←ポチッとお願いします
にほんブログ村
3月17日の日曜日、外房に行ってきました。
先週に続き、昼までは穏やか、昼からは南風予報。
潮周りは問題なし、いつでもボートを出し入れできる潮でした。
天気が良いのと、そろそろ上向き季節という期待感で、
この日はトレーラブルボートが大集結。
NEOタダノさんをはじめNEO390が3艘、NEO450が1艘、
ホープボート2艘、ケンマリーン1艘、
Gakuさんのトンボーイにsaiさんのハンマーヘッド。
ケンマリーンさんがカートップですが、後は全てトレーラブルです。
うーん、本当にトレーラブルが増えましたね~。
自分もそうなので人のことは言えませんが、ゴムボートが減ったのは寂しい限りです。
ちょっと遅れてしまい、出航時間は日の出から10分後。
すっかり明るくなってしまっていました。
早速ジギングポイントでこんな反応を見つけてジギング開始。
3流しほどしましたが、潮の流れが緩くて釣れる気がしません。
風はそこそこ吹いていますが、徐々に弱まってきていました。
ここは早々に移動が正解と判断。
この日は釣れる場所まで行ってやろうと心に決めていました。
遊漁船はこのところコンスタントに大型ヒラマサを上げています。
我々のエリアはほとんど青物の釣果を聞きません。
ならば、釣れるエリアまで行ってしまえばいい。
単純ですが最も効果的な選択です。
問題は気候と海況ですが、この日は昼までは穏やかな予報。
先週かなりのところまで行ったのも自信になっていました。
「よし、行こう!!かの海域、あの有名根まで!」
その有名根はルアー遊漁船は8:30からしか入れません。
ぐっちゃんは遊漁船ではなくマイボートなので別に順守する必要もないのですが、
大人の対応という事で8:30まで周辺をチェックすることにしました。
以前Ken君とかの海域まで行ったときは、時速30㎞/hで巡航して40分近くかかりました。
早めに移動したので、周辺に着いたのは8:00少し前。
大きな2つの根に囲まれた、少し水深のあるエリアです。
こんな大型船が頻繁に通ります。
周りを見渡すと、
ジギング船が少し深めの海域でジギングをやっています。
魚探反応は、
ポツポツという感じ。
けっこうこういう反応で釣れるんですよね。
頑張ってみましたが魚からの反応は無し。
そうこうしているうちに8:30を過ぎました。
ここはかの有名根でタコ粘り作戦を敢行しましょう。
ついに来ました、久々の有名根!
半径が1km近くある巨大な根です。
反応は、
上々です。
少し沖を、
先週も遭遇した大型船が通ります。
しばらく頑張っているうちに無風になって、
この有名根がここまでベタベタになるのは本当に珍しいと思います。
上にも下にも反応あり。
もう何本釣れても不思議じゃない!
でも、
釣れません。
反応はあるのに、アタリは皆無。
周辺には、超有名ジギング船をはじめ数隻のジギング船が出入りして根回りを攻めています。
一艘、餌釣り船もいました。
漁船も何艘か行き来していましたよ。
11:00を過ぎ、遊漁船は午前の部が終了したのか順に釣りを止め、
それぞれの母港に向かって帰っていきました。
有名根に一人ぼっちの独占状態。
そして、
鳥が集まりだし、
鳥山が形成され、
あたり一面鳥だらけに…。
でも、
釣れません。
本当にどうしちゃったの?という感じで、魚からの反応だけがありません。
ついに南風が吹き始めました。
12:00、ストップフィッシング。
海が荒れる前に帰航しなければ!
でも、ここはかの有名根。
出航地まで全速で行っても40分かかる、
20キロ近く離れた沖の海上です。
最初の20分くらいは30km/h以上で順調に進めましたが、
その後急に南風が強くなり、一気に海が荒れ始めました。
半分を過ぎたあたりから、20km/h以上の速度が出せる状態ではなくなりました。
さらに残り5kmくらいからは全身ずぶ濡れになりながら15km/hほどでゆっくり進みます。
既に我々の海域に戻ってきているのですが、仲間たちは誰も残っていません。
ようやく出航地にもう少しというところで、
やはり徐行して進むボート2艘に追いつきましたが、
ほぼ最終帰航となってしまいました。
13:00少し前に帰航しました。
もう少し粘っていたらと思うとぞっとする遠征でした。
南風に変わるのは予報通りだったのですが、
その後の海況変化が想像以上に早かったです。
これがこの日の移動ログ。
ほぼ、かの有名根までの往復だけの移動距離なので、
先週に比べると若干距離が短めです。
船外機を止めていた時間もけっこうあったので、
燃料消費は半分強、13、4リットルといったところでしょう。
この日かの有名根に来ていた遊漁船のブログを確認しましたが、
「反応あり、鳥山あり、でも不発!」
というような内容ばかりでした。
実際、かなりのジギング船が来ましたが、
ヒラマサとやり取りをしているような様子は一切見ませんでしたし、
多くのジギング船が早々にこの根を離れて行ったりしたので、
相当苦戦しているんだろうなと思っていましたが、
その通りでしたね。
この日も釣果はありませんでしたが、
かの海域までの遠征がかなり身近なものになったと感じます。
ここ数年のヒラマサ低迷は、移動距離でカバーする形になるかもですね。
次回以降に可能性を残す釣行になったと信じましょう。
それではまた おやすみなさい
これから春マサシーズンのご活躍を^^/
ランキングも今がチャンス!
鳥山は確かにすごかったのですが、鳥の下に魚がいたかどうかは?でした。ボイルの類は見られませんでしたし。
一見良さげな海況で釣れなかった原因は、水温低下と潮流が弱かった事でしょうか。
遊漁船が爆釣で自分だけが釣れなかったのなら悲しいですが、遊漁船で何十人が頑張ってボウズなら、1艇1人の自分が釣れなくても言い訳にはなりますよね。
春シーズン、もうすぐだと思います。
とにかく通うしかないですね。
私も1回だけそこまで行ったことありますが平日だったこともあり
いまいちポイントが絞れず、なんとなく探し回った印象です。
でも行ってしまえばそこまで遠くないので、またチャレンジしたいと思います。
BS16ならなんてことない距離ですよね。僕も先週今週で以外に距離は無いなと感じています。しかし、実際に距離よりも問題は波です。潮が根にぶつかってできる三角波が、とても大きくなることがあって、かの根は凪の時しか行かない方がいいと思っています。
一方で遊漁船が好釣果を報告してくるときは大抵荒れ気味の日なんですよ。荒れ気味の日は行くのにかかる時間が倍とか3倍になりますし、そもそも危険です。我々の海域は大した波でなくても、かの根は大抵波がけっこうありますから。
サイズが大きい根だけにポイント絞りは難しいですが、狙う水深を決めて潮流に合わせてその水深を維持できるような流し方をすればいいのではと思います。かの根は自分が流されたと思うるラインと実際に流れたラインがかなり乖離があるんです。プロッターと等深線は必須ですが、何度か通えばポイントははっきりするだろうと思います。ピークシーズンになると広い根のどこで出ても不思議じゃないのではとも思いますけど。