報道(6月18日)によると、「新潟県沖で油田・天然ガス田の商業開発に向けて試掘 経済産業省発表」との事。
試掘地点:新潟県佐渡島の南西沖約30km 水深約1100mの海底
対象域:日本の排他的経済水域(EEZ)内
調査面積:約135km2(JR山手線内の約2倍相当)
試錐調査:試錐は海底約2700mの砂岩泥岩互層(椎谷(しいや)層、寺泊層)まで
調査工程:2008年導入の3次元物理探査船で地層構造を精密に分析し
対象域で石油・天然ガスの埋蔵の可能性のデータを得た
(埋蔵の確認ではなく、地層構造が背斜構造となっている)
2013年4月~6月に試錐、埋蔵量を3年かけて調査する
10年後の23年以降の商業化を目指す、事業費は98億円
藤村官房長官は、「ガス田などの発見につながることに、大きく、大いに期待をしている」と述べた。埋蔵が確認できれば、中東の中規模程度の石油・天然ガス田に相当すると言う(国内では最大級になる)。・・夢は大きく持とう。
★国内主要油田の年間生産量(2006年)
油田名 道県名 生産量(万キロリットル)
勇払(ゆうふつ) 北海道 25.5
南長岡(みなみながおか) 新潟県 17.4
由利原(ゆりはら) 秋田県 11.7
岩船沖(いわふねおき) 新潟県 11.3
★排他的経済水域(EEZ)
周辺海域にあり、優先的に資源利用・開発を行うことができる国際的に認められた領域。領海と公海の中間に位置する第3の新しい水域と言える。
日本は447万平方キロ(国土面積38万平方キロの約12倍)で、世界第6位。
庭の垣根の黄色い花のシンシバイ、盛んに咲いている。花色の黄色は雨にとても良く映える。でも梅雨・初夏から夏となってきたからもう花の終わりかな。
名(金糸梅)の由来は花の特徴からで、花色は黄色(金)・沢山の雄しべ(金糸)・花の形が梅に似る、と言う。
キンシバイ(金糸梅)
(学名:Hypericum patulum)
オトギリソウ科オトギリソウ属
半落葉(半常緑)小低木
中国原産、渡来は1760年(宝暦10年)頃
開花時期は6月~7月
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