初めての魚釣り・・・
記憶にありますか?
ぐっちゃんは…、
あります!
しかもかなり鮮明に…
時はウン十年前…、ぐっちゃん少年は小学1年生(か幼稚園年長?)
↑ すでに鮮明じゃないって? 気にしないで
愛知県の地方都市で養鶏業を生業にしていたぐっちゃん一家。
テレビだったか本だったかを見て、
親父に「つりをやってみたい!」っておねだり。
親父はどこからか糸と浮きと錘と針がついた延竿を持ってきて、
「明日ミミズ取りに行こまい。あそこの川でやってみりん(西三河弁)」
訳:「明日ミミズを取りに行こう。あそこの川でやってごらん。」(笑)
養鶏場の土を掘ると、細くて赤いミミズがたくさん取れました。
川釣りのエサとしては最上級ものです。
鶏糞などによって土が肥えていますから、質のいいミミズが育ちますし、それを餌にしているモグラが住んでいたりします。
7歳の少年ぐっちゃんは、独りで徒歩5分ほどの川に行きました。
隠す必要もないので書いちゃいますが、
愛知県刈谷市を流れる猿渡川(さわたりがわ)という川です(さるわたりがわとよく言われますが間違いです)。
今思えば、危険な行動ですよね。川幅30mほどの立派な川です。よく7歳のガキを独りでそんなところに行かせますね~。時代でしょうか?ちなみに親父が子供の頃は、この川がプール代わりだったと言っていました。
ちなみに河口が近く、海の潮の満ち引きで水深が変わるような汽水の川でした。
少年ぐっちゃんはなんとなくこんな感じかな、と、誰に教わるわけでなく針に餌をつけ、
浮き下なんかいい加減で仕掛けを川に投げ入れ、ひたすら魚信を待ちます。
こんなんで釣れるわけがない…と思うのですが、
あ、食った!
な、なんと素人少年ぐっちゃんは、その日15cmほどのマブナ(ギンブナ)を3匹も釣ってしまったのです。
バケツに入った、釣り上げたマブナを親父に自慢げに見せた記憶があります。
そして、これがぐっちゃんが釣りに目覚めた瞬間でもありました。
本格的に釣りを趣味とするのは、それから10年以上経過した大学生時代に、
チヌ釣りに目覚めてからということになりますが、
私のように初めての釣りをこれだけ鮮明に覚えているのも珍しいのではないでしょうか?
なんとなく、初釣りのこの日に、ウン十年後の釣り三昧の日々が決定したように思えるのです。
いま、末っ子の長男は8歳、小学2年生です。
あの時の自分とダブる年齢ですが…、まだ釣りにはそれほど興味がないようです。
まあ、これからですね(^^)
次回は、本格的にはまったチヌ釣りについて書いてみたいと思います。
それではまた