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キリンが絶滅危惧種に指定、各国に保護を呼びかけ

2016-12-09 | 環境
 世界の野生動物の保護を目指す国際自然保護連合(IUCN)は、絶滅の危険のある動植物を分類した「レッドリスト」の最新版を発表した(12月8日)。
 これに、キリンが新たに絶滅危惧種に加わり、3ランクある絶滅危惧種のうち一番下の「絶滅危惧2類:絶滅の危険が増大している種」とされた。生息地のアフリカで狩猟などにより、1985年には15~16万頭いたが、2015年には約9万7500頭となり、30年間に個体数が4割も減ったのが理由である。各国に対して保護に取り組むよう呼びかけた。また鳥類で新種とされた742種のうち、11%がダム建設や農地の拡大によって生息地が失われているとして、絶滅危惧種とされた。植物では、栽培されているマンゴーと近縁の野生種4種や、アスパラガスの近縁で日本原産のハマタマボウキが3ランクの真ん中とされた。野生の近縁種は病気への抵抗力や栄養価を高めた新たな品種づくりのもととなるが、十分に保全されていない。
 ◆保全状況 (IUCNレッドリストカテゴリー)
 絶滅
   絶滅 (EX)
   野生絶滅 (EW)
 絶滅危惧
   絶滅寸前 (CR)
   絶滅危惧 (EN)
   危急 (VU)
 低リスク
   保全対策依存 (CD)
   準絶滅危惧 (NT)
   軽度懸念 (LC)
 その他
   データ不足 (DD)
   未評価 (NE)

 雲が少しある晴れ。気温は低くなく、最高気温13℃。最低気温は0℃近くなので、畑に溜めてある水に氷が張るかな。
 ”ヤツデ”に白い球状に集まった花が咲いている。”ヤツデ:八手”は名の如く大きく裂けた葉が特徴である。花は雄性先熟で、一つの花が始めに雄花(雄花期)となり、次に花弁と雄しべを落として雌花(雌花期)となる。一つの枝で雄性期と雌性期が同時になる事はなく、雄性期と雌性期をずらして自家受粉を避けている。始めに咲く雄花には花弁が5枚おしべが5本あり、雌花はめしべが発達し、めしべのみの花となる。写真は主に雄花、最後に1枚(yatude612095)に雌花に成りかけがある。
 原産地は日本。学名:Fatsia japonicaの”japonica”は日本産を意味する。”Fatsia”は日本語の”八”で、”八”は古い日本語の発音では「ふぁち」・「ふぁつ」とF音を使っていた。例えば、「母」の発音は「ふぁふぁ」・「ふぁわ」だった。
 ヤツデ(八手)
 別名:天狗の葉団扇(てんぐのはうちわ)
 学名:Fatsia japonica
 ウコギ科ヤツデ属
 常緑低木(丈は1.5m~3m)
 開花時期は11月~12月
 小花が枝分かれした柄の先にまとまる


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