進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

祭りってなあに??

2018年06月06日 | NEO390 釣行記

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『祭り』

我々ミニボートアングラーが使う『祭り』とは、

「素人でも釣れてしまう爆釣モード」を指します。

釣れる魚によって、『ヒラマサ祭り』『ワラサ祭り』『真鯛祭り』という感じで使います。

 

外房では2月~3月頃に脂の乗ったブリやワラサが釣れまくることがあります。

これは『ワラサ祭り』ですね。

同じように5月第4週(ぐっちゃんの仮説)前後の2~3週間は、

ヒラマサが面白いように釣れることがあります。

「春マサ」と呼ばれる60cmほどの小ぶりなサイズですが、

時にはヒラマサが入れ食い、というような状態になることもあるのです。

これぞまさに『ヒラマサ祭り』。

そして今がその時期なのです。

 

前振りが長くなりました。

前週、I君と1本ずつでしたがヒラマサをあげました。

釣果以上に魚の反応はびっしりあって、

釣り方、潮流、時間帯によっては『祭り』になってもおかしくないと感じました。

当然今週も『祭り』の可能性が十分あると踏んでの釣行です。

 

現地着AM3:50。

周囲は既に明るくなり始めています。

NEOタダノさんは既に大アジを求めて出航後でした。

ステキチさんもタダノさんに続いて日の出前に出航。

この他、エクスポローラーFRPさん、ケンマリーンさん、SRVさんと常連組。

遅れてヒッチクレーンホープボートさん、たーたんさんも参戦したようです。

 

AM4:30、すっかり明るくなってしまいました。

日の出です。

写真に写っているのは、わかりづらいですがSRVさん3人組です。

 

海は穏やか。波もうねりもわずかです。

写真では光の関係で波があるように見えますが、実際には凪と言ってもいいくらい。

風もそよ風程度で、久しぶりの釣り日和になりそう。

ただし潮はかなり澄んでいました。もう少し濁りが欲しいところ。

 

ジギングポイントに着くと、ベイト反応が…、

ありません。

どうしたことか、前週に比べベイトが薄い感じです。

 

いろいろ探し回って、

ようやく反応があるポイントを見つけました。

いかにも来そうな反応です。

眉唾水温計が示す海面水温は18.4℃でした。

 

I君、2、3投目に、

「よしっ、あっ!」

ゴンッ、という感じのアタリがあったようですが、

フッキングせずに抜けてしまったよう。

「はぁ~、こんなのばっかですね~。」

まあ、そんなもんでしょ。

でも、朝イチからアタリがあるとは幸先いいですよ。

祭りの予感がプンプンします。

 

ところが…、

時間とともにこんな反応も見られるようになりましたが、

2人ともお触りがあった程度でなかなかヒットしません。

これはもう、久々の『負のスパイラル』コンビ復活か??

『負のスパイラル』コンビについては過去記事を探してみてください(笑)

 

AM6:00頃にはジギングポイントに身内がみんな集合です。

上の写真は左がTomboy123のステキチさん、右がNEOタダノさんです。

2人ともこの時期はジギングでヒラマサ狙い。

タダノさんは電動ジギング、ステキチさんは手動ジギングですね。

なんでも、ステキチさんは電動リールのコードを忘れたとか。

そこでめげないのがステキチさんのすごいところです。

ステキチさんの釣行記はこちらから。

 

こちらは左がたーたんさん、右がSRVさんですね。

皆さん、ジギングでは大苦戦という感じ。

祭りはどこだ、祭りは??

たーたんさんはこのブログのコメントでぐっちゃんに促されての参戦です。

既にこの時点でぐっちゃんはオオカミ少年(中年?)状態ですな。

 

心地よい日差しと風。

絶好の釣り日和ですが釣果が伴いません。

東へ大移動、西へ大移動と変化を試みますが不発です。

そもそも、ベイトが薄い。

AM8:45、ようやく沈黙を破るI君。

「よしっ」

ところが、

「あれ?ゴミでもひっかけたかな?」

生命反応を感じないまま巻き上げてみると、

何とか魚の顔を見れたねー、のカサゴちゃん。

写真撮影してそのままリリースです。

「うーん。」

迷宮に迷い込んだようにまたしても沈黙の時間が続きます。

 

この日はAM10:30~PM3:30頃まで潮が引いてスロープが使えない時間です。

従ってAM10:00を過ぎた時点で夕方近くまで釣り続けることが決定です。

 

AM10:30にジギングポイントに戻ってきたGucchan号、

眠気と闘いながらジグをしゃくり続けます。

そしてAM10:45、

「ゴンッ」

と待望のアタリ。

「えいっ、やぁー、とうっ!」

怒涛の3段アワセ!

しっかりフッキングしてファイト開始です。

ドラグ設定が緩めのツインパワーSW、ジージー音を立てながら糸を排出します。

そしてヒラマサ特有の首振り。

本命を確信する瞬間ですね。

ただ、

「意外に首振りが小さいなー。」

パワーはありますし、ラインも出ていくのですが、緊迫感はありません。

少しドラグを締めこんで、やや強引に巻き上げます。

「お、先週よりはちょっと大きいね」

ちょうど70cmくらいでしょうか。

3kgはないでしょうね。

何とか1本ゲットでかろうじてのボウズ逃れです。

がぜんやる気になるI君。

実はぐっちゃんがヒラマサをかけた時、I君は疲れと眠気で休憩中でした。

後悔先に立たず。

 

釣り日和とはいえ、海上に11時間以上浮かび続けるという修業。

日差しは真夏のそれになり、じりじりと日焼け止めを通過して肌を焼きます。

風が少し強くなって、波立ちますが釣りに支障があるほどではありません。

時間とともに再び海は凪ぎに向かいます。

午後になると活性が上がるのではと期待していましたが、

こんな反応があっても魚は口を使わず、

むしろ、

こんな感じの無反応なポイントが増えました。

活性ダダ下がりです。

 

何とかI君に釣らせようと頑張りますが、

肝心のI君は疲れと眠気で、

後半の大半は爆睡王子状態(笑)

いつもと違って完全に「寝るぞ」体勢です。

わかりづらいですが、ポーチ型の救命胴衣を枕にして寝ています。

日焼けで頬が赤くなっていますね。

見ようによっては澱酔して寝転がっている酔っ払いですな。

 

釣れたら起こそうとぐっちゃんは必至でしゃくりましたが成果は無し。

PM3:30、二人とも心が折れて沖上がりとしました。

 

移動距離53.7kmはよく走りましたね。

東と西の両方にチャレンジした結果です。

燃料は20リットルほど使ったようです。

 

片付けをしてたーたんさんと談笑し、帰路についたのがPM5:00。

日曜日の夕方なので道路が大渋滞していて、

結局高速を使わず3時間かけて帰りました。

 

祭りモードを期待して行ったのですが、

平常と大差ない厳しい結果に終わりました。

これから梅雨に入りますし、春シーズンの残りは行けて2回くらいでしょうか。

祭りの気配だけを感じつつ、静かに春シーズンが過ぎていく…。

そんな感じの2018年という事になりそうです。

 

次回は爆釣、いつもそう思って挑んでいるんですけどねー。

それではまた おやすみなさい

 

 


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コメント (12)
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