進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

田辺漁港でアジング (次女のリクエスト)

2024年10月05日 | アジング/メバリング

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前回の記事に書いたアドベンチャーワールドの帰り道、

次女のリクエストで釣りに行きました。

最初に海の釣り堀に向かったのですが、

さすがに16:00は閉店の時間でした。

仕方ないので、自然の海で釣りをしましょう。

実はロッドは邪魔かなと思って車から降ろしていたのですが、

次女のリクエストで再び積み込んできたんです。

 

向かったのはアドベンチャーワールドの近くで最も大きな港である、

田辺漁港です。

タックルはアジングロッド2本、

共に道糸はPE0.3号、リーダーはフロロカーボンの1号です。

実はエギング用に買ったタモ網が車に乗っていたのですが、

釣れるのはせいぜいアジくらいだろうと、

ロッドだけを持って釣りを開始しました。

というか、タモ網を車に乗せていることを忘れていました。

 

時刻はすでに17:00近くになっています。

残り時間は1時間くらいしかないでしょう。

 

次女の偉いところは、タックルさえ渡してしまえば自分でどんどんポイントを開拓することです。

今回はジグヘッドにワームの組み合わせですが、

ワームがかじられて切れたりしない限り、勝手に釣りをしています。

 

はじめはアタリも無く、餌釣りをしている先客もゴンズイくらいしか釣れなくて、

さすがに初場所で釣果は難しいかな、と思いました。

だんだん日が傾いて夕まづめと言える時間になってくると、

コツンッ、とアタリが出るようになります。

ただ、ワームがスパッと切られて帰ってきたりして、

「フグかな?」

という感じでした。

次女も同じくワームがボロボロになったそうで、交換しました。

ぐっちゃんがライントラブルで苦戦していると、

「つ、釣れた―!」

次女のロッドが大きく曲がり、細長い魚を抜き上げたところでした。

 

最初はカマスかと思ったのですが、

なんと立派なサヨリでした。

40㎝近くありそうです。

このサイズだと歯がかなり鋭くて、

なるほど、ワームを食いちぎったのはこいつだったようですね。

フグやカマスではなかったようです。

ご満悦の次女。

「持って帰って捌いて食べる!」

というので、生かしバケツにキープ。

ぐっちゃんもサヨリなら面白そうとチャレンジしたのですが、

アタリ数回あったもののなかなか乗らず。

 

日が沈みかけて常夜灯が点灯したころ、

「また釣れた―!」

でも、今度はアジでした。

サヨリとアジの2目をゲットです。

 

ぐっちゃんも負けてはいられません。

もう5回ほどアタリがあって、まだ乗せられていません。

そんな時に、

「ググンッ」

といいアタリ!

ガツンと合わせてようやく乗りました。

経験上、この引きはアジですね。

水面まで上げて、一気に抜き上げ…、

「ポッチャーン」 

「・・・・・・」

なんと、抜き上げ時に口切れしてバラシ…。

 

もう、なりふり構ってはいられません。

サヨリでもアジでもいいから釣れて欲しい!

気合の一投!もアタリは出ずに、ワームが水面まで上がってきたときに、

大きな魚がワームを追って上がってきたのが見えました。

残念ながらバイトまで持ち込めずにワームを回収。

ただ、魚は未練がましくその場に残っています。

チョン、と魚の横にワームをチョイ投げ。

すると、

「バクンッ!」

と食ってくれました。

と同時に、激しいファイトが始まりました。

魚が水面で左右に泳ぐので、すぐにその魚の正体がわかりました。

「チヌ!」

そう、陸っぱりの憧れの魚、クロダイでした。

何気にルアーでチヌをかけたのは初めてです。

しかもかなりでかい!

 

上の写真を見てもわかるように、水面までは足場から2mほどあります。

すいぶん上から見ているのですが、そのチヌはかなり立派に感じました。

これも経験上ですが、おそらく40cmはあったでしょう。

PE0.3号にリーダー1号、それでも何とか寄せることに成功し、

口を水面から出して、ランディングするだけの形に。

でも、タモ網は手元にありません。

車の中です。

というか、この時点では車に乗っているかどうかはっきりとした記憶もありませんでした。

しかも車からはかなり離れたポイント。

次女も近くにはいません。

しかたありません。抜き上げましょう。

ロッドでブリ上げはどう考えても無理なので、

道糸を手で持って、糸を手繰り寄せて足元に運ぶ作戦です。

しかし、魚が堤防の高さくらいまで上がった時に、

「ブチンッ」

重さに耐えきれず、1号のリーダーが切れました。

リーダーに傷が入っていたかもしれません。

痛恨のバラシ。

リーダーが切れた音は、ぐっちゃんの心が折れた音でもあります( ;∀;)

大声で次女を呼んで、車の中を確認してもらえば良かったか?

でも、あのサイズのチヌを長時間水面にキープするのもけっこう大変。

まあ、最初にタモ網を持って釣りを始めなかったぐっちゃんのミスですね。

徐々に暗くなるとともにアタリも遠のき、

ストップフィッシングとしました。

 

田辺市は南紀では大きな街ですが、とは言え外食できる店は多いとは言えず、

なんとかガストを見つけて夕食を食べ、150kmの道のりを帰りました。

 

 

持ち帰ったサヨリとアジは、調理師の腕を振るって次女が処理。

 

見事に塩焼きとなりました。

サヨリの頭が無いのは、御頭付きではグリルに入りきらなかったからです。

 

アジは安定の美味さ、

サヨリは脂ノリノリで、バター焼きのような味がしましたよ。

次女も自分の釣った魚を美味しく食べられて満足気。

ここにぐっちゃんのチヌがあったら、食べきれなかったでしょうね(笑)

 

というわけで、相変わらずの釣りガールぶりを発揮した次女に海でも完敗(´;ω;`)

まあ、ちょっとだけ魚をもらって食べれたからいいか( ´∀` )

 

次女は、友達と大阪で落ち合ってUSJに行くと言って翌朝早く出かけていきました。

2日間ずっと一緒に遊んでいたので、

いなくなるとロス感が襲ってきてちょっとほんのりとしましたね。

家族が初めて奈良にやってきたという、記念すべき連休でした(笑)

 

今回は夕まづめの田辺漁港はけっこう熱いよ、という話でした。

それではまた おやすみなさい

 

追記:五目漁師さんからご指摘があり、次女が釣った細長い魚は、  

   サヨリではなくダツであるということがわかりました。

   でも、脂が乗って美味しかったですよ(笑)

 

 

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2 コメント

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Unknown (五目漁師)
2024-10-06 14:20:45
お久しぶりです。
娘さん、来られたんですね。
ぐっちゃんが案内される奈良見物ではなかったのが残念ですが、釣りも行きましたし良かったですね。
ぐっちゃんが奈良に移られてから釣りにも行けず釣りガールとしては相当寂しかったのではないでしょうか。

ところで、この細い魚はサヨリではなくダツではないでしょうか?
写真で見る限り指を入れれば痛そうな歯が並んでいます。

次は、しっかりタモを持参して娘さんと大物を狙って下さい。
返信する
五目漁師さんへ (ぐっちゃん)
2024-10-06 19:50:34
五目漁師さん、コメントありがとうございます。
 
あ、ホントだ。上あごが下あごと同じくらい長くて、鋭い歯がある(だからワームがボロボロになる)から、これはダツですね。
ダツが漁港内で釣れるとは思っていなかったので、すっかりサヨリだと思っていました。
 
次女は僕が奈良に来てしまったので、ワカサギやトラウトや釣り掘りにも行けなくなって、ちょっと釣りに飢えていたようです。車から降ろしていた竿を積み込めと言うくらいですし。
 
この年になってホームシックも何もないと思っていたのですが、次女が来て一緒に遊ぶと、帰ってしまった後は寂しく感じます。それにしても、奥さんよりも先に次女が来るとは思いませんでした。
奥さんはこゆきの世話という大仕事があるので、来いと言っても来そうにないですけど(笑)
返信する

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