今回の観光報告は、奈良県でも有数の有名寺院、長谷寺です。
真言宗豊山派の総本山であり、西国三十三所第8番札所です。
奈良時代の建設当初は東大寺の末寺で、
後に興福寺の末寺になったという歴史があります。
本堂が国宝、その他多くの建築物が重要文化財に指定され、
周辺は長谷寺門前町が広がり、近鉄長谷寺駅まであるという、
地域の中心的寺院です。
境内には季節毎に多くの花が咲くのですが、
最初にチャレンジした時は紫陽花の全盛期で、
門前町の中に車で進むこともできないくらい混んでいて、
諦めた経験があります。
今回の記事の訪問は、紫陽花がほぼ終わりかけた7月15日。
以前アプローチもできなかったのが嘘のように、
スイスイと近くの駐車場まで行けました。
なんとなく門前町のイメージがあるでしょ?
実際に行ったら、少し歩いてみるといいと思います。
長谷寺を中心に街が成り立っているのが実感できると思います。
そしてかなり坂を登ったところにいよいよ長谷寺の入り口があります。
とりあえず自撮り。
さすがに有名寺院だけあって観光客もけっこういましたよ。
紫陽花のピークの時は凄かったんじゃないかと思います。
季節によって見ごろの花が変わりますから、ホームページでチェックされたら良いかと思います。
仁王門です。立派ですね。
仁王門をくぐると、長谷寺名物の階段があります。
燈廊(のぼりろう)と言うそうですよ。これも重要文化財です。
一茶の句もありました。
本堂の横にある建物、名前忘れてしまいました。
これが国宝の本堂です。
大きいし、歴史を感じるし、実際に見ると迫力ありますよ。
本堂の中には重要文化財の寺宝がたくさんあるのですが、
ここは撮影禁止。
ホームページ等で確認の上、実際に足を運んで鑑賞してください。
このあたりは正確な名称がわかりません。
弘法大師御影堂かな?
少し進むと、
仮免許中の番犬ががっつり寝てました(笑)
このあたりはかなり登っているので、
仁王門周辺をこんな感じで見下ろせます。
そういえば枯れかけた紫陽花が境内にはたくさんありましたよ。
確かに、盛期にはきれいなんでしょうね。
これは本長谷寺ですね。長谷寺創建の地に建っているんだそうです。
そしてこれは五重塔。昭和29年に建てられたそうです。
戦後の日本で初めて造られた五重塔だそうです。
元々はこの横に三重塔があったのですが、落雷で焼失したとか。
これは納骨堂かな?
今度は燈廊を下って仁王門方面へ。
改めて長谷寺の説明を読んで終了としました。
後で調べたら奥之院があったんですね。この時は気づきませんでした。
長谷寺はかなり広いし高低差もけっこうあって、
見どころ満載のお寺でした。
こうやって見ると、奈良時代と飛鳥時代の差を感じますね。
飛鳥時代のこんな立派な寺院はほとんど残っていませんもん。
歴史は飛鳥時代の方が古いんですが、見て楽しむのはもう少し後の時代の方がいいように思います。
それにしても、奈良の神社仏閣は本当に国宝や重要文化財の宝庫です。
愛知県や千葉県にも、神社やお寺は山ほどありますが、
これだけのお宝の山はありませんもの(当たり前か)
それではまた おやすみなさい