進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

外房春シーズン最終戦!

2018年06月25日 | NEO390 釣行記

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6月23、24日は外房春シーズンの最終週です。

この後は海水浴客の駐車場になってしまうため、9月中旬までボートが出せなくなります。

天気予報を見ると23日土曜日は昼から雨、風は微風。

24日は午前中雨でやはり微風という予報でした。

ボートを出すなら土曜日の午前中がベストな感じ。

さらに23日は房総ボート仲間が海坊主さんの別宅に集合してバーベキューというイベントあり。

必然的に土曜日朝に釣りをして昼からバーベキュー、という日程になりました。

 

天気予報から推測するに、

雨が降らず快適に釣りができるのはおそらくAM10:00まで。

ならばできるだけ早く海に出たい。

明るくなる前に出航して朝まづめにしっかり勝負したい、と思いました。

金曜日は平常通り仕事だったので、

帰宅して買い物をして、ボートの準備が完了したのはPM11:00過ぎでした。

今の季節はAM4:00には明るくなります。

寝ている時間はないな~、という事で、

ほぼ徹夜でAM1:30に自宅を出発しました。

これは幕張インターでの一枚です。

さすがにまだ金曜日の延長という感じで、高速は車が多めでした。

 

途中、山道は霧がかかって視界が悪いほどでした。

これは風が弱いことを示しています。

期待が膨らみます。

 

AM3:15現地到着。

一番乗りかと思ったら、既にけっこうたくさんのボーターが。

ステキチさん、エクスプローラーFRPさん、JBB280さん、あひさん&後輩さん、

前日からボートを係留しているsaiさん、

さらにぐっちゃんより遅く来たのが、友恵丸の小野さん、NEOタダノさん、

海坊主さん&BIGさん、お初のFRPさんとまずまず揃いました。

この日が春シーズン最後となる可能性が高いので、皆さん気合が入っていますね。

 

夜間航行灯を点けてAM4:00に出航です。

風はほとんどありませんが、波が少々、そしてうねりがけっこうあります。

まあ、想定内ですけど。

 

ジギングポイントに着くころには東の空が朝焼けで赤くなってきました。

非常にきれいです。絵を見ているみたいですね。

でも、きれいな朝焼けは天気下り坂のサインです。

さて、いつまで天気が持ってくれるか?

 

魚探反応は…、ありません(汗)

けっこういいポイントのはずですが、ほとんとベイト反応も出ない状態です。

これはまずいのでは?

一応しゃくり始めますが、

潮は流れないし、反応もないしでどうにも釣れる気がしません。

水温は18.8℃。こちらはいい感じですね。

 

ひと流しが終わったころ、東の空はもう真っ赤です。

こんな朝焼け見たことあります?

ボート歴6年余のぐっちゃんでも、ここまでの朝焼けは2回目です。

まさに釣り師の特権ですね。

美しい景色とは裏腹に、無反応な海に早々に心が折れかけました。

ここでちょっと浮気心が…。

 

先週ビル・ジャックさんから、この日の前日はsaiさんから、

沖のアジが好調との報告を受けていました。

ぐっちゃん、珍しく電動リールとイカ釣り用の船竿を持ち込んでいたんです。

「ここはまずアジを釣りに行こう」

専用の仕掛けはないので魚皮やスキンが針に付いた食わせサビキを使いました。

これも泳がせ用の60号オモリを流用し、コマセはなし。

水深80m~140mあたりで魚群の反応を探し仕掛けを落とすだけです。

 

沖にどんどん進んでいくと、水深60m~80mあたりで激しいうねりとけっこう強い波がありました。

どうやらこのあたりが潮のぶつかる場所、潮目のようです。

この波立った海域を超えるとまた静かな海面に戻ります。

沿岸の潮から黒潮の影響が大きい沖の潮に移ったという事でしょうか。

 

そこでまずは水深80mから。

魚探反応はまずまずです。

中層から底近くまでとぎれとぎれではありますが反応が出ます。

電動リールなので巻き上げは簡単ですが、

残り2mというところで自動で止まります。

手巻きで最後巻き取ればいいのですが、横着なぐっちゃんはジョグダイヤルでそのまま巻き上げ。

「あっ!」

慣れない電動リールの操作をミスして、穂先を折ってしまいました。

やはり海の神はぐっちゃんの浮気を許さないのか!?

とりあえず折れた先端をハサミで切り落として、2番ガイドが先端に来るように調整しました。

何とか釣りはできそうなので継続です。

水深80mでは釣れる魚のほとんどがサバでした。

移動です。

徐々に深い方に移動して、100m、110mとなるに従い、サバの影が薄くなってきました。

こんな感じで底に反応が出ているときは、中層にサバ絨毯はないと思われます。

電動リールのライン送り機能を最高速にして、一気に底まで到達させます。

ポツリ、ポツリとアジが釣れ始めました。

水深120mを超えたあたりが一番アジが多かったように思います。

右のオモリは60号です。サイズ感がわかるでしょうか?

これでほぼ尺ですね。

 

サイズアップ。と言っても尺を少し超えた程度です。

こんなサイズが揃います。

腕がいい人なら追い食いさせて一荷で釣るところでしょうが、

ぐっちゃんは食わせサビキ仕掛で経験も浅いので、1投1尾しか釣れません。

気を緩めると巻き上げ途中で口切れしたり、

サバやウルメイワシがかかってきたりします。

 

AM6:00頃から周りをたくさん鳥が飛びまわり始めました。

そしてあちこちで鳥山が…。

確かに何かを捕食しているようにも見えますが、

水面にとどまって休んでいるように見える鳥もたくさんいます。

とりあえずキャスティングしたりジグを投げてナナメ引きをしたりしましたが、

鳥は反応するものの、魚からの反応はありませんでした。

 

AM7:00を回るとアジの反応も無くなりました。

この日は干潮がAM6:53だったので、下げ止まり前まで釣れて、

潮が止まると同時に釣れなくなった感じでしょうか。

ただ、干潮後に潮流がどんどん早くなって仕掛けが斜めに入るようになりましたが、

アジからの反応は復調しませんでした。

魚探にはこんな反応。

中層の強い反応はサバです。

多すぎてサイズ表示ができないほどなのだと思います。

底の方にはアジがいるかもしれませんが、

サバ絨毯で魚探の電波も遮断されてしまって、その下の情報は返ってきていないと思われます。

ここまでのサバ絨毯の中をサビキバリが通過するのは至難の業。

60号のオモリで電動リール最高速で落としても、

中層でピタリとラインが出なくなり、オモリのテンションが無くなります。

生簀の中は最初の頃のサバと巨大ウルメイワシ、そして尺アジ達です。

ここらで電動リール&サビキでも釣りはおしまいにして、本職に戻りましょう。

 

AM9:00少し前の海の様子です。

一気にベタ凪になってしまいました。

そして、ジギングポイントの反応は朝ほどではないもののやはり薄め。

一度アタリがあり合わせたところフッキングしましたが、

生命反応はあるものの全く重みを感じず、

中層まで巻き上げたところでフックアウトしました。

おそらく、最近よく釣れているアカヤガラだったのではないかと思います。

アカヤガラならおちょぼ口ですしフックアウトも納得です。

魚の重さやパワーが青物としては不足していました。

 

AM10:00少し前から、予報通り雨が落ち始めました。

このところの傾向から、粘っても意味がないと判断。

早いですが沖上がりとしました。

この日の釣果です。

イワシが大きいですよね。

サバとイワシは最初だけキープしてほとんどリリースしました。

時間の割にはまずまず走ったというところでしょうか。

 

海坊主さんの別邸でのバーベキューの様子を少し…。

6月後半だというのに土砂降りで寒いくらいの気温でした。

釣り談義、ボート談議に花が咲きましたよ。

こんな場所を提供してくれる海坊主さんには感謝感謝です。

 

さて、春シーズンは大したドラマもなく終わってしまいました。

これからは秋まで、どこで何をしましょうか?

とりあえず来週だけはイベントが決まっているんですけどね。

 

それではまた おやすみなさい

 


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コメント (14)
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