朝は夜からの雨が残っていたが、直に晴れ。風が少しある。
散歩で見つけたダイコンの花。太くなったダイコンから花茎が伸長(とう立ち、抽だい)し花が咲いている。1本だけだから取らずに残したのだろう。4弁花のアブラナ科植物(十字架植物とも言う)で、花色は黄色ではなく白色、花弁の縁が少しピンクと可愛い。
ダイコンは世界各地で古くから栽培されている。日本では弥生時代には伝わっており、平安時代中期の「和名類聚抄」には、園菜類として於保禰(おほね)があげられているとの事。大きな根の大根(おほね、おおね)からが名の由来。日本でのダイコンは、「土大根をよろずにいみじき薬」(徒然草)と言う程に好まれ、江戸時代には栽培技術・品種改良ともに進歩した。現在では日本各地で地ダイコン(地野菜)が栽培されおり、文献(1980年)には110品種が記録されており、世界最多と言う。
ダイコン(大根)
アブラナ科ダイコン属
原産地は地中海沿岸地方とされ
数千年前のエジプトで栽培されていたと言う
別名は清白(すずしろ)
日本でのダイコンは、根が白い品種が殆どで、スズシロ(清白)名はこれによるもの
春の七草の一つである
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