進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

次女とタンデム、荒れ模様の外房

2023年10月02日 | NEO390 釣行記

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9月30日土曜日、

今年から社会人になった次女が「休みだからどこか連れて行け」と予約していました。

彼女の希望は、「久しぶりにボートに乗りたい」だったので、

外房にNEOを浮かべてファミリーフィッシングが第一選択。

ただし、天候が怪しくて少し海が荒れそうだったので、

タナゴ釣りの道具も積み込んで、

外房まで行って出航できなかったら市原園でタナゴ釣り、という保険も付けました。

行く先々で非凡な釣りの才能を見せる次女ですが、

さてどうなりますか。

 

キャスティングをやるわけではないので、

日の出前に現地に着く必要はありません。

途中のいつものコンビニ。まだ暗いですね。

5:30の日の出に対し、現地着は6:00を少し過ぎていました。

 

出航準備が整って、ご機嫌な次女。

この写真を見ると中学生くらいに見えますが、

立派な成人なんですよ(笑)

彼女はゴムボートの初代Gucchan号の進水式でも同乗していましたが、

外房は2013年に初代Gucchan号で一度チャレンジして、

出航10分で船酔いしてそのまま帰航した苦い思い出があります。

それ以来の乗船、もちろんNEO390は初乗船となります。

 

既に日は昇り、天候はご覧の通り曇り。

東風がけっこう吹いています。

うねりや波がかなりあって、沖に行くのは厳しい海況です。

いや、ぐっちゃん1人なら沖に行けますよ。

でも今日は次女が同乗しています。

ぐっちゃんと違ってレインウェアは着ていません。

濡れてもいい服を着ているのですが、びしょ濡れにするわけにもいかないし…。

ジギングポイントくらいまで行ってどうするか考えようと思っていましたが、

少し速度を出すと飛沫が船内に入ってくるレベルの荒れ方なので、

結局ジギングポイントまでの半分くらいで沖に行くことは諦め、

アジ場に戻ることにしました。

 

次女はご機嫌。

「ジェットコースターみたいで楽しー!」

「前は港からすぐのところでダウンしたけど、今回はけっこう来たねー」

いやいや、まだ一番近い根までも行ってないんですけど( ´∀` )

沖に向かう時には少しスプレーを浴びてしまいましたが、

折り返したので波と同方向で快適なクルージングです。

アジ場が近づいてきました。

実は珍しくサビキを持参してきています。

最低でもサビキでアジくらいは釣らせようと…。

 

アジ場についてΣ( ̄□ ̄|||)ビックリ!

なんと、i-pilotのリモコンがいつもの場所にありません。

「???」

もう1年くらいは触っていないと思われるi-pilot。

まさかのリモコンレスではどうにもなりません。

※その後さんざん探しましたが、いまだリモコンは見つかっていません。なぜ???

 

風はけっこう吹いているし、

アジ場にしては珍しく波もあります。

仕方がないので、ぐっちゃんが操船、次女がサビキで釣る作戦に変更。

写真はありませんが、魚探にはけっこうな反応が出ています。

魚はいますね。

バタバタッと次女が釣り上げたのは、

15cm以上ある立派なカタクチイワシでした。

ぐっちゃん、このカタクチイワシを1尾もらって泳がせを開始。

次女は順調にイワシを釣り上げます。

近くに知り合いの漁師さんが浮いていて、

「イワシばっかりでアジがいない」

と言っていました。

 

10尾ほどカタクチイワシを釣った次女、

突然、

「もう十分、満足した」

「???」

釣りだしたらめったなことでは止めるなどと言わない次女、

珍しい反応です。

ぐっちゃん、次女からタックルを受け取って、

サビキを落としてみたら、かかったイワシに大物が食いついたようで、

超重たい引きがあった後に、サビキの道糸がブチンッと切れました。

何だったんだろう?

ちょっとやる気が出てきたぞ、と思って次女を見ると、

ぐったりしています。

ありゃりゃ、事前にアネロン飲ませたのに。

「船酔い?」

「うん、さっき一回吐いた」

なんと、ぐっちゃんが大物とやり取りしている最中に別のコマセを撒いていたようです。

満足した、という意味がようやく分かりました。

そうですよね、アジ場らしからぬ波で、

ボートが動いているうちは良かったのですが、

停めて釣りをしだすと酔うという、初心者あるあるです。

 

この日は大潮で潮位の関係から遅くても10:00には切り上げる予定でした。

それ以降だと潮が下がりすぎてボートを上げるのが難しくなるんです。

さらに昼頃から南風に変わり、海の荒れ方が酷くなる予報でした。

「帰ろう」

前回の10分よりは頑張りましたし、魚も釣りましたから、

まあ良しとしましょう。

 

港に向かうボートで、眉間にしわを寄せて頑張る次女の図です。

寝不足なのも追い打ちをかけましたね。

陸に上がったらさっさとランクルプラドの助手席に乗り込み、

シートを倒して寝る体制に入りました。

 

 

出航して少ししてから電源を入れたので、実際は1時間ちょっと浮いていました。

航行距離は3kmになっていますが、

実際は5kmくらいだったと思います。

まだ7:30になっていません。

ボートを引き上げ、道具を洗浄し、

次女の回復を待つため、寄り合い所でコーヒーをもらって飲んでも、

まだ9:00前です。

 

さすがにこの日は潮位の問題と風の問題で出航は無茶と皆さん考えたのか、

ゲレンデに来たのはぐっちゃんだけでした。

最悪アジ場なら、という思いがあったのですが、

それも厳しかったですね。

 

あまりにも早く終わってしまったので、このまま市原園に移動します。

保険にタナゴ釣りの道具を持ってきてよかった。

次女も市原園に着くころには回復しているでしょう。

 

というわけで市原園編に続くのですが、

長くなってしまうので別の記事とします。

次回は市原園編です。こうご期待???

ちなみに次女が釣ったカタクチイワシ、持ち帰って煮つけと炙りにしました。

予想以上に美味かったですよ。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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4 コメント

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Unknown (JBB280)
2023-10-02 09:34:12
お疲れ様でした。
正直娘さんよく一緒に来てくれましたねぇ~。
アジ場でも厳しいあの海で。
私も準備したのに夜の予報で完全に諦めましたよ~。
でも誘ってくれれば行ったのに!(笑)
返信する
JBB280さんへ (ぐっちゃん)
2023-10-02 13:38:15
JBB280さん、コメントありがとうございます。

本人は天気のことはわからないので、言われるがままについてきたのですが、まあ、おすすめできる海ではありませんでしたね。
少しでも海を体験させようと出航はしましたが、沖には行けずアジ場でも船は大揺れ、冷静に考えれば船酔いするよなーっていう海でした。
時間とともに予報が悪くなって初めからタナゴにしようか悩んだのですが、チャレンジしてみようということで…。それにしても誰も来ないとは…、皆さん冷静ですね(笑)
波を切って走っているうちはよかったんですけど、アジ場についてボートを止めたとたんにうねりと波にやられました。自分は全然大丈夫なので、娘が酔ったことに気付かず、傷口を広げてしまいました。
とはいえ、全行程わずか1時間ですから。
8時の時点でかなり潮が下がっていましたし、荒れてなくても9:00くらいまでが限界だったように思います。まあ、来なくて正解です。漁師も沖を諦めてアジ場で釣りしていましたから。
返信する
Unknown (五目漁師)
2023-10-02 21:14:15
ちょっと残念ですが、船酔いには勝てませんね。
折角ですから、もっといい日に出て楽しんで欲しかったです。
娘さんのことですからアジ釣りならきっとぐっちゃんといい勝負だったのではないでしょうか。
懲りずに、タナゴ釣りの用意もしつつチャンスを見計らってまたトライですね。
是が非でも海釣りを一度は楽しんで欲しいです。
返信する
五目漁師さんへ (ぐっちゃん)
2023-10-03 01:27:07
五目漁師さん、コメントありがとうございます。

おっしゃる通りで、もっと海況が良い日にタンデムしたかったですね。
次女は土日休みではありませんので、なかなか休みが合わず出航日を選べないのが残念なところです。
外房の海は「この日しかダメ」というような人には向きません。天気に合わせて出航日を選べるくらいじゃないといい日にはなかなかあたりません。
週末はほぼ釣りに使える僕でも、昨年はほとんど出れる日が無いほど荒れまくっていましたし。
これに懲りてもう乗ってくれないかもしれませんが、次回があれば内房にするとか海況優先で考えます。
アジ釣りは僕も素人なので、次女に負ける可能性大ですね。そもそも、彼女に釣りをさせるために、自分をかなり犠牲にする必要があるでしょうし。
それだけでなく、保険で行ったタナゴ釣りでも…、おっとネタバラシは止めておきますね。
返信する

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