進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

奈良発観光報告 ㉖行く価値があるのか?

2024年09月05日 | 奈良発!観光地など

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これまで様々な奈良発の観光地記事を書きました。

それぞれに特徴や驚きがあり、

それぞれの良さを感じることができましたし、

期待をはるかに上回るところが多かったように思います。

 

数多くの名所史跡を抱える奈良県ではありますが、

中には「あれ?」と思うようなところもあります。

特にぐっちゃんの自宅の近くにある飛鳥時代の史跡に関しては、

奈良時代以降に建築された神社仏閣と比較すると、

エビデンスが薄く、建築物がほぼ残っていない史跡が多いのです。

 

歴史的な価値だとか、希少性などはともかくとして、

実際に足を運んで目の当たりにしたときに、

感動があるかで判断しています。

「無知な奴め!」とか思われるかもしれませんが、

あくまで素人の感想だと思ってください。

そんな、「期待外れ」だった観光地を紹介します。

 

まずは、亀石(かめいし)

亀石前という交差点もあるくらいで、

明日香村の観光について調べると、必ず出てきます。

実はこの亀石前交差点は、通勤時に毎日通っていますので、

ある日の夕方帰宅途中に寄ってみることにしました。

 

こんな看板があるくらい、史跡目白押しの地域なんですけどね。

 

亀石は車が通れない、狭い旧道沿いの一般住宅の脇にあります。

これはよくわかりません。亀石につながる道の入り口付近にある石像です。

 

これが亀石。

確かに亀っぽく見えますが、亀かどうかは謎。

というか、この亀石自体が何のために作られ、なぜここにあるのかも謎なんです。

いわゆる、エビデンスが薄い、という部分ですね。

 

とりあえず自撮り。

で、これだけです。これ以上の発見も感動もありません。

うーん、橘寺や高松塚古墳に行くついでに見るならまだしも、

これを目的に行くのはどうかなー。

正直、写真で見るだけでいいんじゃね、というのが感想です。

同じ理由で、酒船石遺跡なども写真だけでいいかなーと思っています。

 

続いて、

飛鳥水落遺跡(あすかみずおちいせき)です。

ここは国指定史跡ですから、歴史的価値は高いのでしょうが、

こんな感じで40m四方くらいの敷地に柱が立っているだけです。

 

この部分が重要なのかな?

この説明看板の写真の部分ですよね。

で、これだけです。

まあ、亀石よりは見る価値があるかな、とは思いますが、

柱や柵は近年造られたものでしょうし、

やっぱり写真で見ればいいかな、というレベルですかね。

飛鳥寺がすぐ近くにあるので、飛鳥寺のついでに寄るくらいでいいのでは?

 

次に、

石神遺跡です。

これによると、飛鳥寺の北西の広範囲が石神遺跡であったことがわかります。

しかし、

ここは今はこんな田園地帯。

 

申し訳程度に、

これだけが残っています。

え、これ遺跡なの~?って感じですよね。

落葉が溜まった公園の砂場じゃないの?(笑)

現地に行って見るとがっかりすると思いますから、

発掘記録などを調べて想像する方がいいでしょうね。

歴史的価値は高いのかもしれませんが、

どの説明書きも「~と推測される」とか「~と考えられる」というように、

あくまでも想像なんですよ。

ここもエビデンスの薄さが出てしまっています。

 

いかがでした?

お前が間違っている、という方も見えるでしょうが、

実際に行って見た感想ですから、ご容赦を。

結局、建造物が残っていなかったり、記録があいまいなものが多いので、

「おおー、これは凄い!」とはならないんでしょうね。

『飛鳥・藤原を世界遺産に』と頑張っていますが、

それが京都、奈良や高野山あたりとは違うところなんですよね。

 

これらのぐっちゃん的には残念な史跡たちだけでなく、

明日香村には飛鳥寺や岡寺といった一見の価値がある神社仏閣や、

石舞台、高松塚、キトラなどの価値ある古墳群もありますから、

明日香村観光に使える時間を計算して、

どこを優先して見に行くかを考えればいいと思います。

 

亀石、飛鳥水落遺跡、石神遺跡のファンのみなさん、ごめんなさい。

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント
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