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コノテガシワの雄花・雌花

2019-04-01 | 園芸
 今日の11時半過ぎに新元号が発表された。
  令和(れいわ)
 出典は、万葉集の「梅花の歌三十二首」 の序文から
 「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」。
 首相は談話で、「令和」という元号に込めた意味について、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」と述べた。『万葉集』を典拠にした理由について、「1200年余り前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります」と説明。「悠久の歴史と四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄をしっかりと次の時代に引き継いでいく」と語った。
 大切に使わせていただきます。

 朝は曇り、9時過ぎに小雨、昼頃に晴れ。
 ”コノテガシワ”に目立たない淡紫緑~白緑色の花が咲いている。花を見る、雌雄同株なので、雌花・雄花とも葉の先端に付く。雄花が多いのかな。
 秋には、径1.5cm程の実が付く。実は所々が飛び出した金平糖の様である。
 名(コノテガシワ:児の手柏)の由来は、枝振りが団扇を縦にした様子を子供の掌(てのひら)を広げた形に見立てたことによる。葉は表裏を区別できず、この事から「うまく見極められない、どちらとも決めれないこと」を”児の手柏の二面(ふたおもて)”などと使われる。現在流通しているのはほとんど園芸品種のセンジュ(千手)との事で、この名も沢山の手を広げた様な枝葉の表現である。因みに、種子は漢方で滋養強壮に使われると言う(・・伝聞です!!)。
 コノテガシワ(児の手柏)
 別名:千手(センジュ)
 ヒノキ科コノテガシワ属
 中国原産、江戸中頃に渡来
 樹高は5~10m、常緑小高木
 雌雄同株、雌花・雄花とも葉の先端に付く
 開花時期は3月~5月
 実は2cm前後の灰緑色をした数個の角のある球果、秋に褐色となり割れる


 上と下が雌花、真ん中が雄花

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