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愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

2023年タナゴ&小物釣り㉛ ~千葉県某野池~

2023年08月17日 | タナゴ・テナガエビ釣り

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8月12日、前日に続いてI君とのタナゴ釣りです。

前日のような猛暑日のポイント開拓はとても体力を消耗するので、

2日連続は無理です。

従って、この日はほぼ移動なしのエンコ釣りを計画。

I君にとってはすっかりホームグランドになってしまった「千葉県の某野池」へ行くことにしました。

ここにはタナゴが大量にいることはわかっているので、

毎回何かのテーマを持って行くのですが、

今回のテーマはブレンド餌でした。

大量に集まるタナゴをうまく釣り上げることができる持ちの良い餌…、

それがテーマです。

 

 

朝早くに到着。

前回の残りなのか、アオコがかなり広範囲にあって心配になりますが、

この日のアオコは厚みも無く落葉もほとんどなかったので、

釣りに支障が出るほどではありませんでした。

 

I君は毎回タナゴグルテンで通しています。

今のところタナゴグルテン以外の餌の必要性を感じていないというのがその理由。

一方ぐっちゃんは、タナゴグルテンのエサ持ちに少し不満がありました。

市原園やこの野池のように魚影が濃いところでは、

小型のタナゴが上ずって落下中の餌を食べるようになると、

アワセを入れる前に餌がなくなるという事態が多発するためです。

そしてその傾向は日が経って小型のタナゴが多くなるにしたがって、

強くなっているように感じます。

I君とぐっちゃんの間には道具の差もテクニックの差もほぼありませんから、

差をつけるとしたら餌でしょ、というのもありました。

 

前日のタナゴポイント開拓で少し心境の変化があったとI君。

数を追ってプレッシャーの中で釣るのではなく、

のんびりとタナゴと戯れようと考えているようです。

これはぐっちゃんも賛成。

I君の追い上げが激しくて、最近は数を釣ることをかなり意識していました。

まあ、そうは言っても釣れないよりは釣れた方が楽しいので、

多少は意識しますけどね。

 

お。一投目から釣れましたよ。

「またこのパターンですか・・・」

とI君。

I君が得意な奥の釣り座は、上や横を木とその葉で覆われているために日陰の時間が長いんです。

一方のぐっちゃんのポイントは少し前や横が開けているので、

早く日が当たりだすし、午後も日陰になるのが遅いんです。

そのために、I君のポイントは1日平均して釣れるのですが、

ぐっちゃんのポイントは朝が爆釣タイムで、その後は徐々に釣れなくなります。

要はスタートダッシュ必須なんですよ。

前半にI君と同じペースで釣っていたら、間違いなく終了時には負けてしまいます。

え、勝負じゃないって書いてなかったかって?

それはそうですけど、負けるとわかって手をこまねいているわけにも行きませんので…(笑)

そうなると上ずってきたタナゴを効率よく釣るために、

持ちの良い餌と、上ずったタナゴ用へのアワセ勝負になるわけです。

 

クチボソもかなりの数釣れましたが、

この日のぐっちゃんは朝のうちだけ神が降臨してきていました。

オリジナルブレンドの持ちが良い餌を駆使し、

少し前の市原園あたりから感じていた数釣りのためのアワセタイミングがうまくマッチし、

コンスタントにどんどん釣れて行きます。

一方でI君は上ずったタナゴに苦戦して数が伸びないようです。

作戦通り!

まずは安全圏まで数を伸ばして、その後はまったりと釣ることにしましょう。

「ツ抜けしたよー」

「え、まだ3尾…やっぱりトリプル?」

50尾も通過点です。

このころのぐっちゃんは本当にアワセがバンバン決まっていて、

ついにコツを掴んでしまったか?というくらいの絶好調でした。

 

「1束~<(`^´)>」

「えー、まだ30尾…、マジでトリプルだ( ̄▽ ̄;)

作戦コンプリートです。

このまま独走するのもいいのですが、

今回のこの釣果の差の原因は明らかでした。

それは、「餌の差」です。

ぐっちゃんはタナゴグルテンとオリジナルブレンド餌を両方使っていたのですが、

上ずったタナゴにはオリジナル餌の方が効果てきめんでした。

「この餌でやってみ?」

オリジナル餌は少し多めに作ってきていたので、

一部をI君に渡して無理やり使わせました。

アワセのコツは口で伝えるのは難しいのですが、

餌の違いは使えば即結果が出ます。

「あ。釣れる!」

「エサ持ちがいいだろ?」

「ホントだ、全然違う!」

安全圏まで逃げ込んでから必勝餌を提供するあたりぐっちゃんもずるいのですが、

この日の朝のタナゴにとっては圧倒的な差があったという事です。

まあ、これが他の釣り場や別の季節でも通用するとは限らないんですけど。

急にペースアップするI君。

でも、既に70尾の差がついているんです。

よほど手を抜かなければ、いくらぐっちゃんのポイントが失速しても逆転までは無いでしょう。

 

そもそもぐっちゃんはそこまで集中力が持続しないので、

いつも先行逃げ切りで勝負なんです。

200尾も通過点。

でも、夏の強い日差しがガンガン照り付け、

パラソルを使って頑張りますが、

予想通りペースはだんだん落ちてきます。

 

13:00までと決めていたのですが、

最後の1時間は20尾ほどしか釣れず、余裕と思っていた3束に届きませんでした。

 

まあ、これだけ釣れたら十分です。

I君はペースが落ちない奥の釣り座の威力もあってガンガン追い上げてきましたが、

前回の記録である250にわずかに届かなかったようです。

とは言え、こんなに接近していたとは( ゚Д゚)

もう少し長時間集中して釣る必要がありそうですね。

いや、もっと差を広げてから餌を渡すべきだったか??Σ( ̄□ ̄|||)

「あの餌、凄かったです。あんなに変わるんですね?」

そうなんですよ。

餌を変えると不思議と爆釣することがあります。

逆に変えたら全然釣れなくなったりもしますけど。

今回の一番の収穫はブレンド餌でしたね。

もちろんI君にも出し惜しみせずにレシピを教えましたよ(笑)

 

釣果の一部です。

2人とも十分満足しました。

次にI君と一緒にタナゴ釣りができるのは9月になってからです。

それまでに引き出しを増やせるかな?(-_-;)

I君は餌のブレンドを研究するそうですよ。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (2)
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