進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

さようなら初代Gucchan号!

2016年09月03日 | マイボート

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ゴムマサ…「ゴムボートでヒラマサ」の略です。

おそらく、ぐっちゃんとその仲間たちが使い始め、

このブログ経由で認知された造語です(え?そんな言葉知らない??)

 

ぐっちゃんは2012年3月のジャパンフィッシングショーで

ジョイクラフトブースでJEX325スタイルと6馬力船外機のセットを契約、

2012年5月の納艇から4年4ヶ月に渡って、

ゴムボート釣りにいそしんでまいりました。

 

最初は内房のキスや外房のアジ釣りで始めたゴムボート釣りは、

ふとしたきっかけでヒラマサがゴムボートからでも狙えることを知ったために、

その後は一気にキャスティング&ジギングでのヒラマサ釣りに傾注します。

そして2016年7月、2代目となるFRPトレーラブル艇である

NEO-Gucchan号の購入と進水により、初代Gucchan号はその役割を終えました。

2012年5月13日の進水式から、

2012年 21回

2013年 23回

2014年 29回

2015年 29回

2016年 16回

ざっくりと確認しただけなので、漏れ抜けがあるかもしれませんが、

合計118回の出航帰航を無事に済ませました。

もちろん仲間のボートに乗せていただいたり、陸っぱりもやりましたので、

釣行数はもっと多いですけどね。

 

次回の定期船検まで2年近く残っているので、

しばらくはゴムボートも保有して併用を、と考えましたが、

トレーラブルボートとゴムボートは持ち込む荷物が全然違うため、

使い分ける=荷物を完全に積み替える、という必要があります。

HONDEXの魚探をNEOのコンソールボックスに埋め込んでしまったため、

ゴムボートで使おうと思ったら、大変な思いをしてNEOから外さなければなりません。

そして進水式と前回8月27日の釣行で、NEOでの釣りにある程度の目途が立ちました。

もちろん、Gucchan号でできてNEO-Gucchan号ではできないこともたくさんあります。

Gucchan号(ゴムボート)の最大のメリットは、

「どこでも出せる」

ということ。

トレーラブルに比べると出航できるゲレンデは格段に多く、

さまざまな漁場にチャレンジできます。

でも、ぐっちゃんには可搬型ボートを持った仲間がけっこういるので、

お願いすれば同乗させてもらうこともできるでしょう。

一方、ゴムボートの最大の欠点である「準備と片付けが超たいへん!」という、

体力的に厳しい条件をクリアし続けることができるのはあと何年でしょう?

機動力を犠牲にして、2馬力専用艇など軽量なゴムボートにダウンサイジングされる方も見えます。

しかし、ぐっちゃんのホームグランドと釣法は高馬力艇が必須です。

ゴムボート(→カートップボート)→トレーラブルボートという順番でボートを買い替え、

体力が低下しても高馬力艇を維持することになりますよね。

究極はマリーナ係留での大型船でしょうが、

この場合は希望する漁場に行けない可能性が高くなります。

トレーラブルボートはゴムボートに比べ格段に準備と片付けの手間がかからず、

重い物を体力任せに運ぶ必要もないため、

これに替えることによってマイボート釣りの寿命が延びると思います。

 

このような背景があって、正直もうゴムボートは乗らないかも…、と思っていました。

そんなタイミングで、

「Gucchan号を譲ってほしい」

というアプローチをいただきました。

使われずに物置の肥やしになるくらいなら、

使ってくれる人の下で第二の人生(船生)を歩んでほしいと思いました。

トレーラブルボートもそれなりに専用の道具類がありますので、

比較的大きな専用物置とはいえ、手狭ですべてを入れることができず、

クーラーやドカットは外に出されて保管されていたこともあり、

ここで一区切りにしよう、と決断したわけです。

 

 

ちょっと感傷に浸りながら、初代Gucchan号の画像をアップさせてもらいます。

2015年5月吉日、我が家にJEX325スタイルが納艇されました。

左奥はゴムボート用に自作した木造の物置です。

納艇までに作成しておいたイレクター骨組みの艤装。

フロントドーリーにはアルミハウスカー。

バックは今は無き、当時住んでいた家です。

今は取り壊されてアパートになっているんですよ。時の流れを感じます。

 

2012年5月13日進水式。

次女を連れて館山湾に浮かびました。

最初の魚は次女が釣ったキス。この日はキスとカワハギが釣れました。

 

2013年7月、珍しく浮かんでいる姿を撮ってもらった写真です。

 

2013年12月の艤装写真です。

この形状は2015年10月にBMO艤装を導入するまで不変でした。

 

今までの最大サイズのヒラマサをゲットした時の写真です。

2014年6月15日。103cm、11kgは強烈なパワーでした。

 

ここまでは6馬力船外機で頑張ってきましたが、

ポイント移動の時間を短縮する必要性を強く感じていたのもこのころです。

 

2014年8月、9.8馬力船外機にグレードアップしました。

これにより飛躍的にスピードアップし、条件が揃えば30km/hで滑走できました。

ただし、JEXには9.8馬力はややオーバーパワー気味で、

波を乗り越えるときに激しく跳ねたりして、

いろいろな艤装が壊れたり、海に飛んで行って帰らなくなったりしました。

 

2014年はヒラマサのアタリ年で、29回の出航で30本以上釣りました。

写真は12月末、防寒着を着込んでトップで獲りました。

小さいですが2014年締めの1本です。 

 

2015年2月、かなり早めに初回の中間検査を受けました。

初代Gucchan号は東京の店舗が予備船検や最初の船検を取得しているため、

登録は千葉県船橋市ですが、取り扱いは東京支部でした。

 

2015年10月、3年半に渡り何度も作り直して使ってきたイレクター艤装に別れを告げ、

この年新発売されたBMOの極みシリーズに一気に変更しました。

この極みシリーズは非常に優れた艤装Goodsで、コンパクトかつ見かけ以上に剛性が高く、

9.8馬力のパワーでもジョイントをしっかり締めていれば安心して航行できます。

ここまで揃えると、値段もそれなりにお高いですが…(笑)

ちなみに、ジョイントが締まっていなくて進行中に外れてロッドを奉納という、

おバカとしか言えないミスを経験していますので、慢心は禁物です。

 

BMO艤装の状態で魚を釣り上げた貴重な写真です。

2015年12月に撮影してもらいました。

 

2016年5月、最も直近の写真です。

自分の中では艤装もこれが最終形で最も優れたバージョンだと思っています。

ちなみに写真は1人バージョンで、2人の場合はロッドスタンドがもう1セット加わります。

 

 

9月2日の夜、

引き渡しを翌日に控え、ひっそりその時を待つ初代Gucchan号グッズ。

そして9月3日土曜日、

ボート、船外機、4輪化したファクトリーゼロのマルチドーリー、

BMO艤装の数々、そして法廷備品など一式全て、

ハイエースの荷台をいっぱいに埋めて、引き取られて行きました。

 

わかりづらいと思いますが、ゴムボートグッズが無くなった物置はけっこうスカスカになりました。

 

初代Gucchan号、これからはもっと多彩な釣りを演出するボートとして、

新オーナーのパートナーになってくれることでしょう。

幸い身近な方に嫁いで行くことになりましたので、

船名は変わるでしょうが初代Gucchan号の雄姿はこれからも見ることができるはずです。

 

 

ついでと言っては何ですが、NEO-Gucchan号の艤装をひとつ。

これはNEO-Gucchan号の後部座席。

もちろんFRPで、座りやすい形状になっていますが、当然固いんです。

そこでこれを用意しています。

これは自動車の腰に当てるクッションで、

腰が痛くならないようにゴムボート時代からゲスト用に使っているものです。

しかし、前回の釣行でI君が船釣り用のクッションを持ち込みまして、

これがけっこういい感じだったので、

NEOの後部座席にぴったり合うサイズで探してみました。

その結果、

横幅がシマノのクーラー用防水クッションがピッタリだとわかり注文。

 

もちろん左右揃えましたよ。

見た目はベリーグッドなのですが、思ったより薄くて固めかな?

まあ、僕が座るわけじゃないので見かけが良ければヨシとします(爆)

 

 

で、話は戻りますが、

初代Gucchan号、今までありがとう!

あなたによってぐっちゃんはオフショアフィッシングの楽しさを憶えました。

ますます活躍されることを祈っています。

ひとつだけお願い。

11kgを超えるヒラマサは釣らない(釣らせない)でくださいね(爆)

それでは、また房総の海で会いましょう!

 

ぼちぼち外房秋シーズンへのカウントダウンが始まります。

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (26)
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