「キログラム」の定義
1キログラムは水1リットルの重さと定義されている。しかし、温度による変動などがあり、1889年に「国際キログラム原器」を基準にすることが決まった。「国際キログラム原器」は、フランスにある白金イリジウム合金製の分銅である。日本などのメートル条約の加盟国にはそれぞれ複製が配られた。だが、分銅は汚れの付着などによる誤差が避けられない。
このため、国際的な基準としている質量の単位「キログラム」の定義を約130年ぶりに見直し、基礎物理定数を使った新たな定義に移行する案が、パリで開かれた国際度量衡総会で採択された。1キログラムの質量そのものは変わらず、社会生活に影響はないが、誤差が生じにくくなるため、新薬開発などに必要な微細な質量の計測がより正確にできるようになる。移行は来年5月20日から。
新な基準
新な基準は、光が持つエネルギーの最小単位で、電子や原子の質量計算に使える物理定数「プランク定数」である。プランク定数は電子の質量などに関係し、正確な値がわかれば計算で1キログラムを割り出せる。
プランク定数=6.62607004×10^(-34)m2kg/s
プランク定数(英語:Planck constant)は、光子のもつエネルギーと振動数の比例関係をあらわす比例定数。
日本の産業技術総合研究所のチームは、高純度のシリコン結晶の密度を精密に測定、この物理定数を小数点以下43位まで求めることに成功し、新たな定義の策定に大きく貢献した。
ほかに改定が決まったのは、電流、温度、物質量の単位(それぞれアンペア、ケルビン、モル)。いずれも20世紀に見直された定義で、測定技術の進歩などを受けて物理定数を基準にした値になる。
お天気は、朝から晴れ。気温は低く、最高気温10℃とか。北海道・北国ではもう積雪の便りが。
歩道とお庭の境に、”ビワ”の木が植えられ、花が咲いている。開花時期は冬(11月~12月)で、半年後には熟した果実が見られる。
”ビワ”の原産は中国で、日本へは9世紀には渡来していたと考えられている(日本自生説もある)。現在日本で栽培されている品種は、江戸時代末期(天保~弘化)に中国からの大果品の種子から育成されたもので、「唐枇杷」と呼ばれる品種から改良されて、現在の二大品種(茂木と田中)が生まれたとの事。
名(ビワ:枇杷)の由来は、葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているから。古くからの民間薬(大薬王樹と呼ばれる)で、”ビワ”の葉は関節痛に効き(産毛のある葉裏を擦って貼る)、葉を煎じて「せき止め・利尿など」に効く、と言う。
因みに、温暖な地域(長崎県、千葉県、鹿児島県など)での栽培が多いが、若干の耐寒性があり、寒冷地でも冬期の最低気温-10℃程度であれば生育・結実可能である。
ビワ(枇杷、比波)
果実もビワと呼ぶ
英名:loquat
学名:Eriobotrya japonica
バラ科ビワ属、常緑高木
原産地は中国
6世紀には栽培されていたようだ
開花時期は11月~12月
花は白い五弁花、葯には毛が密に生えている
花は両全花なので自家受粉が可能
果実の成熟は5月~6月(露地成熟)、黄橙色の実となる
1キログラムは水1リットルの重さと定義されている。しかし、温度による変動などがあり、1889年に「国際キログラム原器」を基準にすることが決まった。「国際キログラム原器」は、フランスにある白金イリジウム合金製の分銅である。日本などのメートル条約の加盟国にはそれぞれ複製が配られた。だが、分銅は汚れの付着などによる誤差が避けられない。
このため、国際的な基準としている質量の単位「キログラム」の定義を約130年ぶりに見直し、基礎物理定数を使った新たな定義に移行する案が、パリで開かれた国際度量衡総会で採択された。1キログラムの質量そのものは変わらず、社会生活に影響はないが、誤差が生じにくくなるため、新薬開発などに必要な微細な質量の計測がより正確にできるようになる。移行は来年5月20日から。
新な基準
新な基準は、光が持つエネルギーの最小単位で、電子や原子の質量計算に使える物理定数「プランク定数」である。プランク定数は電子の質量などに関係し、正確な値がわかれば計算で1キログラムを割り出せる。
プランク定数=6.62607004×10^(-34)m2kg/s
プランク定数(英語:Planck constant)は、光子のもつエネルギーと振動数の比例関係をあらわす比例定数。
日本の産業技術総合研究所のチームは、高純度のシリコン結晶の密度を精密に測定、この物理定数を小数点以下43位まで求めることに成功し、新たな定義の策定に大きく貢献した。
ほかに改定が決まったのは、電流、温度、物質量の単位(それぞれアンペア、ケルビン、モル)。いずれも20世紀に見直された定義で、測定技術の進歩などを受けて物理定数を基準にした値になる。
お天気は、朝から晴れ。気温は低く、最高気温10℃とか。北海道・北国ではもう積雪の便りが。
歩道とお庭の境に、”ビワ”の木が植えられ、花が咲いている。開花時期は冬(11月~12月)で、半年後には熟した果実が見られる。
”ビワ”の原産は中国で、日本へは9世紀には渡来していたと考えられている(日本自生説もある)。現在日本で栽培されている品種は、江戸時代末期(天保~弘化)に中国からの大果品の種子から育成されたもので、「唐枇杷」と呼ばれる品種から改良されて、現在の二大品種(茂木と田中)が生まれたとの事。
名(ビワ:枇杷)の由来は、葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているから。古くからの民間薬(大薬王樹と呼ばれる)で、”ビワ”の葉は関節痛に効き(産毛のある葉裏を擦って貼る)、葉を煎じて「せき止め・利尿など」に効く、と言う。
因みに、温暖な地域(長崎県、千葉県、鹿児島県など)での栽培が多いが、若干の耐寒性があり、寒冷地でも冬期の最低気温-10℃程度であれば生育・結実可能である。
ビワ(枇杷、比波)
果実もビワと呼ぶ
英名:loquat
学名:Eriobotrya japonica
バラ科ビワ属、常緑高木
原産地は中国
6世紀には栽培されていたようだ
開花時期は11月~12月
花は白い五弁花、葯には毛が密に生えている
花は両全花なので自家受粉が可能
果実の成熟は5月~6月(露地成熟)、黄橙色の実となる
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