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3月23日、24日の週末ですが、
23日は雨模様でやや強風と低気温、24日は穏やかな予報でした。
なぜか仲間たちは23日に挑戦した人が多かったのですが、
ぐっちゃんは24日に挑戦です。
この日は大潮で干潮が12:42。
10:00~15:00くらいは潮位が下がりボートが上げられない潮まわりです。
比較的長く静穏な海が続くと予測し、長時間釣行を決意しました。
深夜3:00出発、上の写真は幕張P.A.です。
前日が非常に寒い日だったので、
道中の外気温は0℃まで下がりました。
現地に着くと、久々にお会いしたNEOカワノさん、
前日進水式で、不完全燃焼のため連チャン参戦のBigさん、
エクスプローラーさん、ケンマリーンさん、プカプカさん、マーキュリーさん…。
穏やか予報の割には参戦者がやや少ないですね。
釣果が期待できないからかな?
日の出は5:38。出航は5:30ころで、
最初のポイントに着くころに日が昇りだしました。
まずは浅場でキャスティング。
2流し無反応で移動、ジギングポイントへ。
少し活性が上がっているかな、という反応。
ただし、この日は東から西に流れる逆潮でした。
この潮はあまり期待できない潮です。
風は弱い北風で、海はご覧のような穏やかさ。
我々の海域は北側に陸地があるので、北風にはけっこう強いんです。
ジギングポイントではいつもとちょっと趣向を変えて、
根回りから少し離れた周辺ポイントを中心に攻めてみました。
こんな反応も…。
潮流が逆なのでベイトが付く場所が変わっていたというのもその理由のひとつです。
3流し、4流しとポイントを変更しながらジグりますが、反応無し。
時刻早くも7:00。
この時間は東の海から巻き網漁船が帰ってくる時間です。
こんなごついペア船が3ペアも通過しました。
これはきっと、東の海はワラサが沸いていたんでしょう。
巻き網漁で海が荒らされて魚が餌を食わなくなっている可能性はありますが、
いるにはいるんでしょうね。
ここはまた大きく移動開始です。
東へ、北東へ…。
3週連続でかの有名根方面へ大遠征を決意しました。
途中実績ポイントで魚探反応を確認して、
魚探が騒げば少しジギングをする、というのを繰り返しながら東へ東へと進みます。
有名根付近には8:00少しすぎに着きました。
周辺で反応があるところを探りながら、8:30を待ちます。
待望の8:30を過ぎたころ、北寄りの風が急に強くなりました。
一気に海が荒れ始めます。
風は北から、潮流は黒潮本流が南から。
我々のホームポイントでは逆潮だったのですが、
かの有名根付近はいつもの方向です。
そして、大潮という事もあってかその潮流の速度が半端ないです。
なんと、7~8km/hで北東方面にボートが流されます。
2馬力だと太刀打ちできないようなスピードですね。
潮流はもっと早く、ボートの流される向きと反対側に150gのジグを投げても、
あっという間にボートの下を通り過ぎていく始末。
そして、30mほどしかないのに、なかなか底が取れません。
先週の穏やかだった有名根がウソのような激流っぷり。
その激流が根にぶち当たると、とても大きな白波が広範囲に立ちます。
いつも間にか北風が爆風になり、潮流と風と根がそれぞれに複雑に当たり合って、
有名根特有の巨大三角波&巨大うねり状態になっています。
少し離れた場所から見ていても、あそこは通過したくないなって状態でした。
うねりの下に入ると、陸地も水平線も全く見えなくなります。
我々のホームは凪なのに、かの有名根は2~3mのうねりで非常に危険な状態でした。
ひと流ししただけで、この有名根は今日は無理と判断し、
少し戻った前週に目を付けておいたポイントに移動しました。
ここの反応は、
こんな感じ。
やはりここでもボートは4~5km/hで流されますが、
根回りよりは水深があり、波は少し低めです。
底もギリギリ取れる感じ。
時間は9:00少し前。
底から数しゃくりしたところで、
「コンッ」
久々にアタリが出ました。
ゆっくり確実に力強くアワセを入れます。
グンッと重みが乗りました。
しかし引きません。
簡単にリールを巻くことができます。
魚の反応はありますが、どうにもパワー不足でドラグも一切出ません。
「あれー、青物じゃないのかな?根魚?鯛??」
そんな感じでした。
あと15mほどまで巻いた時、海中に光る魚影が見えました。
「あら、青物だ!しかもかなり大きそう」
そう、見えた魚影は明らかに青物でした。
次の瞬間、
「ジジジジジ――――――ッ」
いきなりドラグが鳴り始めました。
今まではどちらかというと食い上げ気味に泳いでいた魚が、
急に釣られたことに気が付いて底に向かって走り始めた感じです。
グンッ、グンッと青物特有の首振りも入りだしました。
ただ、過去に多く経験してきたヒラマサのそれではありません。
「こりゃ、ワラサかな~」
ラインを出されたり巻いたりして徐々に魚が上がってきました。
「お、重い…」
パワーが凄いというよりも、重量感を感じる引きでした。
リーダーに入ってからも2,3回抵抗して、ようやくネットインしたのは、
超メタボなブリでした。
久々の青物なので、自撮りをしようと思いました。
しかし、カメラが新しくなって不慣れなのと、
暴れるブリが尋常じゃなく重いので、
こんなんだったり、
こんなんだったりでまともな写真が撮れませんでした。
疲れたので、
クーラーボックスに乗せて撮影。
このクーラーの外寸は83cmです。
外寸より少し長いですから、おそらく85cmくらいはあったでしょう。
それ以上にこの太さ!
持ってみた感じは7kgくらいありそうでした。
デジタルスケールで計ってみようと、
こいつを取り出しましたが、電源が入らず。
電池切れかと思いましたが、自宅に帰って電池交換しても動きません。
なんと、たいして使ってもいないのに勝手にご臨終です。
トホホ…。
こんなことをやっている間にもボートは凄い勢いで流され、
あっという間に有名根の手前まで…。
風はますます強くなり、波も大きくなっています。
もう一度釣れたポイントに戻って再度ブリ狙いをしますが、
今度はジグで底が取れないほどの潮流に…。
そしてこのあたりまで海が荒れだしたところで退散を決めました。
もう少し頑張れば追加もあったのでしょうが、
我が家的にはこの1本で十分です。
一気にいつものエリアまで戻ってきました。
南風だと飛ばせませんが、北風なので波に同調する感じでそこそこ飛ばせます。
もちろん、飛ばしすぎはむしろ向かい風より危険ですけどね。
この時点で移動距離は50km。
この日は12リットルのスペアタンクを使っていましたが、
ここでほとんど空になり、メインタンクに変更しました。
時間は既に10:00を大きく過ぎており、スロープが使用不可能な時間になっています。
これからはだらだらした時間の始まりでした。
こんな反応が出たりして、
ジギングポイントも西のエリアもそれなりにベイト反応はありますが、
青物はお留守のようです。
結局、海が穏やかなのをいいことに14:00まで海上で粘りました。
時にはシートで横になってぼーっとしたり…。
まあ、クーラーにはメタボブリが入っていますから余裕です。
移動距離は70kmオーバー、
時間にして8時間30分以上海上にいました。
平均速度が8km/h超えは、いかに移動時間が多かったのかと、
海上でボートが流される速度が速かったことを示していますね。
最後は南風に変わったので、
波に後ろから押されて帰る際の最高速度は43.9km/hと過去最高を記録しました。
さすがに疲れたので、帰り道のコンビニ駐車場で少し休憩。
セブンイレブンさん、ごめんなさい。
持ち帰ったブリをまな板に乗せたところ。
このくらいがシンクで処理できるMaxですね。
これ以上は庭か風呂場行きです(笑)
本日いただいた、
刺身に、
カマ焼き(食べかけ)、サイズ感がわかりやすいようにワサビのチューブを乗せてみました。
もう、全身ブリトロですって!
メチャクチャ柔らかくて、背側の身まで脂ノリノリ。
今まで食べたブリの中で一番だったと思います。
でも、脂多すぎて大量には食べられませんね。
そうそう、壊れたデジタルスケール、代替品を速攻でポチしました。
プロックスが壊れたのでダイワ製へ。
とは言え、基本構造がそっくりなので、同じ企業がOEM生産しているのかもしれませんね。
ダイワ(DAIWA) デジタルスケール 25kg スケール 936385 | |
さて、今回は本命ではありませんでしたが、
何とか青物の姿を見ることができました。
しかし、
毎回こんな遠征は体力とガソリンが持ちませんから、
早く我々のホームでもガンガン釣れるようになってほしいと願うばかりです。
これからどんどん良くなっていくでしょうから、
チャンスを逃さずしっかりキャッチしたいですね。
それではまた おやすみなさい
超メタボブリおめでとうございます!
写真だけでメタボっぷりが伝わってきます。
このサイズのブリかまの塩焼きとか食べてみたいです。
ホームにも入ってきてくれることを祈って。
マグロのような体型してますね?
でもまだまだ海域はるか彼方なので今暫くはぐっちゃんのブログチェックのみかな?
なかなかのメタボですよね。
新艇での連荘外房、今回はトラブル?で浮けず残念でした。次回以降に貯金を返してもらいましょう。
このカマの塩焼き、身がボロッと崩れるほど柔らかくて、半分液体のような脂の多さでした。
今の時期だけですからね、堪能したいと思います。
この体高はすごいでしょ。左右の厚みもすごくて、本当に「真ん丸」でした。
この日は遊漁船もワラサフィーバーだったようです。自分のエリアに魚がいなければ、いるところまで行って釣る、というパターンもありですが、移動には時間もかかるし外したショックは大きいですし、海況が悪ければそもそも行けません。
できれば我々のエリアに移動してきてほしいですね。
今後もご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
かの地までの競演、お疲れ様でした。
この日は我々ミニボートにはかなり厳しい海況でしたね。
潮周りと風をよく読まないと危険という事がわかりました。
無理しない程度にこれからも頑張りましょう。
こちらこそ、よろしくお願いします。
本当にまるまるですね。
美味しそうです。
私も最近マダイ狙いのスロージグイングはやりますがまだジグでは掛けたことがありません。
久し振りにこんなやつを掛けてみたいです。
これだけタフコンの中で嬉しい1本ですね。
ポイント開拓実ったり!
本当に久しぶりに強い引きを味わいました。
実物は写真以上に太く感じましたよ。まさにずっしり重い、という表現がピッタリでした。この時期だけはブリもヒラマサと同じくらい嬉しいです。
僕は真鯛を何度かジグでかけていますが、狙って釣れるとは思えないんですよね。そもそもスロージギング苦手ですし。青物もスロージギングでしか釣れない時もあるので、釣りの幅を広げるためにも習得しようとは思うのですが、切れの良いハイピッチなしゃくりしか釣れる気がしないんです。
ジグに食ってくる真鯛はたいていビッグサイズですから、記録更新狙いなら確率低くてもジギングかもしれませんね。
我々のようなそこそこ機動力があるボートなら、手っ取り早いのは釣れるところまで行ってしまう事です。
そんな感じで獲った嬉しい一本でした。
ただ、海況変化に気を使いますし、遠征無しで釣れるならそっちの方がいいんですけどね(笑)