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イヌサフランに花が咲いた

2015-09-26 | 園芸
 今日の天気は、朝は雨、昼過ぎから曇り空。
 早朝の散歩は小雨が降っていた。近所のお庭で花を咲かせている”イヌサフラン”を見つけた。散歩から帰ったら、報道で「イヌサフランで食中毒、女性死亡」とあった。高齢女性が23日に食中毒で死亡したとの発表である。これによると、自宅の庭で栽培していたイヌサフランを生で食べた後、吐き気・嘔吐などの症状が表れ、医療機関を受診し、入院して治療を受けたが死亡した、との記事。合掌。食中毒には気をつけよう。
 厚生労働省の植物性自然毒 高等植物の説明では、
 イヌサフラン(別名:コルチカム)
  分類:ユリ目 Liliales、ユリ科 Liliaceae、イヌサフラン属 Colchicum
  (APG 分類体系ではユリ目、イヌサフラン科、イヌサフラン属 )
  学名:Colchicum autumnale L.
  英名:autumn crocus
  生育地:ヨーロッパ中南部~北アフリカ原産の球根植物
   日本には明治時代に渡来し、園芸植物として広く植えられる
  形態:多年生の球根植物
    球根は径3~5cmの卵形で、9月~10月に花茎を 15cm ほど伸ばし、
    アヤメ科のサフラン Crocus sativus L. に似た花をつける。
    室内に放置した球根からも開花する。翌春に 20 ~ 30cm ほどの葉を根生する。
    耐寒性が強く、何年も植えたままで開花する。
  毒性:全草に毒性あり
  毒性成分:アルカロイドのコルヒチン( colchicine )
    種子には 0.2%~0.6%、鱗茎には0.08%~0.2%含まれる
  鎮痛薬として使用されるが、嘔吐・下痢などの副作用を示す 。
  中毒症状:嘔吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難、重症の場合は死亡することもある。
    ヒトの最小致死量は体重50 kgの場合、コルヒチンとして4.3mg程度。


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