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糖尿病診断のHbA1cの表記が変わる

2012-03-13 | まち歩き

 今朝は薄らと雪景色。夜半の雪が少し積もっている。午前は晴れ・雲り・雪と目まぐるしく変化、午後から晴れ。でも風は冷たい。
 散歩道のアオキの実はもう赤くなっていても良いのに見当たらない。実が赤くなると直ぐに鳥に食べられてしまうのだろう。自宅の鉢植えのシャリンバイやピラカンサの実は疾うにない。鳥に食べれられる前に撮って置かなくては。

Aoki03131
 アオキ(青木)
 ミズキ科アオキ属
 枝は緑色、葉は厚みと光沢がある
  でもこの寒さで少し枯れている


Aoki03132
 雌雄異株で、果実は雌株に付く
 実は1~2cm程の楕円形で深紅色となる


 生活習慣病の一つである”糖尿病”は深刻的な問題である。国連が疾患名を冠した啓発の日を設けたのは、世界エイズデー(12月1日)と世界糖尿病デー(11月14日)の2つである。(世界糖尿病デーはH23.11.12ブログで紹介)
 糖尿病は、血糖値(空腹時血糖値、75g経口ブドウ糖負荷(2時間後)血糖値、随時血糖値)およびHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の検査結果で判定する。(日本糖尿病学会、2010年7月からの診断基準)
 診断値の一つであるHbA1cを現在日本では日本独自の基準”JDS値”で表示している。海外では国際基準”NGSP値”であるので、2012年度からこの値に改めるとの事(日本糖尿病学会・日本糖尿病協会・日本糖尿病対策推進会議の発表)。ただし、経過措置として2012年は両者を併記し、2013年度から国際基準表記とする。・・新表記では+0.4となるから悪化したと誤解するかも。
 ★JDS値とNGSP値
 換算式 NGSP値=1.02×JDS値+0.25
        JDS値=0.980×NGSP値-0.245
  概ね、NGSP値=JDS値+0.4としても妥当(JDS値が5.0~9.9%範囲)
 ★HbA1c(JDS値)の評価
  HbA1cは過去1~2ヶ月の血糖値の平均を表す
  正常値は4.3~5.8%未満 である
  糖尿病と診断されるのは6.5% 以上
 - - - - - - - - - - - - -
  優:5.8%未満
  良:5.8%~6.5%未満
  可・不十分:6.5%~7.0%未満
  可・不良:7.0%~8.0%未満
  不可:8.0%以上
 ★HbA1c(JDS値)の平均
  加齢でHbA1cが大きくなる
   年齢        男性    女性
  20代     4.6%   4.6%
  30代     4.7%   4.8%
  40代     5.0%   5.0%
  50代     5.3%   5.2%
  60代     5.4%   5.3%
  70歳以上  5.3%   5.4%


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