6月11日土曜日、外房で浮いてきました。
天気は11日夕方から12日午前まで雨の可能性があり、
11日は微風、12日は強風というものでした。
この週末は土曜日1択です。
土曜日も午後から風が強くなる可能性があるので、
午前中が勝負でしょう。
2:30に自宅を出発、途中のコンビニでの気温は18℃でした。
みなさん、考えはぐっちゃんと同じようで、
この日もかなりのボートが集まりました。
タダノさん、JBB280 さん、soraさんとNEO390はぐっちゃんを含め4艇。
ステキチさんも3週連続で参戦です。
遅れてたーたんさんも参戦したようですね。
他の方が早く用意をされていたので、順番待ちして出航。
既に日の出から30分近く経過しています。
出航して数分進んだところで、イワシベイトの大群に遭遇しました。
わかりますかね?
魚探反応はこんな感じ。
水温は19℃近くありますから、いい感じです。
とりあえず、キャスティング、投げて斜めジギングと、
このベイトに付いているフィッシュイーターを狙います。
そこら中に鳥が飛んでいて、けっこう海を刺しています。
ちなみにベイトはボートの上からも良く見えて、
10cm程度のマイクロイワシでした。
ただ、フィッシュイーターのボイルはありません。
このパターンだとイナダくらいは入れ食いモードのはずですが、
どうにもフィッシュイーターが薄い感じです。
ちょっと動画を撮ってみました。
こんな光景があちこちで見られ、
その周辺では魚探は真っ赤で水深がわからなくなることも…。
この直後に水深2mとかになったりします(笑)
結局、いろいろ試しながら鳥とイワシを追いかけましたが、
青物は釣れず。
風が無いので気温は20℃くらいなのですが、
レインウェアを着てジギングしていると、汗ばんで暑いくらいでした。
ジギングポイントへ。
反応が薄いです。
なんと、風がないこともあってボートが全く動きません。
潮も今までの逆潮ではありませんが、ほとんど動いていないんです。
ひと流しで諦めモード。
この日はいつものように青物狙いなだけでなく、
赤い魚を釣りたいというミッションがありました。
コロナ禍で結婚が延び延びになっていた長女が、
入籍するため婚姻届けにハンコをもらいに来るとのこと。
それならば、魚で祝いたいじゃないですか。
ここはあえて沖に向かわず、
西のポイントに移動しました。
この時期の西側には青物、真鯛、根魚と多彩なポイントが揃っています。
ここでは水深60mにこんな激しい反応がありました。
頑張ってしゃくりますがノーバイト。
この日一番熱い反応だったんですけどね。
過去のヒラマサ実績ポイントへ。
水深40~30mのちょっとした根があって、
ここではあらゆる魚がヒットします。
ここでチョイスしたのは、
スロージギングルアー。
60gのルアーをライトジギングタックルで遠投して、
ナナメ引きで狙います。
ほぼただ巻きですが、けっこう魚信があるんです。
「グググッ」
ほらきた!
ファーストヒットはかわいいカサゴちゃん。
サイズ不足にてリリース。
続いて、
「ゴゴンッ!」
というアタリ。
ちょっとカサゴとは引きが違います。
パワーもあって首を振りますから、
これは本日の本命か?
引きを楽しんでいたら、
「フッ!」
フックアウトしました。
うーん、フックが小さいからか、ちゃんとあわせても外れることがありますね。
再度遠投!
着底と同時にゆっくり引き始めます。
「ゴゴゴンッ!」
連続であたりました。
一度あわせてフッキングを確認した後に、
もう一度あわせて念には念を入れます。
「ジジジーーーッ」
超緩めのドラグが鳴りました。
先ほどのバラシと同じ動きですが、サイズ感は1ランクアップです。
そして明確かつ大きな首振り。
これも本命でしょう。
見事ランディングしたのは50cm余の食べごろサイズの真鯛でした。
これにてミッションコンプリートです。
お祝いの赤い魚、獲りました(笑)
この日は赤い魚を釣るために、
いつものバナメイエビではなく、海エビを持参していました。
潮止まり近くになって青物が期待できなくなったので、
ひとつテンヤを試してみましょう。
どんな反応でも、
釣れるのはカサゴばかり。
カサゴがほぼ入れ食いです。
でも、カサゴしか釣れません。
うーん、アカハタやマハタでもいいのに。
もちろん真鯛の追加でもOKです。
少しずつ東に向かって移動して、
イサキやワラサの実績が高いポイントへ。
ジギング、スロージギング、タイラバを交互に試します。
本当は25mほど水深があるのですが、
イワシベイトが凄くて、
魚探がベイトを底と勘違いしています。
ここでスロージギングに来たのは、
まずまずサイズのアカハタでした。
その後も、
このルアー、侮れません。
テンヤよりも釣れるかも(笑)
ほとんどカサゴですが。
カサゴは半分以上リリースしましたが、
それでも生簀には10数匹が腹を上にして泳いでいます。
いつものエリアに戻り、
沖の様子を見に行きます。
60mはベイトなし。
80mで底にベイト。
これは浅場に大量にいたイワシベイトとは違う反応ですね。
100mでは下の3分の1ほどにそこそこの反応がありました。
このラインでけっこう頑張ってジギングしましたが、
期待した青物のアタリはなし。
水深120m。
お、半分の60mくらいのところに面白そうな反応がありますよ。
ジグを落とすと、ちょうど60mほど落としたところでピタッと止まり沈まなくなりました。
こ、これは…、
やっぱり。
定番のバーサーでした。
でも、大きくもなければ太ってもいません。
リリース。
ここの水温は19.6℃でした。
このあと、このエリアもベイト反応がなくなりました。
深場でのジギングで体力を削られたので、
徐々に岸側に移動します。
ジギングポイントから岸側には、相変わらず鳥が飛んでいます。
その下を見ると、イワシベイトのナブラもあります。
でも、青物は釣れません。
soraさんが、
「あっちでナブラが出て、ガンガンボイルしていましたよ!」
と報告してくれました。
ぐっちゃんはさんざんナブラを追いかけましたが、
結局イナダサイズ?のボイルしか確認できませんでした。
もう一度西のエリアに行って、
スロージギングとジギングを試しますが、
釣れるのはカサゴばかり。
そして最後には、
鳥も勢いがなくなって休むようになってジ・エンド。
思ったほど天気は崩れず、風も吹かなかったので、
13:30まで頑張れました。
この日はジギング、スロージギング、ひとつテンヤの3本立てで、
けっこう根掛かりも多かったのですが、
1つもロストすることなく回収できました。
潮が動かず釣りやすかったのもあるでしょうね。
この日のログです。
鳥とイワシを追いかけ続けたために、かなり行ったり来たりしています。
前週のかの有名根へ行ったときと同じくらい走りましたね。
もちろん時間も長いですけど。
燃料は満タンスタートではなかったので、かなり減っています。
15リットルくらいは使ったかな。
持ち帰った真鯛とカサゴ、アカハタは、
次女が上手にさばいてくれました。
無駄なく身を取った残りの骨を持って自慢げな次女。
長女に出来上がった柵と切り身を手渡します。
美しい姉妹愛ですね(笑)
本当はこれにヒラマサの切り身も加わる計画だったのですが、
残念ながら青物だけ活性が低い???ために、
完全なるコンプリートとはいきませんでした。
今日の収穫はスロージグがけっこう使えるという事ですかね。
明らかにこの日のMVPは、
このジグでした。
外房春シーズンは残り1週間です。
天気が怪しいですね。
ひょっとしたらこのままシーズンオフになってしまうかも。
天気次第であと1戦、という事になります。
それではまた おやすみなさい