進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

祝日強行出航!ヒラマサは何処?!

2015年12月24日 | ゴムボートJEX325 釣行記

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天気予報は北風がやや強く、昼か夕方から雨が降り、海はうねりが入りだす…。

23日の天皇誕生日、あまり嬉しくない予報でした。

でも、午前中ならボート釣りはできそうです。

キャスティングキング日野さんから

「行きますか?」

とメールが入り、

「とりあえず行くだけ行ってみます」

と返答。

午前中勝負のつもりで、中2日で外房再登板です。

20日の日曜日は凪だったのに撃沈でした。

それほど海況が好転しているとは思えませんが、なんとかヒラマサをキャッチしたいところです。

 

AM5:00現地着。誰も居ません。

準備を始めた頃に、ボートエースをカートップした車が登場。

ボートエースに夜間航行灯をつけて、真っ暗な海に出て行きました。

うーん、やるなあ、と思いながら準備を進めます。

しばらくして「泳がせの魔術師」ステキチさんが登場。

この日は予報があまりよくなかったせいか、この出航場所からは3艘だけでした。

日野さんはいつまで経っても登場しませんでした。

後で海上でお会いしたので、おそらく別の出航場所からエントリーされていたのでしょう。

 

朝焼けとともに出航です。

この朝焼けはけっこうやばい色ですね。

天候が下り坂である証明です。

うーん、あまり早く雨が降ってこないことを祈りましょう。

日曜日の前回釣行時から防寒着を着て出航しています。

今年は暖かい日が多かったので、それまで防寒着の出番はありませんでしたが、 

さすがに今日は必須でしょう。

 

今日はさすがのヒラメ銀座も誰もいません。

そりゃそうですよね。

最初にヒラメ銀座から実績場にかけて、魚探でベイト確認をしながらキャスティングします。

投げ始めてすぐに異変に気付きました。

体のあちこちから、

「ミシミシ…」

という違和感を訴える音が聞こえてくるような感じ。

そう、わずか3日前に1日中投げ倒したツケが全身を襲っているのです。

早い話が筋肉痛。

普段なら1週間かけて体もメンテナンスするのですが、この日はまだ筋肉痛のピークです。

特に腰と太ももが悲鳴を上げています。

「さすがに今日は1日中投げっぱなしというわけには行かないかも・・・。」

 

朝はけっこう鳥がいました。

小魚を追いかけて飛び込んだりしているのですが、

海の中からのボイルはありません。

どうやら、ベイトが居てそれを狙う鳥もいるのですが、

フィッシュイーターはお留守のようなんです。

1時間半ほど投げ続けましたが、ノーチェイスでした。

 

筋肉痛の体にノーチェイスは辛いです。

風が強く沖は波が高そうですが、ここは思い切ってジギングポイントに移動。

キャスティングよりもジギングのほうがまだ体に優しいように思えます。

 

ジギングポイントはさすがに荒れています。

風も5割増しくらいか?

ボートは沖に向かって3~4km/hで流されます。

風が北から南へ、潮が西から東へという面倒な状況。

かなり遠くにジグを投入しないと、着底時に真下に来てくれません。

とっても釣りづらいです。

ただし、この日は遊漁船もいなくて、ポイント独占状態です。

この日は時間とともに海が荒れる予報なので、

一度浅場に戻ると、もうここには来れないかもしれません。

波飛沫を浴びながら操船し、何度も何度もポイントに入れなおしします。

流される速度を調整するためにシーアンカーを使おうとも考えましたが、

なんとなく面倒なので、どてらで流して、何度も何度も往復するほうを選択しました。

 

時間はAM8:30。間もなく潮止まり、という時間になりました。

ベイト反応は上々だったのですが、この頃から青物っぽい反応もわずかに表示されるようになり、

水深25mほどの駆け上がり、底から3しゃくりくらい入れたところで、

「ゴォンッ」

とアタリがありました。

「お、キター!」

一呼吸置いてしっかりアワセを入れると、

「グググンッッ」

と気持ちのいい引きが伝わってきました。

ステラSW5000のドラグはかなり緩めでした。

最初の突っ込み、次の突っ込みで20m近くラインを出されました。

「お、これはでかいかも・・・」

と一瞬思ったのですが、ドラグを締めこむとそれほど抵抗せずに、

2分ほどでその姿が見えました。

銀色に輝く細身の魚体に、黄色いラインと黄色い尾がはっきり確認できました。

「よし、ヒラマサ!」

だたし、

「ん?思ったほど大きくないね??」

あっさりネットインしたヒラマサは、70cmほどの春マササイズでした。

うーん、久しぶりのジギングヒラマサなので、サイズを見誤ったようです。

ファイト中は少なくとも75cm、4kgくらいはあると思ったのですが…。

 

何はともあれ、キャスティングのオオマサではないものの、ヒラマサの姿を見る事ができました。

ここはやっぱり自撮りでしょ♪

風が強くて波で揺れる船内での自撮り、けっこう難しいです。

どうしても顔の筋肉に変な力が入り、おかしな緊張感漂う顔になってしまいますね。

 

この後、ぐっちゃんのヒラマサゲットを見ていたのか、遊漁船が2艘登場。

強風&波の中で遊漁船との距離をとりながらのジギングはけっこう神経を使います。

雰囲気が出てきたなーと思ったものの、程なく潮止まりになり、

結局、このポイントでの追加はありませんでした。

 

この後、日野さんチーム(3名乗船)と海上でお会いして、情報交換。

「どうですか?」

「ジギングで小さ目を1本です~。」

「おお、やりますね。我々はキャスティングで頑張っていますがまだノーフィッシュです。」

などとやり取り。

鳥山を追いかけて沖まで来たようですが、鳥山が消えるとまたシャローに戻っていきました。

この時間帯の海です。写真ではわかりづらいですが、風上を見るとけっこうウサギが飛んでいます。

 

ぐっちゃんもジギングポイントに見切りをつけて、再びシャローでキャスティング開始。

残念ながらやはりシャローにヒラマサは薄そうです。

ふとヒラメ銀座のほうを見ると、「泳がせの魔術師」が頑張っています。

「ステキチさん、どうですか~?」

「ベイトはいるんですが渋いです~。まだ小さめのヒラメが1枚…。

 もうそろそろ上がります?」

時間を見ると、AM11:00をかなり回っています。

「もう少し投げてみて、ダメなら上がりますね~」

こんなやり取りをして、30分ほど投げてみましたが、

やっぱりノーチェイスであえなく撃沈。

先にステキチさんが納竿して出航場所へ向かいました。

ぐっちゃんも11:45ころ沖上がりとしました。

 

この日は風が強かった事もあって大きな移動をせず、比較的エコな操船でした。

実釣時間も5時間ほどでしたし、走行距離も短めでした。

比較的早い時間に1本獲れた事で無理をしなかったとも言えますね。

 

片づけをしている間に雨が降りそうになりましたが、何とか天気は持ちました。

ステキチさんと釣り談義をして、PM2:00頃に散会。

PM4:00に自宅に着いたころから本格的に雨が降ってきました。

 

大きくはありませんが、捌くのにはちょうどいいサイズです。

これで帰省する前までの魚は確保できましたね。

 

そして翌日12月24日(今日です)、

我が家にもクリスマスが…。

 

今年のゴムボート釣行は26、27、28日の3日間で最も海況が良さそうな日にもう一度行く予定です。

そう言えば今年の最長寸は1月4日に釣った93cmのままです。

最初の1本が最長寸で終わってしまいそう。

なんとか記録更新したいんですが…、さて、有終の美は飾れますでしょうか?

 

それではまた おやすみなさい

 

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コメント (14)
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