進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

2015年ファイナル!終わりよければ…?

2015年12月29日 | ゴムボートJEX325 釣行記

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2015年もあとわずか。

予定通り、28日の月曜日、本年最後のゴムボート釣りに行ってきました。

26日から年末休暇をいただいているぐっちゃん、

天気予報とにらめっこして、最も海況が良さそうなこの日にロックオン!

朝は北風が吹きますが、昼頃から無風べた凪が予想されます。

まさに2015年の有終の美を飾るにふさわしい日と言えるでしょう!

 

ビル・ジャックさん、ステキチさんも参戦宣言。

たーさん&ミーサンは仕事の都合で朝イチ2時間だけの参加だそうです。

日野さんは別の出航場所から参戦との連絡が入っています。

エボシ450のワダさんからサンマが入ってきていてヒラマサ上向きとの情報。

やる気が出ます。

 

日の出とともに出航!

予報どおり、まだこの時間は北風が強いです。

それでも、前回、前々回の状況から、ジギングのほうが可能性があると思い、沖に向かいました。

海と朝日と一艘の遊漁船。

海はご覧の通りで、けっこう荒れています。

水温は18度台。夕方には19度台まで上がりましたから、まだけっこう温かいです。

 

北風体感10m/s。ボートは時速4km/hほどで沖に向かって流されます。

めちゃくちゃ釣り辛く、また移動の際にびしょ濡れになるほど波飛沫を浴びます。

「これはたまらん!」

というわけで、1時間ほどでジギングを一旦諦め、シャローに移動しました。

 

シャローに移動し、キャスティングを開始します。

時間はAM8:00ちょっと前。

ふと遠方を見ると、大量の鳥が岸辺でイワシと思われるベイトを捕食しています。

そのうち、鳥山が徐々に沖側に移動。

これはその鳥の一部なのですが、わかりますかね?

徐々に鳥山に近づくぐっちゃん。

しばらくすると、

「バフッ」

と海中から魚が突き上げている光景も確認できました。

ナブラ、鳥山、ボイル…、

「これはチャンス!」

 

いままでも何度も鳥山を経験していますが、けっこう確率が低い印象があります。

鳥山を追いかけて撃沈、諦めてジグったら釣れちゃった、とかね。

でも釣り人の本能で、鳥山を見つけたら投げないわけにはいきません。

「ボワッ!」

チェイスがありました。

あまり大きくなさそうな魚体が確認できましたが、フッキングしませんでした。

うーん、わずかなチャンスに、またしても食べ損ないですか・・・。

次の一投でも、

「ボフッ!」

同じようなアタックが。

しかし、乗らず・・・。

「こいつらイナダなんじゃないの?190mmのプラグがでかすぎるのか?」

そんな不安が頭をよぎります。

 

「ボッコウッ!」

3回目のチェイスです。

一瞬、またフッキングしなかったのかと思いましたが、次の瞬間、

「グーンッ」

「お、乗ってる!」

ここで改めての大アワセ。がっちりフッキングしました。

ロッドはMCワークスのSEVEN MILES777CR、リールはステラSW14000XG、

メインラインPE6号、リーダーナイロン130lb、そして推定ドラグ設定は7kg。

全くラインは出ません。

オオマサなら両手でロッドを支えて踏ん張るところですが、

片手でも余裕でやり取りできます。

ゴリ巻きで巻き上げ、あっという間に魚の姿が確認できました。

「うーん、小さい」

ヒラマサの口のいい場所にフッキングしているのが確認できたので、

ネットも使わず、リーダーを手で持ってそのまま引き上げてしまいました。

トップでこのサイズは寂しいですが、とりあえずヒラマサゲットです。

65cmくらいでしょうか。

自撮り写真。

本当はこんなことしている場合ではないのです。

鳥山はあっという間に移動してしまいます。

でも、このサイズを何本も要りませんし、

取り込んでいる間にナブラも鳥山も移動してしまいました。

2015年最終日、ボウズ回避ということで良しとします。

 

この後も投げまくりましたが、鳥山が去った後の海は

「無」の海でした。

シャローを東へ西へ移動しながら投げますが、一向に反応がありません。

沖には風が強くて行けません。

と、休憩しようと浜に向かう日野さんチームを確認。

結局、浜まで追いかけて情報交換。

「どうですか?」

「ダメです、ワンシェイスだけ、風が強いので一旦休みます」

「こっちはナブラを叩いて小さいのを1本です」

「おおー、やりましたね!」

日野さんチームはそのまま食事休憩に、ぐっちゃんは再びシャローへ。

 

3時間ほどキャスティング、スロージギング、タイラバなどを試しました。

2回ほどタイラバに強いアタリがありましたが、残念ながらフックアウト。

青物か大型真鯛だと思われますが、うまくフッキングしていなかったようです。

 

正午近くになって、ようやく風が納まりだしました。

再びジギングポイントを目指します。

朝と比べて釣りやすくなりましたし、ベイト反応もあります。

いかにも釣れそうな感じですが、青物からの魚信はありません。

 

あっという間に無風となり、海はご覧のようにべた凪です。

春シーズンを思わせる穏やかな海ですね。

ここは一丁、遠征しかない!

久しぶりに、ちょっと遠くまで行ってみました。

サンマナブラが見られたという噂のポイントです。

が、サンマは不在。

実績ポイントなのでジギングで様子を見ました。

「グンッ」

フォール中に違和感を感じ、聞き合わせをしてみるとこの反応。

「やった!」

と思ったのもつかの間、重いですが引きません。

「でっかいゴミでも引っ掛けたのか?」

と思いましたが、わずかに何かが動いているのがわかります。

その正体は・・・、

ヤガラでした。

口先にわずかにフックが引っかかっています。

うーん、軽くメーター超えですね。

食べれば美味いと聞いた事があるのですが、気持ち悪いのでリリース。

 

しばらく頑張ったものの、このポイントも青物はお留守のようなのでまたまた移動。

最終的には最初のジギングポイントに戻ってきたのですが、

なんだか、湖みたいな超べた凪ですね。

冬場にこのような状況は、外房3シーズンではじめてだと思います。

そこでも・・・、

サイズアップしたヤガラ。

 

さらに・・・、

ガツンッとまともなアタリだったので今度こそは、と思ったのですが、

本日3本目のヤガラ。

どうも、ヤガラが沸いているようです。

ステキチさんも泳がせで1本獲ったと言っていました。

ジグが着底時に根掛かりのような重みを感じ、

大きくアワセると「ガクンッ」と抜けるようなケースが数回ありました。

この大半はヤガラがアタックしてきてうまくフッキングしなかったものと思われます。

ヤガラで締めるなんて、2015年は本当におかしな年でしたね。

 

結局、PM3:30まで頑張りましたが、ヒラマサの追加はなし。

海上で頑張っていた日野さんグループと情報交換しましたが、

ジギングで1本獲ったものの、

トップでのアタリは朝の1回以外全くなしということだったので、

ここで諦めて納竿としました。

 

移動距離56kmはおそらく新記録です。

約9時間休みなく釣り続けました。

ビル・ジャックさん、ステキチさんはさらに遅い帰航でした。

暗くなるまで片づけをして、その後今年最後の釣り談義。

ステキチさんは相変わらずヒラメ好調、この日はヤガラとなぜかショゴまで獲ったそうです。

ビル・ジャックさんは小ぶりのヒラメに、安定のウツボ。

なんだか、今秋は主役をステキチさんに奪われ、

仲間も皆、ルアーを諦めて泳がせ釣りを始めるという、

ヒラマサ道には厳しい1年となりました。

獲ったヒラマサも、好調だった2014年の1/3ほどに減少、

サイズも1月に釣った93cmが最長と、まさに前年の反動が出た1年でした。

 

さあ、来年はどうなんるんでしょうか?

本日29日よりぐっちゃんは愛知県の実家で農作業という名の静養?です。

次回の更新は2016年ですね。

この1年、「進め!Gucchan号!」にお付き合いいただきましてありがとうございました。

それではみなさん、良いお年を。

 

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コメント (18)
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