国際エネルギー機関(IEA)がこのほどまとめた報告書で、「2018年の二酸化炭素(CO2)排出量は17年と比べて1.7%増え、過去最高の約331億トンに達した」と発表(3月26日)。
報告書によると、2018年のエネルギー需要は前年比2.3%増えた。これは2010年以降の平均伸び率の約2倍。エネルギー需要増分の半分以上を電力部門が占めた。こうした電力の需要増に対する供給分野をみると、太陽光や風力などの再生可能エネルギーが同4%増え、世界のエネルギー需要増のほぼ4分の1を賄った。しかし石油は同1.3%、石炭は同0.7%それぞれ伸び、CO2排出量の増加となった。石炭からの移行が進んでいる天然ガスは同4.6%増で高い伸び率を記録した。
エネルギー需要が増えた背景には世界経済が2018年に3.7%拡大し、アジアの新興国を中心に石炭などの化石燃料の需要が増えたことがあるという。
世界のCO2排出量は、2014~2016年は横ばいで推移したが2017年は増加に転じ、2018年も増加した。世界のエネルギー需要が増えたことなどが要因で、地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」の目標達成に向けた排出量削減が一向に進んでいないことを示した。世界に異常気象を起こしているとされる気候変動の加速が懸念される。
国ごとのCO2排出量では、排出量最大の中国が前年比2.5%増えて2018年の排出量は95億トンもあった。米国やインドもそれぞれ前年比3.1%、4.8%増えた。これら3国で排出量増加分の85%という大きな割合を占めた。しかし、欧州全体では前年比1.3%減少した。こうした国別の排出量増減実態は、世界の排出量を削減するためには、排出量が増えた国が率先して排出量削減対策を進めることが極めて重要であることを示している。
◆世界の二酸化炭素(CO2)排出量
BPの統計ベース
石油・ガス・石炭の消費量を国際標準的な換算率で二酸化炭素排出量に換算
化石燃料以外に由来する二酸化炭素や他の温室効果ガスは反映されていない
従って各国が公表している値とは合致しない
2017年
順位 国名 百万トン 1013年
1 中国 9,232.58 90.3億トン
2 米国 5,087.67 51.0億トン
3 インド 2,344.24 18.5億トン
4 ロシア 1,525.34 15.3億トン
5 日本 1,176.62 12.3億トン
6 ドイツ 763.85 7.6億トン
7 韓国 679.67 5.7億トン
8 イラン 633.65 5.5億トン
9 サウジアラビア594.71 4.7億トン
10 カナダ 559.98 5.4億トン
朝から晴れた。気温は最高気温14℃ほどと高くはない。昨日よりは風が弱いので、畑の雑草とり・・。
散歩道沿いの”ヒサカキ”。塀からはみ出して花がさいている。”ヒサカキ”は雌雄異株、この花は雄花。でも雄花・雌花だけを付ける雄株・雌株だけでなく両性花の株もあると言う。
開花時期は、3月~4月で、枝の下側に短くぶら下がる様に咲く。雄花には雄しべ、雌花には雌しべだけが見える。花の大きさは数mm、雌花が雄花より気持ち小さいかな。花の形は、白っぽいクリーム色で壺状。強い芳香が漂ってくる。
「榊:サカキ」が手に入らない関東地方以北では、墓・仏壇へのお供え(仏さん柴)や玉串などに、サカキ代替で使われることがある。これより、名(ヒサカキ)の由来に、「榊に非ず」から「非さかき」説、サカキより小振りから「姫サカキ」説がある。
ヒサカキ(姫榊)
学名:Eurya japonica
ツバキ科ヒサカキ属
雌雄異株(常緑小高木)
開花時期は3月~4月
白い小さな花が葉腋に付ける
5弁花で花径は数mm
雄花は鐘形で、雌しべは退化して見えない
雌花は杯形、雌しべのみで花柱は3裂してる
果実も径数mm程で、秋に黒紫色に熟す
報告書によると、2018年のエネルギー需要は前年比2.3%増えた。これは2010年以降の平均伸び率の約2倍。エネルギー需要増分の半分以上を電力部門が占めた。こうした電力の需要増に対する供給分野をみると、太陽光や風力などの再生可能エネルギーが同4%増え、世界のエネルギー需要増のほぼ4分の1を賄った。しかし石油は同1.3%、石炭は同0.7%それぞれ伸び、CO2排出量の増加となった。石炭からの移行が進んでいる天然ガスは同4.6%増で高い伸び率を記録した。
エネルギー需要が増えた背景には世界経済が2018年に3.7%拡大し、アジアの新興国を中心に石炭などの化石燃料の需要が増えたことがあるという。
世界のCO2排出量は、2014~2016年は横ばいで推移したが2017年は増加に転じ、2018年も増加した。世界のエネルギー需要が増えたことなどが要因で、地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」の目標達成に向けた排出量削減が一向に進んでいないことを示した。世界に異常気象を起こしているとされる気候変動の加速が懸念される。
国ごとのCO2排出量では、排出量最大の中国が前年比2.5%増えて2018年の排出量は95億トンもあった。米国やインドもそれぞれ前年比3.1%、4.8%増えた。これら3国で排出量増加分の85%という大きな割合を占めた。しかし、欧州全体では前年比1.3%減少した。こうした国別の排出量増減実態は、世界の排出量を削減するためには、排出量が増えた国が率先して排出量削減対策を進めることが極めて重要であることを示している。
◆世界の二酸化炭素(CO2)排出量
BPの統計ベース
石油・ガス・石炭の消費量を国際標準的な換算率で二酸化炭素排出量に換算
化石燃料以外に由来する二酸化炭素や他の温室効果ガスは反映されていない
従って各国が公表している値とは合致しない
2017年
順位 国名 百万トン 1013年
1 中国 9,232.58 90.3億トン
2 米国 5,087.67 51.0億トン
3 インド 2,344.24 18.5億トン
4 ロシア 1,525.34 15.3億トン
5 日本 1,176.62 12.3億トン
6 ドイツ 763.85 7.6億トン
7 韓国 679.67 5.7億トン
8 イラン 633.65 5.5億トン
9 サウジアラビア594.71 4.7億トン
10 カナダ 559.98 5.4億トン
朝から晴れた。気温は最高気温14℃ほどと高くはない。昨日よりは風が弱いので、畑の雑草とり・・。
散歩道沿いの”ヒサカキ”。塀からはみ出して花がさいている。”ヒサカキ”は雌雄異株、この花は雄花。でも雄花・雌花だけを付ける雄株・雌株だけでなく両性花の株もあると言う。
開花時期は、3月~4月で、枝の下側に短くぶら下がる様に咲く。雄花には雄しべ、雌花には雌しべだけが見える。花の大きさは数mm、雌花が雄花より気持ち小さいかな。花の形は、白っぽいクリーム色で壺状。強い芳香が漂ってくる。
「榊:サカキ」が手に入らない関東地方以北では、墓・仏壇へのお供え(仏さん柴)や玉串などに、サカキ代替で使われることがある。これより、名(ヒサカキ)の由来に、「榊に非ず」から「非さかき」説、サカキより小振りから「姫サカキ」説がある。
ヒサカキ(姫榊)
学名:Eurya japonica
ツバキ科ヒサカキ属
雌雄異株(常緑小高木)
開花時期は3月~4月
白い小さな花が葉腋に付ける
5弁花で花径は数mm
雄花は鐘形で、雌しべは退化して見えない
雌花は杯形、雌しべのみで花柱は3裂してる
果実も径数mm程で、秋に黒紫色に熟す
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