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抗生物質が効かない薬剤耐性菌、米国内で初感染例

2016-06-02 | 健康・病気
 アメリカ疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention:CDC)は、全ての抗生物質(抗菌薬)が効かない薬剤耐性菌への感染例が米国で初めて見つかったと発表した。
 患者は、米ペンシルベニア州の49歳の女性で、尿路感染症にかかったが通常の抗生物質では治らなかった。最後の手段として使う旧型の抗生物質「コリスチン」も効かず、米陸軍病院の研究者による検査で「mcr-1」と言うコリスチン耐性遺伝子を持つ耐性菌が見つかった。この菌は「スーパーバグ(スーパー細菌)」と呼ばれている。
 「mcr-1」は2015年11月に中国で初めて報告された。初めに養豚場で発見、その後に生肉(豚)と人間からも発見された。中国国内で家畜の感染症予防としてコリスチンを含む抗生物質が過度に使用されていることが原因であると考えられている。これより、イギリスで国内での2万4000件の細菌サンプルの中から、15件のコリスチン耐性を持つ「スーパーバグ」が発見された。
 「mcr-1」の発見は米国では初めて。この耐性菌に感染すると、最大50%が死亡する可能性があると伝えている。
 スーパーバグの持つ「mcr-1」遺伝子が他の細菌にも取り込まれる可能性もあり、特に抗生物質に耐性を持つ他の遺伝子と組み合わさって抗生物質による感染症対策が無力化されるという最悪の状況を危惧する見解もある。

 天気は晴れ~曇り、風が強い。気温は低く、最高気温20℃とか。
 ”マユミ”の花が咲いていた。小さな淡緑色の花で、人目を引かない花だ。”ニシキギ(錦木)”の花に良く似ており、両者ともニシキギ科だ。小さな花は小さな緑玉の実となり、殻がピンク色となり、やがて殻が弾けて赤い種子が見える。この様子がとても可愛い。秋には素敵な景色を見せる種子で、秋の楽しみだ。
 名(マユミ:真弓)の由来は、この木を材料として弓を作ったからで、材質は白くて緻密・良く撓る。こけしや将棋の駒も作る。因みに、果実は食べない、有毒(吐き気や下痢など)である。
 マユミ(真弓、檀)
 別名:山錦木(やまにしきぎ)、川隈葛(かわくまつづら)
 ニシキギ科ニシキギ属
 雌雄異株と言われる(不完全雌雄異株?)
 雌株のみでも果実は付く
 落葉小高木(樹高は3m~10m)
 原生地は日本、朝鮮半島、中国
 開花時期は5~6月
 花は淡緑色の小さな(径1cm位)4弁花
 果実は10月~11月に熟す。ピンク色の殻が弾けて赤い種子が見え、この様子がとても可愛い。


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