最近すっかりタナゴ釣りブログと化している「進め!Gucchan号!」ですが、
この週末も2日連続でタナゴと勤しんできました(笑)
まずは8月5日土曜日、
I君と協議の結果、「千葉県の某野池」へ行くことに決定。
釣果的に期待できるだけでなく、
1日のうちで釣り座が日陰になる時間が多いのも決め手でした。
とにかく、「連日の猛暑」ですからね。
前回水量が減っていたので心配したのですが、
この日は平常の水量に戻っていました。
釣り始めようと主戦である「タナゴんさん仕掛け」を準備したところ、
メガネに装着するタイプの偏光サングラスにラインが絡み、
ラインを切断しないと取り外せないほどの大トラブルに…。
完全に出遅れました。
釣り座は例によって奥側がI君、手前の排水口側がぐっちゃん。
さらに再スタートで準備した「わんすけさん仕掛け」も、
プロペラやシモリ部分に道糸が複雑に絡んでしまい、
その場で修復ができず、これも交換を余儀なくされました。
ぐっちゃんが釣りをスタートした時に、I君はもう20尾ほど釣り上げた後でした。
「かなりハンデを負ってしまったなー」
まあ、頑張りましょ。この時はまだ余裕でした。
ようやく1尾目。
でも、
やたらクチボソが多いです。
I君はほとんどクチボソは釣れないと言っていましたが、
ぐっちゃんの釣り座は2尾に1尾はクチボソというかつてないほどのクチボソの量でした。
しばらくしてコンスタントにタナゴが釣れるようになりました。
さあ、追い上げです。
一気にスパート。
10尾釣ったあたりから、100尾に到達するまで、
かつてないほどのペースでタナゴが釣れ続きました。
「いま何尾ですか?おいらもう50尾超えましたよ」
ぐっちゃんの出遅れを知っているI君が余裕で声をかけてきました。
しかし、
「ん?いま?70尾を超えたところ」
「え・・・、(;^_^A」
そう、あっという間に追い越していました。
「マジですか…、おいらもけっこうなペースで釣っていたのに…」
ぐっちゃん100尾到達時もI君は70尾ほどと、ここまでは完全にぐっちゃんのペースでした。
釣り始めから2時間も経たずに100尾超えは時速50尾以上のペースです。
この頃から直射日光が釣り座に当たるようになり、
ぐっちゃんもI君もパラソルを導入しました。
I君は小型の椅子に取り付けるタイプです。
日光を避けるだけならこれでも十分に働いてくれるようですよ。
ところがここから歯車が狂いだします。
風向きによって池の表面に浮く落葉🍂やアオコが移動するのですが、
このころから急に落葉やアオコがぐっちゃんのポイントに集結しだしました。
釣り辛くなって苦戦します。
そして最大の悲劇が起こります。
120尾を超えたところで、仕掛入れBOXの蓋を開けようとしたところ、
BOXの蓋の上に置いてあったスマートフォンが落下、
釣り座の隙間から池の中にポチャン・・・。
「ヤベ―、スマホ落としちゃった!」
I君も一時休戦してスマホを取り戻そうとタモで探ってくれます。
釣り座の間の隙間なので、その下の水深は50cmほど。
水面まで30cmくらいか。
ぐっちゃんも車から大きなタモを持ってきて池の底を探りますが、
底は確認できますがスマホを拾うことはできません。
しばらく悪戦苦闘した結果、
「しゃーない、池に飛び込むか」
「え???」
釣り座と水面に距離があるため、隙間に腕を突っ込んでも底には届きません。
でも、釣り座の前にざぶざぶと入り込んで、
釣り座の下に潜り込んで手を伸ばせば、スマホに触れる距離感です。
幸い車には着替えセットも積んでいます。
パンツ1丁になって、ぐっちゃんのポイント側から釣り座の正面に回り込み、
スマホを直接取り戻そうという作戦。
本当に飛び込むわけではありませんよ。
無事スマホ回収(笑)
当然ながら防水仕様だし、カバーがびしょ濡れになりましたが本体は問題なし。
ふとI君を見ると、
パンツ姿で池に入る変なおじさんを撮影しようとしています。
「おいらのスマホ、暑さで熱を持ってカメラが起動しません、残念!」
何を撮ろうとしているんだか。
こんな汚い池にパンツ一丁で入ろうとする変態オヤジを撮るんじゃない!
これで完全にぐっちゃんのポイントを自分で荒らしてしまいました。
さらに、
落葉やアオコの流入は止まらず、
このアオコ、ただ浮いているだけでなくそこそこの厚みもあって、
仕掛けがアオコを通過して水中に行くことができません。
つまり、仕掛けを打ち込むことができないんです。
結局2時間ほどで風向きが変わり、
この落ち葉やアオコはあっという間になくなってしまったのですが、
スマホ落下騒ぎとアオコ地獄で釣りにならないロスはハンパありませんでした。
I君はというと、ぐっちゃんが釣りにならない時間帯もコンスタントに釣り続けます。
彼のポイントはぐっちゃんの池への飛び込みも影響ありません。
アオコ地獄が終わった後も今度はクチボソ地獄に苦しむぐっちゃん。
完全に戦意喪失。
そして、終了予定の14:00よりも30分ほど早く、
「250釣りました!大満足です」
「・・・・・・」
ぐっちゃんはI君が150尾くらい釣る間に50尾ほどしか追加できず、
見事にうっちゃられての完敗です。
「そりゃそうでしょ、スマホ落としてアオコにやられて。プププ( ´艸`)」
そう言ってバカにして慰めてくれるI君には、確かな自信が芽生えたオーラが出ていました。
最初の2時間だけなら過去最高の釣りだったんですけどね。
まあ、こんなこともあります。
でも、弟子にうっちゃられた状態を放置するわけにはいきません。
「明日は同条件で釣りができる市原園で合同自主トレしよう」
と決定し、I君を送り届けたのでした。
それではまた おやすみなさい
市原園編に続く。