静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

エンジン整備実習

2016年09月14日 14時16分20秒 | 実習

機関実習棟にある600馬力の主機関ディーゼルエンジンの保守をしました。
エンジンの業者に来てもらい、ピストンを外してのメンテナンスです。
航海専攻科の生徒も参加です。

実習棟の主機関エンジンの構造は、クルマのディーゼルエンジンと基本的には同じです。
しかし、大きさが全然違うので、ピストンを外すのも簡単に行きません。
大きい船だと、シリンダーに人が入ってメンテするサイズだとか。馬鹿でかいです。
作業は、エンジン上部から部品を外していきます。
まずは給排気バルブを外します。

そして...
じゃーん!
大きなピストンが出現です。

要所、要所で教務の先生や、業者の方が生徒に説明です。
生徒も、実際にピストンリングの洗浄などを行いました。

実際にエンジンの現物を扱うことで、いつもの授業より積極的に取り組む生徒も見られました。
機械好きの人には、楽しい実習です。

【主機関と補機】
船舶の大きさに比例して、機械類も大型になります。
機関についても、エンジン本体が主機関(メインエンジン)で、主機関を動かすための機器を補機を呼びます。過給器(ターボチャージャー)や燃料ポンプなどがあります。
また、補助機関と言うと、発電機のことを指します。

実習棟の発電機は主機関と独立してありますが、エンジンによっては主機関の動力で発電するものもあります。

コメント
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