霞ヶ浦で釣りをしていると、どこからでもほぼ見ることができる山があります。
それが、
日本百名山のひとつ、筑波山です。
特徴的な2つの頂上があるきれいな形の筑波山は、
ぐるーっと見渡せばすぐ見つかるんですね。
テナガエビとタナゴ釣りを始めて以来、数多く霞ヶ浦に来ているので、
何度も筑波山を見ては、いつ登ろうかと考えていました。
8月26日、タナゴ調査を午前中に終えて、
筑波山に登る計画を立てたというわけです。
霞ケ浦タナゴ調査を終えたぐっちゃん、
予定通り筑波山登山に向かいました。
10年前に家族で登って、男体山頂上で体調不良になったぐっちゃん、
今回軽ーく制覇して苦手意識を払拭するのが目的です。
ただ、10年の歳月は身体を確実に老化させています。
果たしてどうなるか?
近づいてきました。
なかなか迫力がありますね。
霞ヶ浦の標高はほぼゼロメートル。
筑波山の877mは日本百名山で最も低いのですが、
ふもとから頂上までその877mをほぼ満喫できるのが良いですね。
そういう意味では海から飛び出しているような、八丈島の八丈富士に似ています。
八丈富士は標高854.8m、島山100選に選ばれていますから、
高さもバックグランドも似ています。
まあ、植物とかは全然違いますけど。
まずは筑波山神社へ。
お参りをして、
登山道へ・・・。
というのはウソで、
ケーブルカーの宮脇駅へ。
今回はケーブルカーで登ります。
前回筑波山に登った時は、別の乗り場からロープウェイで行きました。
筑波山はケーブルカーとロープウェイという、2つの乗り物で登山できる珍しい山なんです。
で、今回はケーブルカーを選択したのですが、
ロープウェイが駐車場からすぐに乗り場があるのに対して、
ケーブルカーは乗り場である宮脇駅までかなり階段を上らなければなりませんでした( ̄▽ ̄;)
これは予想外です。
ケーブルカーで8分で標高800mの山頂駅がある御幸ヶ原に到着です。
御幸ヶ原は飲食店やお土産屋、展望台もあってけっこう賑やかです。
ただ、展望台は改修中でNGでしたけど。
標高800mの気温は24℃とボードに表示されていました。
下界と10℃近く違いますね。
でも、体感的には27,8℃あるような感じでした。
気温情報が午前中のちょっと古い物だったかもしれません。
なんとなく思い出しましたよ。
ここでも景色は十分きれいなのですが、
やはり山頂に行かなければ。
まずは最高峰877mの女体山を目指します。
女体山への登山道はそれほど急ではなく、
苦労なく登れました。
まずは最高標高制覇です。
まだ顔は余裕がありますね。
かなり汗はかいていますけど。
山頂からの眺めは別格ですね。
遮るものがありませんから。
余裕で女体山から下山したぐっちゃん、
続いて男体山へ。
871mと女体山と6mしか標高が変わらないのですが、
御幸ヶ原からの距離は2分の1です。
つまり、傾斜が2倍急なんです。
実は前回体調が悪くなったのは、この時はまだ女体山山頂だと思っていました。
帰宅後に過去記事を読んで男体山山頂だったと気づいた次第です。
やはり急ですが、この辺りはまだ余裕。
しかし、
???
道がない!
どうやらこの岩を登って行けという事らしいです。
ううむ、こんな崖のような岩道あったっけ?
記憶はありませんが、前も登っているので通ったはずです。
さすがにこれは年齢に来ます。
この写真を見ると、かなりへばって口が開いているのがわかりますね。
何はともあれ、今回は酷い体調変化もなく、2つの山頂を制覇できました。
女体山の写真とタオルが変わっているのがわかりますか?
始めのタオルは汗でびしょ濡れになってしまい、2枚目のタオルにチェンジしたんです。
予備を持ってきてよかった(笑)
男体山からほぼ下山した時に、登っていくカップルとすれ違ったのですが、
女性がサンダルでした。
「それで行くの?」
と思わず声をかけてしまいましたが、果たして登頂できたのでしょうか?
いくらお手軽登山の筑波山と言っても、
せめて滑りにくいスニーカーくらいは履いてきましょう。
帰りもケーブルカーで降りました。
筑波山神社を通過し、
駐車したお土産屋さんまで下山です。
女体山も男体山も、ケーブルカーの山頂駅からわずか70m強の登山です。
そういう意味では、日本で最もお手軽な登山だとも言えるのですが、
その程度でぐっちゃんはかなりヘトヘトになりました。
釣りならば相当に無理ができるんですけどね。
10年前にも同じことを書きましたが、
やはりぐっちゃんは山よりも海や湖の方が合っているようです。
とりあえず苦手意識は払拭できました。
それではまた おやすみなさい