月~2010年8月)の間に18,500人の死亡例を報告している。推計は、発展途上国では検査を受けずに肺炎などで死亡する例も多いことなどを考慮したもので、死者284,400人(151,700人~575,400人)とWHO報告のおよそ15倍となる。因みに、日本国内の死者数は2010年9月末までに203人(厚生労働省による)。
世界的に大流行した新型インフルエンザは通常の季節性インフルエンザと異なり、若年層の死亡が多いのが特徴であった。死者の8割が65歳未満だった。地域別では東南アジア・アフリカで6割を占めた。
★感染爆発を起こすインフルエンザウィルスはA型が多い
時折パンデミック(感染爆発)を引き起こすインフルエンザウィルスはA・B・C型のうちA型が多い。これはウイルス粒子表面にある糖蛋白(HA・NA)は変異が大きく、インフルエンザの種類が多くなるからである。
昨日のキンシバイ(金糸梅)と同じ仲間(オトギリソウ科オトギリソウ属)のビヨウヤナギが咲いていた。咲いていたのは、旅行先の伊東(伊豆半島)で、雨に濡れていた(6月17日撮影)。雨に濡れるビョウヤナギ、とても風情がある。
この花の美しさは、細くて長い雄蕊(おしべ)だ。黄色の花びらの中心から飛び出す様な美しさだ。
ビヨウヤナギ(未央柳)
(学名:Hypericum chinense)
別名:美女柳(びじょやなぎ)
美容柳(びようやなぎ)
金線海棠(きんせんかいどう)
オトギリソウ科オトギリソウ属
半落葉性低木
中国原産、渡来は江戸時代
開花時期は6月~7月
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